参考文献:UFO同乗記 アダムスキー著 角川文庫

アダムスキー型円盤


図に示すように洗練された機能美がある。 アダムスキー型円盤について各部の寸法から見積もりをしてみた。
直径を100とすると各部の寸法は
全高:40
客室直径:40
上部展望レンズ:9.8
磁気柱:2.2
球形コンデンサー直径:10.5
中心から球形コンデンサーまでの距離:28   
コア直径:37
コア穴直径:14
中心から球形コンデンサー中心までの距離を計算してみると
  100
=───
 2√3  
となっている。またコア穴直径も10√2というような意味ありげな寸法である。
球形コンデンサーは3つあり、各120度の角度で配置されている。 客室高さを2.5mにすれば直径は15.5mである。各数値は推定値である。

各部の寸法 比率 推定実寸
チタン酸バリウムディスク直径 100 15.5m
全高 40 6.2m
客室直径 40 6.2m
客室高さ 16 2.5m
丸屋根 9.8 1.5m
磁気柱径(冷却パイプ) 2.2 0.34m
球形コンデンサー直径 10.5 1.6m
中心から球形コンデンサーまでの距離 28 4.3m
中心から球形コンデンサー中心までの距離 100/2√3 4.5m
球形コンデンサー配置 120°
球型コンデンサー中央間の円周 181 28.1m
鉛直磁場コイル直径 42 6.5m
鉛直磁場コイル電流 5200A
鉛直磁場 1000Oe
高周波フェライトコア直径 37 5.7m
高周波フェライトコア穴径 10√2 2.2m
高周波フェライトコアブロック質量 150トン
チタン酸バリウムディスク質量 500トン
駐機総重量 700トン
臨界周波数( ε =1210) 369.7kHz
最大周波数 10MHz
電荷容量(1相あたり) 40.87μF
作動電流(1相あたり) 4518A
作動電圧 415kV
推定馬力 441万馬力
腹足加速最大推力(接線方向) 2.78×108トン
最高速 49.7AU/秒
積載量(破れ補正範囲) 約70m3
連続航続時間(1回の補充) 約1時間
航続距離 1.42光年
燃費 16.5万km/円
1回の減価償却 100万円
耐久性 200年
材料代 400億円以上
量産価格 6000億円

図に示すように洗練された機能美がある。電源や制御装置は描かれていない。 手っ取り早く言うと電気で飛んでいるということだ。 全体がエンジンとなっていてムダなところはなく性能を追求した作りになっている。 構造的に可動部分がまったくないが、球形コンデンサーを動かすものもある。 下カバーは取り付けていないため球形コンデンサーが下から見える。 チタン酸バリウムディスクとフェライトコアも丸見えで、 防水さえも考慮していない。だから潜水したという目撃はない。 このモデルは雨天では飛ばさないと思われる。 まず、雲や霧が出ているとリスクが高まるので出没はしない。 戦闘タイプであれば保護のため下カバーは付けるのが普通だ。 まったくの丸腰と言って良い。だが、航空機やミサイルの近傍を高速で飛べば 強い電磁場のため航空機やミサイルは空中分解するだろう。 外装は金属が剥き出しのままだ。塗装もない。 機体は強い電磁場による補正場で保護されるので空気中の大気分子を寄せ付けず、 燃えることなく15km/s の高速で飛ぶことができる。 理想的な電磁装甲が標準仕様になっている。 基本的には母船に格納して運搬し、近距離用に使うものなので重装備ではない。 窓もあるので本格的な放射能防護はしていない。 これで3人程度しか乗らないというのだから相当贅沢な作りである。 目撃されてもいつも同じモデルのようだ。 耐久性が高いのでどこかの国の車のようにちょくちょく モデルチェンジはしないらしい。 なお、人体を吸い上げる装置は付いていない。

