破れ補正実験26



実験25では共鳴出力を測ると破れ補正の測定ができることがわかった。 駆動周期6.644μsecに対して35.2%も動いていた。 頭打ちになりそうだが、あと3倍電圧を高めれば1回転分になる。 1回転分の単位時間が何を意味するのか? 手が届く範囲なのでやってみる価値はある。 10/15/2017

目標

あと3倍電圧を高めて駆動実験してみる。

検討項目
  1. 3倍の電圧で駆動するために装置を改良する。 1回転分の単位時間が何を意味するのか検討する。 かつて、色々な物理現象が発生していたにも関わらず 注意力が足らず見逃していた。思考に柔軟性が無く、 見方を変えれば捉えることができた。 何年も遠回りすることは避けたい。

  2. 共鳴出力が減衰していくと時間の延びは小さくなっていくのか? 破子が取り付く粘性によって電圧低下していくとするなら時間が縮むはず。 これを測定する。

  3. 波動化が捉えられないか検討する。


製作

駆動装置は実験25のものを改造しつつ実験する。 実験機本体はZPTの28mmφのものと150mmの実験機を適宜使い分ける。

実験26の実験機と駆動装置

予備実験

強い力の結合力は非常に強い。電子結合の100倍はある。 では、なぜそんなに強くなっているのか?という明確な説明はできていない。 もし、電子の共有結合程度なら その元素の原子核は化学反応がきっかけで核は崩壊して雲散霧消してしまう。 これでは宇宙は成り立たないから強い力の結合力は非常に強くなっている。 破れのある空間では小さければ小さいほど破れが強くなるとすれば クォークは単独では存在できず、すぐ別のクォークと結びついて原子核になろうとする。 それでも破れが無くならないので他の陽子や中性子を取り込み原子量の大きな 原子核になりたがる。最終的には鉄原子になって融合も分裂もしなくなる。 クォークや原子核は破れを小さくしようとして結合し歪を生む。 歪は重力を生み、重力はその歪に作用すると考える。 物質を強い波動の中に浸せば波動としての特質が支配的になっていくが、 クォークや原子核とその結合歪とどちらが先に波動としての特質が出てくる かと考えれば、結合歪が先と思われる。1つの巨大量子状態を誘起して 結合歪を波動化すれば重力から逃れられるという推測ができる。 10/15/2017

原子核の結合エネルギーは電子結合に比べて非常に大きい。 さらに陽子・中性子内部のクォークの結合エネルギーは 桁違いに大きくなるということがわかっている。 その理由について詳しい説明はほとんどない。 小さければ小さいほど結合エネルギーが強くなるというのは 表面積と体積との関係にあることに気づいた。 たとえば、鯨は南氷洋などの冷たい海でも体が冷えないが、 猫は寒がりで体が冷えることを嫌ってこたつに入り込む。 小さいと単位体積における表面積が大きく、放熱しやすいためだ。 球体の比表面積は直径に反比例する。 原子核は原子の直径の1万分の1しかないので破れの影響が大きい。 そのため原子核の結合力は非常に強く、扱うエネルギーも大きくなる。 さらに、クォークは陽子や中性子よりも1/1000ほど小さく 破れの影響がとても大きい。 破れた空間ではクォークは極小のため 表面積が大き過ぎて単独で存在することはなく、 すぐ別のクォークと結びつきたがる。 結びつけば結合歪が発生して中性子や陽子となって膨らみ大きな質量が生じる。 ならば、空間の破れを補正すれば破れは小さくなり、 クォークの結合は緩むことが考えられる。 クォーク同士が結合している距離の二乗で効くはずなので効果としては大きい。 ある程度緩めば結合歪は減少して質量が減っていくことになる。 これは非常に分かりやすい。 今までやってきた破れ補正理論は間違っておらず単純明快だ。 円盤機関は原子力機器ではなくクォークを扱う機器であると言える。 10/22/2017

