序論



現在のロケットは暫定的な乗り物で、打ち上げ花火の延長上のものである。 これに対し、宇宙人はすべて本論の原理に基づいた乗り物でやってきている。 円盤機関は高度な文明によって開発される宇宙普遍の技術と考えている。 広大な宇宙は円盤機関で行き来することが常識だろう。
交通機関の歴史として最初は徒歩だった。 そのままでは大きな荷物は運べないので車輪を使った荷車が作られた。 しかし、悪路では乗り心地が悪く、荷物も傷むといったことがあり、 振動改善と摩擦減少のためレールが考案された。 鉄の車輪にすると摩擦が小さく楽に引くことができる。 さらに牛馬を使って運搬量を大きくできた。 その後、動力として蒸気機関や内燃機関が発明され、交通機関として整備された。 さらに速度向上と燃料補給が不要な電気を使った電気機関車になったが、 車輪の摩擦と振動からは逃れられない。 そこで、超伝導を使って磁気浮上するリニヤモーターが使われ出した。 しかし、空気との摩擦が依然として残っている。 空気の無いところは化石燃料を使った動力では酸素がないので飛べない。 しかたなく酸素を積んだロケットが使われているが、 使い捨てであり、遅い上にコストが高く、交通機関として一般化していない。 本題の円盤機関であれば空気中でも高速(ex:15km/s)で飛ぶことができる。 円偏向の電磁場(補正場)よって大気の分子を寄せ付けず摩擦がない。 交通費の驚異的なコストダウンが可能で、最終的な交通機関であると考えている。
いくら系外惑星を見つけたところで行く手段がなければ絵に描いた餅だ。 恒星間飛行には放射能を防ぐ大型の母船と数台の偵察円盤が必要になる。 UFOの目撃情報や撮影された映像から色々な方式がある。 サール方式は機械部分があって耐久性に優れず、原理を解明するには不適当と考える。 グレイの円盤機関は進み過ぎていて難易度が高い。 かつて米国ではエリア51で捕捉したグレイとUFO が手元にあってもまったく理解できず、 難しくて真似もできなかった経緯がある。もし、理解できたなら米国製の空飛ぶ車が 世界中を席捲していただろう。 電場を掛けなくてもスピンを同一位相で コーヒレントに揃えたような物質を 造りだせない限り話にならない。触ると感電する物質だ。 情報量が多いのはアダムスキー方式で、円盤機関の基本原理を理解するのに適している。 本論ではアダムスキー方式を検証する。