見積もり
ボディは鍛造一体成形軽量アルミ合金、 球形コンデンサーは耐熱があり腐食に強い白金・銀・アルミの軽量ガス冷却式、 ディスクは高誘電率チタン酸バリウム(BaTiO3)、 コアブロックは高透磁率高周波フェライト(MnFe2O4)、 鉛直磁場コイルはガス冷却式アルミパイプ巻き数96ターン、 磁気柱はパーマロイ?(ガス冷却パイプではないか?) というような高級素材が使われていて、すべて電子部品だ。
ざっと見積もりしてみるとチタン酸バリウムディスク500トン (4円/グラムとして粉末原料20億円/加工後200億円) 高周波フェライトコアブロックは150トン (5円/グラムとして粉末原料7.5億円/加工後75億円) これらを作るには巨大な金型と最低でも185万トンプレス機(押圧1t/cu)が必要だ。 均一な密度と誘電率でないと回転する電子束の 波速にむらができ、水平姿勢を保てない。 緻密なディスクを製造するには3t/cu必要だがこの大きさだと500万トン は必要で、今の地球の実力ではこのように巨大なプレス機は難しい。 地球で一番深い10000mの深海に沈めても1t/cuの圧力でしかない。 このアダムスキー型を使う宇宙人たちは500万トンプレス機を実現していると考えられる。 そして体育館程度の巨大な焼結炉があると見る。 セラミックの製作にはもともと金型が必要であり、100台くらいの 大量生産前提でないと資金(2兆円)を投入できない。 ざっと500万トンプレス機は5000億円、直径25m厚み10mの3万トン金型上下1セット で3000億円、焼結炉は500億円、上記の大物部品金型は2000億円、 機器類は10万点はあるので1000億円はかかる。準備だけで1兆円、 製作には同程度かかると見て偵察円盤開発だけで2兆円はかかってしまう。 難関はチタン酸バリウムディスクの製作で、このように大きい500トンもある 粉体プレスが難しい。歪んで割れないように何重にも外皮型を付ける必要がある。 水平精度も問題になり、撓んでいると水平に飛べない。 捻れて飛ぶことになり、銀河内のパルサーの検出ができず 現在位置が把握できなくなる。 機体の精度がそのまま軌跡になるので誤差が大きいと 常に姿勢の補正ばかりして計算が間に合わず速度が上げられない。 最低でも10万分の1の精度が要る。直径15.5mだと0.155mmの誤差に収める必要がある。 トロコイド曲線に乗っても一定の下方向への加速度が造れず、乗り心地が悪くなる。 重い金型を置いたとき基礎が悪いと傾いたり、変形して精度が落ちる。 製造工場は地盤調査から始める必要がある。 また、均一に焼結することも難しい、焼結炉の温度制御は25m×25m×10m 内1250±2℃ の精度は必要である。巨大な瀬戸物なので少しでもヒビが入ったら使えない。 もし内部が生焼けだったりしたら駆動したとき異常発熱して破損するだろう。 焼き上がりが悪いと変形してしまい後加工で切削することになり厄介だ。 1回の失敗で200億円の損失を招く。 投資リスクは非常に大きく、資金を投入したからといっても最初は実力がないので 失敗ばかりかもしれない。楽観的期待感でやるしかない。
宇宙は空気が無いので化石燃料を使った動力源は使えない。 ビッグバン電源もしくは電子−陽電子のフレーバー間振動電源 を使って原発2基分のパワー324万KWを10トン程度の重量で出している。 電子を陽電子に変換し、対消滅させて電子を減らすと電源には 補充の電子が流れ込み電流が取り出せる。 変換したエネルギーではないので出力無制限だ。 これを三相交流の高周波にして球形コンデンサーに供給して チタン酸バリウムディスクの対称性の破れをなくし質量をゼロにしている。 臨界周波数369.7kHzでディスク中の電荷速度は光速度(1C )になる。 もし1.5MHz(4C )で腹足加速すれば機体は1秒で光速度に到達し見えなくなる。 瞬間移動に見える。 最大周波数は10MHz(27C )くらいだろう。 発熱対策が随所にみられる。 構成としては一体成形鍛造ボディ、鉛直磁場コイル、球形コンデンサー、 磁気柱(冷却パイプ?)、電源や高周波三相交流駆動装置、操縦機器、 航法装置(64bit精度)、生命維持装置、通信機、レーダー、着陸足も付けなければならない。 この大きさでデッドコピーする(材料代)だけでも最低400億円に収まるかどうか。
葉巻型の母船はもっと大きいからこの10倍と見て 最初の1編隊:母船+偵察円盤5台で25兆円もつぎ込む必要がある。 これだけの資金が焦げ付くと厳しいが、 もし、地球以上の惑星が手に入れば、充分採算が合う。 汚染のない手つかずの惑星の価値をいくらと見積もるかだが、 1000兆ドル以上の価値があるのではないか。 ワシントンに出現したUFO 編隊がこの型だとすれば偵察円盤30台なので母船は6隻あり、 量産しても計6兆円はするだろう。それにしてもデモを行うために はるか遠くから1台700トンもある偵察円盤30台(計21,000トン)も 積んで来るとは驚きだ。宇宙人の暇つぶしのデモンストレーションとして 0.05%のGDP(2000年基準)を割り当てるならGDPは120兆ドルはあるらしい。地球の3倍だ。 おそらく地球よりも環境がよい複数の惑星を持っていて優雅に暮らしていると考えられる。 それに比べ、我々は氷河期に出現し、短い間氷期に進化しただけなので、 地球の環境は7段階評価で5くらいと厳しい状況にある。 今後、間氷期から氷河期に入ると生活できる地域が小さくなって しまうため条件の良い惑星を探して移住することになるだろう。 資源枯渇でGDPが小さくなってしまってから開発するのでは遅すぎる。 可動部分が無いため耐久性は200年もあって、 ロケットよりはるかに省資源でお金を掛ける価値がある。 電気で飛ぶので、それなりの電力が必要だが1回1時間の飛行の電気代は 25円/KWhとしても8100万円。これで1.42光年の距離を飛べる。 16.5万km/円という驚異的な燃費になる。 減価償却として本体価格6000億円としても計算上 1日10回の飛行で300日稼働/年、200年では60万回なので、 100万円/回という、使い捨てのロケットに比べて 大幅なコストダウンを実現している。 そうでなければ用事もないのにふらっとお小遣い程度で来ることはできない。 このアダムスキー型で飛んでくる宇宙人達はとてもお金持ちで贅沢である。 こんなに高価なものを使って、地球のくだらない騒ぎを見に来て、 いったい何のつもりだろう。 性能や信頼性・耐久性からするとお買い得なのだが。