時間はどこからくるのかというと、 この宇宙に存在する物質が起源と思うが、 陽子・中性子内部のクォーク結合を操作して 時間遅れを少なくするには巨大なエネルギーが必要になる。 当方の実験機ではそのようなエネルギーは扱えない。 それでも時間遅れは少なくなって延びる現象が観測できる。 この破れた宇宙では破子という微小な素があり分極した電荷を持ったものが充満している。 破子同士は分極した電荷によって互いにくっつき合って粘性を持ち、 自発的対称性の破れを持った模様を描いて粒子にまとわり付く。 これを掻き分けるとき抵抗ができて質量と時間遅れを発生させる。 円偏光の電磁場が掛かると自発的対称性の破れを持った網目模様は消え失せ、 球形コンデンサーに向かって一様に整列する。 これは網を被せられた状態から玉暖簾をくぐりぬける状態に変化したと思えばよい。 網を破くエネルギーよりも暖簾を掻き分けるエネルギーのほうが小さく 動きやすさは格段に良くなる。 破れ補正すると粘性が小さくなって時間遅れは少なくなる。 電磁気力によって空間の破れが補正され 時間が延ばせたのはこのような仕組みによるものと考えている。 10/29/2017



実験

共鳴出力が減衰していくと時間の延びも小さくなっていくのか確認した。 3000Vp-pの駆動停止から0.5msecの共鳴出力を測定した。 約半波長の延びがあり3.65μsecだった。 さらに1msecの共鳴出力を観測した。 約1波長の延びがあり7.28μsecだった。 先の実験では6山目が2.34μsecだったから時間の延びは大きくなっていく傾向にある。 なぜか予想と違っていた。 一般的な物理の常識が通用しない。 やったことのない実験なので想定外のことが起こる。 試行錯誤は覚悟のうえだが認識が大甘と言わざるを得ない。 今回は部品や工作が無駄になっていないからいいものの 今後を考えると思いやられる。 円盤機関では良かれと思ったことが裏目に出る。
電圧が下がっていっても回転するぼとに時間の延びは大きくなっていくのはなぜか? と考察すると共鳴出力は応答体からの電圧なので、 円偏光の電磁場は浸透しているはず、そこから電圧が発生するわけだから 破れ補正は行われている。時間と共に補正は深まり時間の延びは続くと考えられる。 11/05/2017

あと3倍電圧を高めれば1回転分の延びになるということだったが、 1msecの共鳴出力は約1波長の延びがあり前提が崩れた。 時間と共に補正は深まり時間の延びが続くというのであれば、 駆動時間を変えたときに共鳴出力の時間の延びがどうなるか確認したい。 3000Vp-pで駆動時間1msecとし駆動停止から0.5msecの共鳴出力は4.23μsecだった。 駆動時間2msecでは共鳴出力は6.56μsecだった。 1/1024分周なので瞬間停止の周期は6.724msecになる。 駆動時間が長いほうが時間の延びが大きかった。 当たり前の結果になったが、結果論でしかない。 駆動中も停止後も電荷が回っているうちは破れ補正が行われ時間は延びることがはっきりした。 駆動時間が長くないと破れ補正の効果が出ないことになる。 11/12/2017

駆動音が不安定のため駆動周期を変えてみることにした。 1/4096分周に変更して駆動するとバイクのような駆動音(2200rpm相当)になるが、 実験台のアクリル板に棒で触ると振動している。 間欠駆動のためこのようになると思われるが、振動が大きい気がする。 濁った音なので単振動ではなく何か混ざった振動のようだ。 C・MOS回路が煽られて正常動作していないためか。 検討する必要がある。 なお、駆動周期を遅くすると消費電流が減るのでさらに電圧が上げられそう。
さて、無限の速度では時間はゼロになる。 時間は有限の速度によって発生すると考える。 どうして有限の速度になるのかというと、 動くのに抵抗があるためで、質量とそれを取り巻く空間に粘性があることによる。 質量はクォーク結合の縮退であるし、空間の粘性は 分極した電荷を持つ破子という微小な素が互いにくっつき合って発生している。 いずれも破れに起因している。 小さければ小さいほど破れの影響が強くなるというのは 比表面積が小さいからである。 この破れを補正、または除去すれば時間は小さくなっていく。 時間は物質や宇宙ではなく破れによって発生していると考えられる。 小さいエネルギーしか扱えない実験機でも確かめられる。 11/19/2017

駆動すると実験台のアクリル板が振動しているので 吊るして調べることにした。 本体はおよそ2Kgはあるので軟な構造では持たない。 そこで撓まない程度の角材を用意した。 これを椅子のひじ掛けに縛り付け、紐と配線結束用のビニール線で吊るすようにした。 (下写真参照) 吊り下げる結束ビニール線は延びてしまうが、ある程度の弾力があったほうがよい。

