破れ補正実験25




実験24の駆動回路は基本波に合わせた設計ではない。 1/4共鳴で駆動するための回路になっていて、一部変更したが基本波でも動作 するので使ってきたが、最適というわけではない。 駆動電圧を向上させるため実験25では基礎から駆動実験してみて 最適な回路を探る必要がある。 03/19/2017

目標

基本波で駆動する回路を基礎から検討して次の段階の変化を探る。

検討項目
  1. 基礎から駆動実験を始めるので、負荷コイルの巻き数から検討する。 周波数的にコア材は#77が最適なのでそのまま使う。 超電導もどきになって線形な電圧が出ないのは 核スピンに準じる応答体に電圧が食われていると考えていたが、 多量の破子によって駆動電圧が中和し、食われているとも考えることができる。 負荷としては単純ではなく実験して決める必要がある。 ディスクの電荷抜き取り電流を計算して回路に反映する。 ある程度の駆動電圧が向上したら破れ補正値を測定する。 そこから補正値が100%になる電圧の最終目標値を算定する。

  2. 球形コンデンサーの電圧に紛れ込んでいる破子を捉えて明らかにする。

  3. 電流を下げていったときにチャッと大きな音がするが、もう少し調べる。

製作

駆動装置は実験24のものを改造しつつ実験する。 実験機本体はZPTの28mmφのものと150mmの実験機を適宜使い分ける。 03/19/2017

実験25の実験機と駆動装置、測定器


予備実験

負荷コイルの巻き数から検討するには巻き替えが必要で、30個の コイルでやるわけにはいかない。少ない段数で検討して手間を省きたい。 どうせ外すので、少しずつ段数を減らしながら駆動して様子を探ることにした。
素子数 駆動電圧 消費電流  特記 
10段  3000V      11A 
9段    3000V      10A     波形がきれい
8段   2800V       9A     共鳴出力200Vに減る
7段    2800V       7A   共鳴点ずれる ディスク熱い
6段    2600V       5A   共鳴点ずれる
5段    2600V       3.5A  共鳴点が不明瞭
4段    2600V       2A   
3段    2000V       1A 
2段    1200V       0.4A 
これを見ると段数は6段もあればそこそこ電圧は出ていて、 段数を増やしてもたいして電圧が上がっていない。 電圧が飽和しているので出力インピーダンスが高くて駆動力不足と言える。 3段か4段で巻き替え作業して巻き数を検討するのがよさそう。 03/26/2017

実験

目星を付けるため2段で巻き替え作業して巻き数を半分にしたり、適宜増やしてみた。 巻き数を変更する度に着脱が必要となり時間が掛かる。 駆動してみると下記のようになった。電源電圧50V、バイアス固定とした。
巻き数    駆動電圧 消費電流 
19:122    1200Vp-p    0.4A 
19:61      800Vp-p      -A 
19:177    1500Vp-p    0.4A 
19:228    1700Vp-p    0.4A 
19:277    1500Vp-p    0.7A 
当初、出力インピーダンスが高くて駆動力不足と考えていたのと違って 巻き足したほうが電圧が高くなっている。 さすがに277回は巻き過ぎで反って電圧が低下している。 これを見る限り228がいい線で、段数を重ねることを考慮すると200回が適切と考えられる。 段数を重ねて電圧が増えないのは別の原因と考えたほうが良さそうだ。 その時に検討すればいい。 実験すると知見が深まって先が見えてくる。
最近は宇宙人と言えばグレイ一辺倒になっている風潮があってよろしくない。 特に欧米諸国に言える。 動画サイトなどは最初からグレイのアイコンが表示されたりしてカブレている。 グレイの技術を導入しても文化や風習といった社会の仕組みは我々には適合しない。 日本のように価値のあるもの、良いものを取捨選択すべきと思う。 たとえば、唐から来たものとして雅楽があるが、神前結婚式や 宮内庁では今だに演奏される。 本場の中国では廃れてしまって存在しない。 奈良にあるの古い建築は、唐代の建築様式が残っているから、 わざわざ中国から旅して見に来ている。 三国志は元は中国のもので、日本でゲーム化されて中国に戻り、 当初、中国人が中国のものと知らずに遊んでいたという経緯がある。 日本では欧米諸国からキリスト教が入ってきてもイベントとして楽しむだけで、 日曜の礼拝には行かない。クリスマスは樅の木に飾り付けをして ケーキやファーストフードの鶏肉を食べたり、デートするだけ。 バレンタインデーは本命の彼氏ににチョコを贈る、 ハロウィーンはコスプレ大会という風習になっている。 04/02/2017