【鉛直磁場コイル電流計算】
客室直径は6.2mなので、鉛直磁場コイル直径は6.5m。1000Oeだったら、
巻き数Nを100回とすると
       100×A
1000×80=───
       2×3.25
A=5200アンペアとなる。

【臨界周波数計算】
導体の球型コンデンサーを除いた中央間の電気的円周:23.31m、 チタン酸バリウム誘電率ε:1210、C:光速度(299792458m/s)として 円周と周波数を掛けたものが光速度になればよいので、
2πRf=(C×1/√1210)となる。
f=369.7KHz

【電荷容量(1相あたり)計算】
実験機のチタン酸バリウムディスクの電荷は1相あたり3750pF 存在する。 ディスクの面積は169.65cuから単位面積あたり66.31pF/cuである。 すべての電荷を制御下に置いたときの駆動電流は1相あたり48.2Aになる。 比例計算すると、面積184.89uであるからその1/3の面積では40.87μFである。

【作動電流(1相あたり)計算】
臨界周波数は369.7kHzであるから駆動電流は1相あたり4520Aになる。

【作動電圧計算】
電圧は圧電定数d(約200×10の-12乗m/V)に基づいた電圧を印加すればよいが、 動く大きさとして最低1分子分(格子定数 a=b=3.992Å, c=4.038Å) は必要で、 95%の面積に効果が出るとき実験機では440Vであった。 駆動電流として48.2Aではインピーダンス100Ω程度だから 完全な駆動にはこの10倍の4820Vという電圧が必要だ。 すなわちアダムスキー型円盤では球型コンデンサー中央間の円周は28.1mあり、 実験機は326.7mmなので、86倍はありその電圧は415000Vとなる。 電力として324万KWというパワーが必要となる。

【推力計算】
チタン酸バリウムディスク質量:500トン、 周期3回に1回腹足加速を実行する。
破れのある状態(通常の質量を持つ)はディスク質量の1/6に設定すると 動かす質量は500/6トン、最大周波数10MHzで駆動する。
500/6×1/3×10×106=2.78×108トン

【最高速】
陽子の質量縮退率は45.9倍、 中性子は36.78倍、平均として質量縮退率を40倍とする。 本体大きさ直径15.5m、 1回の腹足加速で移動する距離は40×15.5m、10MHzで駆動する。 1時間加速し続ける。 1天文単位(AU; Astoronomical Unit)= 1.4959×1011m。
40×15.5×10×106×60×60×1/3=7.44×1012m/s
7.44×1012m/s÷1.4959×1011=49.7AU/s
ちなみに1光年を21.2分で飛べる。
1秒で光速度まで到達するときの駆動周波数
299792458÷40÷15.5×3=1.45×106Hz

【燃費計算】
平均速度は最高速の半分になり3.72×1012m/s
1時間飛ぶと1.3392×1016mの距離になる。
電気代は81000000円だから
1円で飛べる距離は165333333m 16.5万km/円

【チタン酸バリウムディスクの水平工作精度】
一例として10秒間に10kHzとゆるく駆動する。目的地に対し誤差1kmとする。
速度は40×15.5×10×103×10×1/3=2.07×107m/s
平均速度は最高速の半分になり1.04×107m/s
10秒間飛ぶと1.04×108mの距離になる。ざっと10万km。
1kmの誤差に抑えたいとすると1.04×10-5
ダラダラ加速でもなんと10万分の1の精度が要る。 ディスクの厚みは2.38mなので水平工作精度として0.0238mmの誤差に収める必要がある。 焼結ムラ(誘電率ムラや焼結による収縮)も含めると厳しい数値だ。 温度が変われば誘電率も非線形に変化し、寸法も変化する。 それでも10秒間に1kmの誤差修正を当てることになるので、100回/秒も修正舵の計算が必要となる。 もし100分の1の精度しか出ていない粗製ディスクだと、 たった10秒間の加速でも目的地に対し1000kmの誤差が出てしまい使い物にならない。 修正舵の計算は10万回/秒も必要となり、何をしているのか訳が分からなくなる。 これではドリフトしたまま飛んでいると笑われてしまう。 素の特性として1億分の1の精度を出せれば1回/秒の修正舵で済む。 飛行するには周囲の星や隕石などの障害物の動きも計算して三次元地図との照合もしなければならない。 どんなに頑張ってもディスクの工作精度にバラツキが出てくるから、 それに合わせた修正舵プログラムや調整が必要になる。 この調整は全部組立てた後に飛ばして行う。 部品を買ってきて組み立てただけではまともに飛ばせない理由がここにある。 難易度が高い特別な工業製品である。 01/25/2015 追加


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