実験機を吊るした状態

この状態で駆動すれば変化は捉えやすいはず。 接線方向に期待して駆動する条件を変えて探っていくことにする。 11/26/2017

接線方向に動力を発生させるには1つの相を弱くするか止めるかすると 円偏向のバランスが崩れ、破れ補正が停止することになる。 そうするとディスクの中で質量が発生することになる。 質量が発生して移動すれば接線方向に動力が発生するはずなので実験で確かめたい。 1、3相目の瞬停パルスをLに落として連続駆動とし、 2相目の瞬停パルスは生かしておくと1/3片肺動作となる。 吊るさずに駆動してみたが問題なく動作した。 ただし、電流が大きくなるので駆動電圧が上げられない。 吊るして1/1024分周にて10Aまで駆動してみた。 電圧は2000Vp-pくらい。 目視ではわからないので、簡易のガルバノメーターを考えた。 本体に歯科ミラーを置いて懐中電灯の光を当て 反射したものを1.5m先に写して動きを見るようにした。 反射光をじっと眺めたが、検知限以下のようで動かなかった。 駆動電圧が低く、もっと電流を上げて実験するべきと思われる。 駆動周期も変えてみたい。 12/03/2017

懐中電灯の光では弱いので日光を鏡で反射させて実験することにした。 光が強いのでわかりやすい。しかし、強風で建物が揺れるため 光点が安定せず実験には不向きな状況になっている。 5分もすると日が傾くため鏡を調整する必要がある。 1つの相を弱くする設定では少し共鳴点がずれるようで、 全部の相を瞬停させる設定に戻して確認する必要がある。 周波数をずらしていって良いところがあるか探ったが、 優位なところはなさそうだった。 まだ、電圧が低いかもしれない。 相変わらず強風のため実験にはならない。 12/10/2017

電圧が低いのに実験してもダメなので、工夫が必要。 1つの相を弱くするか止めるかすればいいので、 1、3相目の瞬停パルスはそのままとし、 2相目の瞬停パルスを別のタイミングで作成してドライバーに供給 すれば1/3片肺動作となる。 この方法なら連続駆動でなく、1/4駆動が可能になるので 電流が少なくて済み電圧が上げられる。 モノマルチの片側が空いているので、抵抗とコンデンサーを 組み込んで、動作確認した。正常動作したので、機関を駆動して 共鳴波形で確認すると1msecの片肺動作の次に2msecの通常駆動になり、 3msecの停止となっていた。順番としては逆になってしまい、 タイミングを変えた。 モノマルチの入力にインバータを入れて逆にして調整すると 2msecの通常駆動の次に1msecの片肺動作になり、3msecの停止動作にできた。 それにしても駆動波形が小さく形が悪い。 吊るすために球形コンデンサーの引き出し線を長くしているのが良くないようだ。 2cmしか延長していないが、外して元に戻すとよく見る波形に戻った。 いつものことだが引き出し線は鬼門で想像以上に劣化が大きい! 12/17/2017
太陽系外からやってきた天体OUMUAMUAが話題となっているが、 長さは400メートル幅40メートルとのこと。 移動速度は秒速約38.3キロで太陽系に直角に入ってきて去っていった。 岩や金属で形成された密度の高い天体で表面は太陽系外縁天体に似た赤色である。
見解を述べれば縦横比が1:10の小惑星などあり得ず、 人工的に製作されたものではないかと思われる。 遭難してしまった葉巻型の宇宙機である可能性がある。 分光測定から炭素化合物が検出されているが、 外装に炭素質の耐熱タイルを張り付けているか、 長期間の漂流で表面に埃が堆積していると思われる。 一応、天の川銀河の回転速度には同期しているので、 天の川内部を飛行中に何らかの事故があって、 制御できなくなったものと思われる。 捕捉すれば未来技術に接することができよう。 12/19/2017
実験25では電流を下げていったときにチャッと大きな音がしたが、 再現性が低く 後日、再現したときに調べることにしていた。 実験26では掲題にしていなかったが、今日再現したので確かめた。 一旦、3000Vp-p以上で駆動して電流を下げていったときにディスクから チリチリ音がして、1〜2秒ほどで消えていく。 今のところこの現象が良いか悪いかは不明。 駆動停止によって共鳴が消えていく段階で発生すると理解するが、 ちょっと時間が長すぎる気がする。 共鳴の出力は1msecしかなく、1000倍くらい長い。 これは破れ補正が萎んでいくときに発生すると思われる。 球形コンデンサーの電圧には小さなパルスが乗っていた。 推定として昔発生していたスパークの原因かもしれない。 試しに共鳴のピークをずらすと発生しないようだ。 このチリチリ音が大きくなる条件を追及するのも良いか。 12/24/2017