19:228にして各相のバランスが取れているか確認した。 スイッチを切り替えて駆動し、問題なくバランスしていた。 巻き数が多くなっても問題ない。 2段目で巻き数を増やすと改善したので、 1段目の巻き数も増やせばよいかと思って2倍にしてみた。 ところが、効果はなく1500Vp-pと減少してしまい逆だった。 元に戻すと1700Vp-pは出るので減らす方向になる。 そこで27ターンを17ターンに減らして駆動してみた。 ちょっと減らしすぎかなと思うが1800-1900Vp-pは出た。 さらに10ターンに減らして駆動してみた。 1700Vp-pは出た、減らしすぎだが意外と悪くない。 2倍よりはずっとましだ。 やってみなければ解らないという典型の実験で、 計算は通用しない部分かと思う。 なぜなら相手は核スピンに準じる応答体との共鳴の結合度なので、 知見がまったく無い。こればかりは実験して試すしかない。 04/09/2017

1段目の巻き数が10ターンのままなので本番用に17ターンに巻き直し、 上から絶縁テープを巻いて組み込んだ。 2段として駆動してみると1900Vp-pは出たので再現性は良い。 電流も0.4Aしかなく効率が高まった。 3段目もボビンから新しいテフロン線を 巻き足して19:228として組み込んだ。 駆動してみると2500Vp-pは出た。 よい結果が得られた。 電流は1.5Aとやや多くなった。 各相のバランスは良く取れていた。 1段追加したことによって600Vp-p増加しており問題ない。 巻き線作業ばかりで手が痛い。 04/16/2017

0.18□の巻き線に0.3□の巻き線を足した負荷コイルが あるので、この際、差異があるのか確認したい。 各相に0.18□で1段分巻き足して19:228として組み込んだ。 駆動してみると2500Vp-pは出た。 巻き線の太さには寄らないようで一安心できる。 これを戻して4段目として組み込んで駆動してみることにした。 駆動してみると2800Vp-pは出たが、300Vp-pしか増加せず問題だ。 ただし、下側の波形がしっかり出ているので少しはましか。 この件は時間を掛けて検討する必要がある。
ところで、円盤機関の運用は国家的な事業形態ではなく、 地球の空はそこにいる全住民のものだから共通空間を飛ぶ公共交通機関網として 整備する方向になる。インターネット通信網と同様にしたい。 下手くそな操縦で勝手に飛んで事故を起こされても困る。 駐機場から駐機場へ自動操縦され、駐機場空き待ちの上空待機はしない。 高い税金を徴収する効率の悪い国家は廃れ、 EUといった共同体も瓦解していく方向なので、 企業連携体に出資して使用権を使う形になるだろう。 個人は企業連携体に組み込まれ通信費や交通費として支払うことになる。 企業連携体はサービスを競い合い、個人の生活を支援する。 将来的には金兌換の仮想通貨を使えば宇宙共通通貨として使える。 04/23/2017

3段目のドレインの波形は下がつまった正弦波で70Vp-pある。 4段目のドレインの波形も下がつまった正弦波で100Vp-pある。 ディスクに近い方が一次電圧は高い。 3段目の電圧が低いのは上側の波形がつまって蒲鉾状になっているということがある。 ゲートは全部並列に接続してあるので同じドライブ入力になっている。 ドレインの波形が各段で違うのはディスクからの逆起電力と隣相からの クロストークの影響だろうが、対策というよりは回避することを考える。 そこでドレインの波形が違うのであれば同じになるように並列駆動する手がある。 2つの負荷コイルを2つのパワー素子で駆動する。 最初に100Ωで接続して異常が発生しないか確認した。 特に問題なさそうなので配線を追加してやってみた。 結果、電圧は85Vp-pあって平均化されている。消費電流は変化なし。 上側の波形がつまっていたのは改善されていた。 駆動電圧はちょっと高まったようだ。 04/30/2017

今度は3つの負荷コイルを3つのパワー素子で駆動することにした。 2-3-4相目のドレインを6本の配線で接続する。 駆動してみると2800Vp-pは出たが、最大値は変わらなかった。 安定度は増した。共鳴周波数より下げても1/2波形は出ない。 気温が高めなのでディスクがすぐ発熱してしまい実験が中断する。 まだ素子が空いているので 3つの負荷コイルを6つのパワー素子で駆動してみることにした。 駆動してみると3600Vp-pは出た。電流は5Aに増加した。 4段でこの電圧値はよい結果と言える。 素子が増えれば駆動力も増える。 現状では各相16個の素子が取り付けてあるので希望が持てる。
さて、破れ補正による機体全体の巨大量子化によって重力から 逃れられるという説明に納得できないというので、次の説明を加える。 『破れ補正すると常温で量子の性質が現れて波動としての特質が 出てくると重力の影響を受けない』 光や電波が地球の重力に引かれて落ちてくることは無い。 05/07/2017