地球温暖化
燃料としての地下資源はどれも使うと二酸化炭素が出てくるという問題があって、 地球環境は急激に悪化してしまうのか? 過去の南極氷床に含まれる大気を分析すると 地球の気候はミランコビッチ周期という地球の公転軌道の離心率の変化+ 地球の自転軸の傾きの変化+歳差運動と近日点前進の合成効果に 沿って変動することが解っていて、二酸化炭素はそれに連動してきた。 ところが、現在の二酸化炭素量は気温が高くなったから、増加したのではなく 先に二酸化炭素が放出されて増加している。 これは逆パターンであり、しかも過去の気候変動の100倍の速度で増加している。 近年の地球としての気候は約6000年前の縄文海進が間氷期のピークで最も暖かかった。 しかし、無限に気温上昇するわけではなく、 あるところで−6℃の急激な寒冷化に突入することを繰り返している。 強烈な温度安定の復元力があって戻ってしまうが、ほぼミランコビッチ周期に沿っている。 この寒冷化の速度は1000年で1℃の低下である。この寒冷化傾向は23,000年後まで続く。 地球人類の活動は二酸化炭素排出によって異常な温暖化をもたらし、 さらに加熱といえる程の気温変化を生んでいるという意見がある。
地球環境は温室効果なしだと255K(−18℃)という計算例がある。 金星は太陽からの平均距離0.72AUで地球の1.91倍の熱が来る。 大気の性質は二酸化炭素96.5%で92.1気圧、表面温度平均737 K(464℃)になっている。 地球の二酸化炭素は石灰岩に83%、石油や石炭が16%でそのほとんどを占め 大気中や海洋、陸上生物はごくわずかになっている。 全部大気に放出されると温室効果で金星みたいになるが 地球が受ける熱は1/1.91倍、面積比1.05だから255℃になる。
464/1.91×1.05=255
二酸化炭素全体の石油や石炭の占める割合は16%だから全部使い果たすと
255℃×0.16=40.8℃になる。
温室効果なしのとき地球温度は−18℃と言われており、 これを加えると22.8℃(+7.8℃)が最大ということになる。 一部では無制限に上昇するような論調があるが、そのようなことはない。 石油や石炭を8割使ったとしても 40.8×0.8=32.6℃で−18℃を加えると14.6℃になり 平均気温15℃に対しあまり変わらない。 計算してわかることは石油や石炭を8割以上使うと 影響が出て問題になるということだ。 その濃度は12.8%であり、その前の3%(30000ppm)なったところで人間は窒息死する。 温室効果以前の時点で人間は存在できない。 労働衛生上の許容濃度の0.5%(5000ppm)までは人体に大きな影響はない。 1億年前は現在の5倍の濃度(2000ppm)があった。 植物にもよるが光合成速度は最大になる。 最近のハウス栽培では光合成速度を高めるため高濃度の二酸化炭素(500〜2000ppm)を維持することが推奨されている。 収穫量は40-50%増加する。 現在、地下資源の石油や石炭は半分程度しか使っていない。 本来ならば二酸化炭素濃度が8%になるはずだが、吸収されて0.045%(450ppm)になっているだけだ。 したがって、吸収してくれる海洋汚染を防ぎ、森林保全に努めることしかない。 二酸化炭素を出すなというのは無理だが、これはやれない話ではない。 二酸化炭素温暖化論者は二酸化炭素の排出を減らせというのではなく、 海洋汚染を防ぎ、森林保全に努めるべきだ。 二酸化炭素の排出を減らしたところで、海洋を汚染して森林伐採を止めなければ 温暖化は止まるはずがない。 騒ぎすぎでハイブリッド車や電気自動車が増えてしまい、二酸化炭素を余計に排出してしまっている。 太陽電池や蓄電池を大量に製造して20年分の資源とエネルギーを食いつぶしている。 単なる金儲け集団に成り下がっている。 確かに南極氷床コアの調査データに現在の二酸化炭素濃度を適用すると 異常に高いということになるが、 そこに二酸化炭素の温室効果を持ってきた時点で、無理なこじつけでしかない。 二酸化炭素の温室効果は1%(10000ppm)以上にならないと効果が出ない。 実験で確かめても10%(100000ppm)くらいにならないと差が出ない。 逆に二酸化炭素の排出だけで氷河期を回避できるとは思えない。 氷河期を回避するには海流の循環を良くしなければならない。 パナマ運河を開削して海峡とし、ドレーク海峡をダムで 仕切って南極周回流を止める必要がある。 これができれば地球の環境は7段階評価で6から7のトップクラスにできる。 そうすれば日射量の変化を受けにくい安定した気候が続くようになる。 これができないと他の惑星へ移住しなければならない。 現在の温暖化は中世の温暖期と同様の可能性があると思っている。 その後に小氷期があり、これらの原因の究明が必要だろう。 これを避けていては説得力に乏しい。 今年の異常高温は2021年の後半から太陽黒点が多くなり、 その活動が高まって日射が強いこと、火山の大規模噴火が少ないことが原因と考えている。

人口増加問題
2022年に食料とGDPに限界が来ると予想されていて、 余裕0になったとたんに相場の変動や騒ぎが起こると思われたが、 すでに調整が始まっていて供給不足が起こっていない。 じわじわと価格が上がっていき、生存能力の低い国や地域から消滅していくため 供給不足というショックにはならない。 生活できなくなると叫ぶこともないため静かに崩壊していく。
すでに人口減少、貧困家庭の増加、大学へ行けない、就職できない、賃金が安い、 結婚できない、子供を産めない、育てられないといった現象が散見されるようになってきた。 すでに崩壊が始まっている。認識が甘く気が付いていない。 住むところがなくなったり、食料が調達できない人が、デモに参加したり、選挙に行くことはない。 地球の住人は人知れず静かに崩壊していく。 さらに約400年ごとの黒点の極小期と重なる恐れがある。 節約・省エネしたところで崩壊する時期は大差なく、解決できるのは科学技術だけだ。 すなわち宇宙人が持っているのと同じ本論の次世代技術を手に入れれば 他の宇宙人と同様に数万年にわたって繁栄する未来が期待できる。 いくら系外惑星を見つけたところで行く手段がなければどうにもならない。 地球人類に比べて宇宙人は地球よりも環境がよい 複数の惑星を持っていてお金持ちである。 たいした用事もないのにふらっとお小遣い程度で 地球のくだらない騒ぎを見に来ているのだ! この機会を逃したら人類は大量死する! 資源が無いので、立ち直ることは絶対に不可能だ。 再起はあり得ず、この機会は1回だけである。


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