1段目と2段目以降の波形には電圧差があり、175Vp-pと100Vp-pになっている。 1段目はスイッチング波形だが、2段目以降は正弦波に近い。 ゲートは同じ波形なのにドレイン波形が違うのは ディスクからの影響で、球形コンデンサーの電圧に紛れ込んでいる 逆起電力(破子)ではないかと思われる。 試しに1相目だけで1段目と2段目のドレインを接続してみた。 当然平均化されて同じになった。駆動電圧も気持ち上がった。 全部の相もドレインを並列接続して駆動してみた。 駆動電圧も若干上がったようで、 位相も合っているのでこれで行くことにする。 3つの負荷コイルを6つのパワー素子で駆動しても電流が多くならない。 各素子の動作に無駄があったと思われる。 素子の数を増やせばコアが磁気飽和するまで電圧は上がっていくのだろうが、 電流と設置場所に限度がある。 負荷コイル一つに2個のパワー素子を割り当てる。 直近の目標として8つの負荷コイルを16個のパワー素子で駆動してみたい。
ド・ブロイの物質波という考え方は物質は粒子でありながら、 光と同じく波動性があるというものである。 しかしながら日常生活では物質はただ物体が存在しているだけで、 波としての性質が実際に観測されることはない。 ヘリウムを極低温にしたときの超流動ぐらいなもので常温ではお目にかかれない。 波動としての特質が支配的になるには物質を強い波動の中に浸す必要がある。 ではどれくらい必要かと考えると少なくとも熱攪乱は上回る必要がある。 チタン原子の20℃ (293K) における平均熱運動速度が400m/sくらいとすると 電磁場の回転数は6.6μsec(151.5KHz)であるから 球型コンデンサー中央間の電気的円周長0.2142mを掛けると 32451m/sとなるが、誘電体中の波速になるので34.79で割ると 933m/sはあり2倍は上回っている。この周波数で問題ない。 波動の中で効果が現れるには波動が1つの状態でなければならない。 1つの状態とは位相がすべて揃った状態をいう。 これも今の方式で実現できている。 問題は波動の強度が充分かどうかで、 物質波の応用機器はまだ身近にないので知見がまったくない。 推定として本体が発光するレベルの電磁場の強さが必要だろう。 『本実験は物質の粒子性を波動に変換することによって重力から逃れようとするものである』 機体や駆動装置、電源等、搭乗員も含めて1つの波動で制御できるものとみられる。 1924年にルイ・ド・ブロイが物質波という考え方を提唱したが、 100年近く経っても物質を波動化する応用機器は開発されず、 しかも乗り物にしようとする発想もまったくなかった。 05/14/2017

1段分を巻き足そうとしたが、一つの負荷コイルに0.18□に0.3□が混在しているので、 一旦ほぐし巻き直すことにした。太さの違う巻き線が接続してあるのは好ましくない。 統一しないといい加減な実験になってしまう。もともと不可解なことが多い実験なので、 不確定要素は極力減らしたい。 1段分の巻き替えが終了、組み込みまで至らず。
さて、UFO in Mexico 2007の動画に皿型の機体が映っているが、 表面は波打ったように動いている。 表面が超流動のような動きをしたものと考えられる。 また、ロドファー・フィルムの機体もときおり変形しているように見える。 今まで破れ補正によって光が屈折して見えていると思っていたが、 超流動による変形と考えたほうがよさそうだ。 だとすると内部の生物は大丈夫なのかと疑問が湧く。 床の摩擦がまったくなくなって滑って転倒したりしないのか? 05/21/2017

1段分の巻き替え済みの負荷コイルを組み込むが、元の配線がいい加減なので、 パワー素子の配線をすべてやり直すことにした。 つながっていればいいという配線ではダメで各相同じにしないと位相が合わなくなる。 5つの負荷コイルを8つのパワー素子で駆動する構成になる。 駆動してみると3600Vp-pは出たが予想どおりではない。 電流は8Aに増加した。最初のパルスのひげでは4000Vp-pはあるかなという時点で スイッチの金属ケースとヒートシンクで青白くスパークした。 接近していて駆動電圧が漏れたようだ。 今まではこんなことはなかったので電圧は上がっている。 共鳴の周波数が若干低い方にずれてきたようで、電圧の高いときに合わせる必要がある。 パワー素子の電源電圧が50Vなので上げればもっと上がりそうだ。
さて、現在の現象として球形コンデンサーの電圧を測定しても共鳴が強まると 超電導もどきになって線形な電圧が出ないということがある。 この動作は円盤機関の実験として得られた知見の一つである。 共鳴点を高電圧で駆動すると極低温まで冷却しなくても量子化が達成できると考えている。 今後、続けていくと単に機体が軽くなって浮くと思っていたが、 量子化なので実験機に超流動が起こる。 そのときチタン原子はクーパーペアを組むことになる。 1/2波形の出現はその走りではないかと思う。 固体が超流動するという事例がないためどういう挙動を示すのか想像がつかない。 駆動が始まれば変形するのだろうが、やめれば元に戻るはずだが。 内部の機器や生物は大丈夫なのかと疑問が湧くが、 宇宙人たちが気まぐれに来ているくらいだから問題ないとみる。 羽衣伝説にもあるように人体に適用すればそのまま飛べるだろう。 もしかすると円偏向の電磁場に引きずられて機体が回転するかも知れない。 ゆっくりと回転しているUFOもあるようなので可能性はある。 結論ずけるには実験で確認するしかない。 量子トンネル効果ということなら瞬間移動、壁を突き抜けることもあり得る。 量子化という説明だけで簡単に理解が進むとは思えない。 ついていけない人が続出するだろう。 05/28/2017

1段分を追加することにし負荷コイルを巻き増しした。 これで6段分を組み込むことになる。 駆動してみると3600Vp-pは出たが増加していない。 電流は9Aに増えた。 6つの負荷コイルを8つのパワー素子で駆動している。 負荷コイルの段数を増やしても電圧は向上しない結果だった。 やっぱりパワー素子の数が効いていると思われる。
1/2波形の出現しやすいところはあるのか? 出る原因を考えてみると、 1/2波形はチタン原子のスピンの向きと電場の回転方向が合致している周では 電圧が高まり、合わない周では電圧が下がる現象になる。 片側が増強されるのでクーパーペアは解消される。 2回転すると元に戻っているのでスピノルの二価性に起因した現象だ。 電子はフレーバー振動の結果、−極性が強くなったもので、 +が強いものが陽電子になる。スピンも同様に正逆があるから 2回転しないと元に戻らない。 電子−陽電子のフレーバー振動は破れがあるために−が優勢になった 電子の状態が続いている。 しかし、実験すると本来のフレーバー振動の特性が現れ 2回転しないと元に戻らない1/2波形が出現する。 今まで駆動の限界付近になると発生することが多かった。 06/04/2017

パワー素子の数が効いているので、その数を増減させて 駆動してみることにした。負荷コイル6段、電源電圧50V、バイアス固定とした。
素子数 駆動電圧 消費電流  特記 
10個  4000V    12A  駆動音が大きい 
9個    3600V    11A     
8個   3200V    9A    
7個    2600V    7.5A   
6個    2300V    6A  
8個から10個にすると400V/個と比例して増大している。 今回の駆動方式は優れている。 さらに11個にして4000V以上出て13Aになったところで、 検出用のコイルで青いスパークが発生した。 中断して確認したところ1次と2次の間の絶縁テープが巻いていないことが発覚、 ここはモロに電源対4000Vが印加されるところなので厳しい。 巻線の耐圧は600Vなので放電でダメになっている可能性がある。 作り直すことが必要になった。
破れは破れ係数で表すことができるが、 物質化して物理現象が発生した結果でしか捉えられない。 何もないとその空間はどれくらい破れているか見た目ではわからない。 時間も物が振動したりして動かないと捉えられない。 量子としての挙動は本来であれば一般的だが、破れが強いため ニュートン力学や慣性の法則に沿う動きしかしない。 極低温まで温度を下げたりすると破れが小さくなって量子としての挙動が現れる。 円偏向電磁場を使う意味は破れを補正して小さくする作用と ボース=アインシュタイン凝縮を誘う2つの作用がある。 06/11/2017

検出用のコイルを外して絶縁強化することにした。 一旦、ほぐして巻き線をルーペで調べると2次側の被覆に傷のあるところがあった。 黒くはなっていないが、この線材はもう使えない、交換することにした。 2次側巻き線の引き出し部分もチューブを被せないとスパークが飛ぶ可能性がある。 引き出し部分にチューブを被せて巻き線した。 出来上がった検出用のコイルを組み込んで駆動すると以前のとおり共鳴出力が測定できた。 心配なのは負荷コイルの上段も同様に高電圧が掛かるから 絶縁強化する必要がある。 ここでスパークするとパワー素子が破壊してしまう。 現状1次側巻き線の引き出し部分にチューブはなく、 1次側巻き線と2次側巻き線はテフロン被覆だけで接している状態にある。 このまま実験を進めても素子の破壊は目に見えているので気が引ける。 チューブを被せてなおかつ沿面距離を取ったほうがよさそうだ。 1次側巻き線と2次側巻き線の絶縁テープも二重にしたい。 検出用のコイルはスパークしても電源に飛ぶだけだから被害は少ない。 5段目と6段目は巻き直ししたほうがよさそうだ。 06/18/2017

5段目と6段目は計6個を解して巻き直しした。 1次側巻き線の引き出し部分にチューブを被せてなおかつ沿面距離を取った。 1次側巻き線と2次側巻き線の絶縁テープも二重にした。 巻き直しに時間が掛かる。ようやく終わり元通りに組み込み駆動した。 電源40Vにして10Aのとき4000Vp-pになっている。 立ち上がりのひげだと4500p-pになっていた。 電流が以前より多い気がする。 また、共鳴出力の出方が若干変わった気がする。 今回は異常放電は起きていない。 まだ、頭打ちにはなっていないのでもっといけそう。 06/25/2017

共鳴出力の出方が変わったのか周波数を動かしてみると 山谷が深くなったようだ。 また、すそ野が広がったようで、 周波数が少しずれていても駆動すると共鳴出力が出てくる。 駆動力が高まったことによるものだろう。 いい傾向だ。 検出コイルの出力の平坦部分でも4500Vp-pになっていた。 この陽気でディスクがすぐ発熱してしまうが、 それより先に球形コンデンサーが触れないくらい熱くなる。 ディスクに電子を出し入れする単純な電極としか思えないのだが、 これだけ発熱するとなると未知の作用が潜んでいる気がする。 形として球形を採用している点にヒントが隠されている。 ディスクの中は円偏光の電磁場で破れが補正されているが、 球形コンデンサーの引き出し線や 負荷コイルおよびパワー素子は破れたままだ。 ちょうど球形コンデンサーはその境界にあるため 破れが流入する箇所になる。 流入を均一化させるために球形を採用していると考えられる。 なお、球形コンデンサーの引き出し線や 負荷コイルは発熱していない。 07/02/2017

検出コイルの出力が4200Vp-pくらいでどこか放電しているようで、 瞬間的に電圧が落ちる。 アルミのボディーと磁気柱を外して駆動してみたが、 それでも電圧が一瞬落ちるので、どこかで放電している。 念のためアルミのボディーは5mmかさ上げした。 球形コンデンサーがすぐに熱くなって実験が中断する。 今日は放電箇所が特定できなかった。
最近、フリータイム制の会社がある。 それを参考に未来の製造業を考えてみた。 そこの労働環境は好きな時に出社して、自分の都合で退社し、 休暇は事前連絡も不要で勝手に休める。 製造ラインも手を挙げればすぐに交代でき無理をする必要はない。 ある程度の不就労を見込んだ柔軟な運営を行う。 苦手な仕事は避けて、やりたい仕事を自分で見つけてこなせばよい。 主従関係はなく、会社を組織化する役職は単なる役目であって、 組織を動かす仕事が得意なだけで偉いというわけではない。 話し合いですべてが決められていくのでやらされ感はない。 賃金は話し合いで決められ、 難しい仕事や責任が大きい仕事、 リスクの高い仕事に 高い傾向があるものとする。 全社の決算から賃金がはじき出され、常に変動する。 全員が経営側であり労働側でもある。 企画立案からコールセンターまでの全社会議は社内で公開され、 一人ひとりが会社の現状を理解して最高のベンチマークが出せるよう知恵を絞る。 そこの製品はマーケットからのフィードバックが完全に行われて 性能も良く、不具合もなく、使いやすく、耐久性も良く、 修理も楽で、問い合わせも少ない。 これだと製造業として究極まで進化するに違いない。 自由にやってうまくいっている社会が最強と考える。 強制したり規制すると個人の力が削がれて弱くなってしまう。 07/09/2017

4200Vp-pくらいで電圧が一瞬落ちることについて探った。 検出コイルに付けたスイッチ内部でスパークすると発生するようで、 放電すれば検出コイルを通らず共鳴出力は出てこなくなる。 スイッチの耐圧は125Vしかないから放電してしまうようだ。 やっぱり見通しが甘かった。 いちいち半田で付け替えるのは厄介だが仕方がない。 スイッチを外して駆動すると4500Vp-pは安定して出た。 検出コイルを通したままにするとやや不平衡になってしまうので、 考えておく必要がある。
駆動電圧が高まれば量子化していくだろう。 ディスクの一部が量子化しただけでも実用にはなる。 質量のある部分とない部分を移動させるだけで推進力が出る。 応答時間は0.25μsecだったから軽量化が1gだったとしても 駆動周波数の1/8で制御できるから19KHzで動かせば19Kg/sの推進力が生まれる。 自重の19倍になり瞬間移動のレベルになる。 すべて量子化すれば重力から逃れられ、波動として動作することになる。 実験してみないとわからないが、標準速度は光速度だろう。 遅くすることは難しいかもしれない。 完全に量子化して運航するとなると格段の精度が要求される。 1000Km飛んで10mの誤差範囲とするなら1/100000=十万分の一となる。 やっぱり最低でもこの精度は必要になる。 飛行中の存在としては電子の確率密度の雲の中と同様に、 この範囲にいるだろうという程度の確かさしかない。 これを高射砲で撃ったとしても波動化しているので抜けてしまい当たらないと思われる。 かつて米軍がワシントン上空に向けて1400発攻撃しても1発も当たらなかった。 07/23/2017

共鳴出力が最大のとき、球形コンデンサーの電圧が最小なのか 確認した。周波数を動かしてみるとその通りだった。 スピン制御電圧が最大に食われたときに共鳴点が最大になっている。 量子化に向かっているだろう。4500Vp-pでは放出パルスが7divあった。 いまのところおかしな放電はしていない。 07/30/2017

駆動電圧の大きさによって共鳴出力が最大になる周波数が動くので測定した。 1000Vp-pのとき6.530μsecで、 3000Vp-pのとき6.618μsecになっていた。 周波数が下がる傾向になっている。 その差は-1.3%ある。これが何を意味するか考えてみると 電圧が小さいうちは駆動力が弱いので回転方向の“すべり”が 発生して高めの回転数が必要で、 電圧が高くなると駆動力が強いので回転方向の“すべり”が減るといった ことだと思われる。別の原因も考えられるので断定はできない。 季節柄ディスクが熱くなってしまうので、 実験が細切れになって信頼性が落ちてくる。
同じ実験をするにしても認識が違っていると結果もおかしな理解になってしまう。 しつこくやって、どうやら違うのではないかと気が付く。 5年くらいは短いほうで、30年経ってようやく理解する事態になっている。 思考に柔軟性が無いと言えばそれまでだが、 既存の理屈に縛られすぎている。 波動⇔物質は等価なので行ったり来たりできることになっている。 しかし、目にすることはまずない。 本実験はそれを実行してみるものだが、今までにそういう機器は あるかと問えばせいぜい原発や核兵器といったもので、 物質の一部を波動にできる。 しかし、どうしようもない核廃棄物が出てくる。 物質から波動への一方通行でしかない。 可逆できるまともな機器は無いと思われる。 未だに物理現象として対生成や対消滅が利用されていない。 人工的にビッグバンも起こせない。 太陽電池は日光の波動エネルギーで電子やホールを励起して 移動させ発電するだけで、物質を造り出しているわけではない。 単なるエネルギー変換装置だ。 波動の一部を物質にするという操作は難しい。 08/06/2017

破れ補正の度合いを測定するために 共鳴点の櫛形特性の山谷の周波数を測定した。3000Vp-pのとき 山は6.646μsec、谷6.564μsec、山は6.514μsecだった。 山の中間に谷が来て6.58μsecはずだが、6.564μsecになっていて 周波数が上がっている。0.24%時間が延びていた。 ちょっと小さめかなと思うが、駆動電圧の大きさによって 周波数が下がる傾向があるのでこのようになると考えられる。 以前に比べると補正効果は高まったのではないか。
このHPを立ち上げてぼつぼつ18年になる。 思い返すと、訳のわからない状態からそれなりに進化を遂げてきた。 試行錯誤の実験によって検証が進んだからだろう。 高周波・高電圧なので再現性に乏しく、五里霧中であったが、 破れ補正が発見できたこと、 電気共鳴を確認できたことは成果と言えるだろう。 なにより飛行原理が機体の量子化(波動化)だったことだ。 08/13/2017

ある程度駆動できるようになったので、瞬停駆動から連続駆動に切り替えることにした。 瞬停パルスにスイッチを付けてH/L切り替えできるように改造した。 連続駆動すると共鳴が最大になるところでサーという音になる。 共鳴がずれるとキー音が混ざる。 そこでいろいろ調整してみるといくつかの谷と山があるが、 どこが良いのか見当がつかない。 いじっているとしまいにはどこだかわからなくなる。 今までさまざまな実験者が挑んできたが難しかった。 やっぱり瞬間停止させて共鳴出力が見られるというのは画期的だ。 連続駆動だと電流がすぐに跳ね上がる傾向がある。 共鳴出力が最大のとき、球形コンデンサーの電圧が最小になるのは変わらない。 駆動電圧が共鳴に食われて小さくなるので、どれくらい駆動しているのか わかりにくい。
波動を物質にするということについて考えると、 波動の一部を物質にするという物理操作は一般的でない。 しかし、波動で物質を操作するのは生物によって行われている。 神経回路に発生した電気信号で体を動かし、物質を分解したり合成したりしている。 厳密な意味ではできないが、 人間は思考に基づいて物質を操作するから波動を物質にすることができる。 宇宙の現象としては珍しい部類になる。 本実験は物質を波動に変換する操作になり、逆の操作をしていることになる。 08/20/2017

最も深い共鳴点よりも高い周波数で、小さな谷がある。 6.146μsecにあって約7%高い。ここで駆動すると正弦波に近いが、 びり音が大きい傾向がある。本来の駆動点ではないかも知れないが、 参考のためにやってみた。 季節柄ディスクがすぐ熱くなってしまう。 櫛形特性の山谷は1800Vp-pのときが明瞭で、山谷の差は600Vp-pある。 3000Vp-pになっても山谷の差は600Vp-pのままで谷が浅くなる傾向がある。 谷が4か所あるというのは応答体が4つあることになる。 考えられる原因は結晶格子の大きさが違うものが4種類あるか、 磁場が不均一になっていて応答が分散しているなどがある。 電圧が高くなると谷が浅くなる傾向があるので、 駆動力が不足している可能性もある。 電圧を高めれば1つに収束していくかもしれない。 08/27/2017

連続駆動だと電流が大きいので電源容量が不足する。 1/3の瞬停駆動にすれば1/3の電流になるはず。 ということで、駆動電圧は40V、バイアス15V(適正値24V)で固定して駆動時間を可変して測定した。
消費電流 駆動時間
 5.0A    2/3
 3.7A    1/2
 2.5A    1/3    
 1.7A    1/4   
 1.2A    1/6.8  
案の定、消費電流と駆動時間は比例して減っていく。 駆動時間が短くなっても実験自体は行えるので問題はない。 それよりも発熱や電流容量の不足が回避できる。 高電圧駆動が可能になるのでメリットが大きい。 09/03/2017

駆動時間が1/4〜1/5にして高電圧駆動を試した。 6000Vp-pで電源の保護回路が働いた。 しかし、まだ限界ではない。 ミシミシいうのでどこかで一瞬異常電流が流れた模様。 再度、駆動を開始したが共鳴出力はいつも通りで異常は認められない。 電源に保護回路を付けておいて正解だ。毎回修理はしてられない。 駆動時間を可変して良いところがあるか探ったが、優位なところはなさそう。 定常的に5000Vp-pは出せるようになった。 連続駆動でなくとも物理的な効果はあるだろう。 今日は駆動電圧が上げられて良い結果だ。 09/10/2017

5000Vp-p出すと15cmくらいからネオン管が点灯して かなりの強電界になっている。 駆動時間は1msec以上ないと測定しずらい。 この電圧で破れ補正の度合いを測定したい。 共鳴点の櫛形特性の山谷の周波数を測定する。 まずは4000Vp-pのとき山は6.696μsec、谷6.644μsec、山は6.574μsecだった。 山の中間に谷が来て6.635μsecはずだが、6.644μsecになっていた。 周波数が下がる傾向になっている。 電圧が高くなると駆動力が強いので回転方向の“すべり”が減ったためと思われる。 この方法では破れ補正の測定は当てにならない。 なお、3000Vp-pより高いと 共鳴点の谷で駆動電圧を変えても共鳴出力に節ができることはない。 その両脇の山では駆動電圧を高くすると共鳴出力に節ができることがわかった。 位相が合う部分と合わない部分が発生して打ち消しあい 節になるのだと考えられる。共鳴の峰でないためこういう現象になる。 09/17/2017

破れ補正の測定をしたいが、駆動波形では放出パルスが混ざっていて 不安定で適していなかった。 一方、共鳴出力は安定していて駆動電圧が上がると波形全体が後ろに動いていく ことがわかった。 後ろに動くのは時間が延びていると考えられる。 駆動電圧が1000Vp-pから3000Vp-pになると6山目は2.34μsec動いた。 周期6.644μsecに対して35.2%も動いているのでかなり大きいと言える。 今までこういう現象があるのに気付いていないのは注意力が不足している。 あと3倍電圧を高めれば何か起こることが予想される。 つぎに波形の6山分(6回転)の時間を測定することにした。
駆動電圧  6山分の時間
1000Vp-p  39.16μsec
4000Vp-p  41.14μsec
これをみると駆動電圧が高いと時間が延びている。 3000Vp-pで飽和するようで4000Vp-pになってもさほど動かない。 6山以上後ろになると節ができたりするので 位相が合う部分と合わない部分が発生しているので測定点としては不適。 09/24/2017

念のため、6山分(6回転)の時間について発振器の時間と共鳴出力を比較してみることにした。 発振器の波形は固定されているはずで、 共鳴出力波形が動いていくことになる。 確認してみるとその通りだった。
発振器の出力と共鳴出力の時間比較 1000Vp-p




発振器の出力



共鳴出力


発振器の出力と共鳴出力の時間比較 3000Vp-p




発振器の出力




共鳴出力


3000Vp-pでは6山目が動いているのがわかる。これは顕著な現象と言える。 共鳴出力の6山分までは節がないところなのですべての回転位相が合う状態になっていて、 破れ補正が有効な範囲になっている。 駆動電圧が高くなると時間が延びて波形が後ろに動く。 10/01/2017

共鳴出力を測ると破れ補正の測定ができていることがわかった。 駆動周期6.644μsecに対して35.2%も動いていた。 あと3倍電圧を高めれば何か起こりそうだ。 100倍だと無理と思えるが3倍なら手が届く範囲だ。 ようやく目星が付いてきたので実験25を終了し新規に実験26に移行したい。 下記に実験25の結果と考察をまとめた。 10/08/2017

この実験での結果と考察
  1. 負荷コイルの巻き数から検討した。 2段で巻き替え作業して巻き数を半分にしたり、適宜増やしてみた。 19:228がいい線だった。

  2. 少しずつ段数を減らしながら駆動してみると、 段数は6段もあればそこそこ電圧は出ていて負荷コイルが問題というわけではない。

  3. ドレインの波形が各段で違うのはディスクからの逆起電力と隣相からの クロストークの影響だが、回避することを考えた。 そこでドレインを並列駆動する。最初に100Ωで接続して異常が発生しないか確認した。 n個の負荷コイルをm個のパワー素子で駆動できる。

  4. 駆動電圧の大きさによって共鳴出力が最大になる周波数が動くので測定した。 1000Vp-pのとき6.530μsecで、 3000Vp-pのとき6.618μsecになっていた。 周波数が下がる傾向になっている。 その差は-1.3%あった。 電圧が小さいうちは駆動力が弱いので 回転方向の“すべり”が 発生して高めの回転数が必要で、 電圧が高くなると駆動力が強いので回転方向の“すべり”が減ると思われる。

  5. 破れ補正度を測定するために 共鳴点の櫛形特性の山谷の周波数を測定した。 3000Vp-pのとき 山は6.646μsec、谷6.564μsec、山は6.514μsecだった。 山の中間に谷が来て6.58μsecはずだが、6.564μsecになっていて 周波数が上がっている。0.24%時間が延びていた。 ちょっと小さめかなと思うが、駆動電圧の大きさによって 周波数が下がる傾向があるのでこのようになると考えられる。

  6. 連続駆動だと電流が大きいので電源容量が不足する。 駆動する時間を減らせば消費電流と駆動時間は比例して減っていく。 駆動時間が1/4〜1/5にして高電圧駆動を試した。 定常的に5000Vp-pは出せるようになった。

  7. 破れ補正の測定をするには共鳴出力を測ることがよいとわかった。 球形コンデンサーの電圧駆動波形では放出パルスが混ざっていて 不安定で適していなかった。 駆動電圧が上がると共鳴波形全体が後ろに動いて時間が延びている。 駆動電圧が1000Vp-pから3000Vp-pになると6山目は2.34μsec動いた。 周期6.644μsecに対して35.2%も動いていた。 あと3倍電圧を高めれば何か起こることが予想される。

  8. 波動としての特質が支配的になるには物質を強い波動の中に浸す必要があり、 熱攪乱を上回る必要がある。 チタン原子の20℃ (293K) における平均熱運動速度が400m/sくらいとすると 電磁場の波速は933m/sはあり2倍は上回っているので問題ない。

  9. 『破れ補正すると常温で量子の性質が現れて波動としての特質が出てくるため重力の影響を受けない』 光や電波が地球の重力に引かれて落ちてくることは無い。 量子トンネル効果ということなら瞬間移動、壁を突き抜けることもあり得る。 波動化すると射撃しても抜けてしまい当たらないと思われる。

  10. 円盤機関の運用は国家的な事業形態ではなく、 共通空間を飛ぶ公共交通機関網として整備する方向になる。 インターネット通信網と同様が良い。 駐機場から駐機場へ自動操縦になる。エレベータと同じ操作になる。 行先の駐機場が確保できないうちは飛び立たない。 テロリストには使えないようにしておく。 なお、核分裂性の物質を搭載すると分裂しやすくなって 臨界量も減る可能性がある。

共鳴波形は駆動を停止すれば減衰していくが、 破子が取り付く粘性によって電圧低下していくこともあるので、 低い電圧のときもよく観察する必要がある。 電流を下げていったときのチャッという音は再現性が低く 後日、再現したときに調べるようにしたい。 10/08/2017




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