チリチリ音が大きくなる条件を探ると 共鳴のピークであること、 電圧は2000Vp-p以上必要で、 駆動時間は1msecもあればよく、これより長くても関係なかった。 電圧は5000Vp-p以上あると顕著に発生し、2秒ほど持続する。 共鳴のピークを外れる周波数だと発生しない。 チリチリ音は駆動するキーキー音に混ざっているため 注意して聞かないと聞き逃す。 今回、捕らえられたのは偶然に近い。 12/31/2017

チリチリ音の再現性は50%くらいで100%ではない。 これでもある程度再現するので良いほうだ。 UFOの動画を見ていると空中の一点にホバリングすることもあるが、 フラフラ浮遊しているような不規則な動きをするものが目立つ。 こんなに不安定というか、いい加減というか、 あんな状態で実用にしているとは疑問が湧く。 よくよく考えると、ミクロでしか発生しない量子状態をマクロに持って来るわけだから 不規則な動きをするのに決まっている。 重力の影響を受けないように波動に変換するわけだから 波動としての認識が必要だ。 自分の認識がおかしいということに気が付いた。 量子コンピュータも量子の挙動に計算を乗せようとするところに難易度がある。 乗せてしまえば量子の動作は光速度なので早い。 かつて、EMAモーターやモレイ・コンバータでその現象の一部が 捉えられ試作されてきたが、残念ながら実用化されなかった。 原因は量子の挙動を正しく理解していなかったからだろう。 また、完全に波動化しているわけでもなく粒子性も混在する。 基本的として常温で熱攪乱している物質の核スピンに準じる状態を 高い電圧で駆動してコーヒレントに従わせる。 完全には揃わないからある程度フラフラするのはしかたがない。 自然の成り行きだからこんなもんとしか言えない。 やるとしてもカメラの手ぶれ補正のような複雑な制御を行って 安定させることになる。それでも完璧にはならない。 もし、交通機関として運用するなら、到着時間が確定できず、 だいたい何分ごろとか、何処を通ってきたかは不明ですということになる。 100万台も飛んでいるとたまに数台がちょっと何処かに行ったとかはあり得る。 我々の乗り物感覚とは乖離している。 こんな概念について行きたくないという人も出てくるだろう。 だが、たいていは乗れば一瞬で到着する。 01/07/2018

チリチリ音は共鳴のピークで発生しているが、 球形コンデンサーの電圧を確認すると最小になっていた。 隣の谷に調整しても若干発生するが弱いので最適ではない。 球形コンデンサーに発生する小さなパルスは 電圧の方向が不規則になるときに発生すると思われる。 これは破れ補正が萎んでいくと原子核スピンに準じる状態がコーヒレントに揃った状態 から不規則になって全体として打ち消しあいゼロになったものと考える。 おそらく自発的対称性の破れの模様を描いて落ち着いている。 駆動電流を急激に下げると発生するので、駆動素子の破損の原因になる。 本来はゆっくり上げて、下げていくことが望ましい。 いきなり駆動したところで5周くらいは追従しないから意味はない。 現在やっている瞬停駆動も危ないと言えるかもしれない。 01/14/2018

“破子”=“Broketon”が重力の発生原因と考えたとき 弱い電荷があるので電気を使って除去することができる。 効率よく除去するには電気に良く反応する誘電体を使って 円偏向電磁場(三相交流)を印加すれば連続して除去できる。 除去した部分は裸の状態になるので物理的な状況が変わってくる。 原子核スピンに準じる状態がコーヒレントに揃うということは 各原子の振動する位相が合うので波形が接続され単一の量子と同じになる。 一つは時間が延びることなので、その都度測定してきた。 今回、発振器の周波数と駆動しているディスクでは異なることが考えられる。 5周期分を測定してみた。1000Vp-pから3000Vp-pになると 32.93μsecだったものが32.86μsecになっていた。 時間が延びは0.21%だった。 1000Vp-pでは発振器の周波数とディスクの周波数は同じになっていた。 実験結果としては誤差範囲とも思える値でもっと大きくなるように 何らかの対処が必要か。 01/21/2018

1msecの共鳴出力があるので駆動の周期を同じくらいにしたら間が 埋まり電圧が高くなるか確認してみたい。 分周比を1/256と小さくして1msecで駆動したが電圧は高まらない。 連続駆動のようになって通電時間が長くなり電流不足になった。 せいぜい2000Vp-pくらいしか上がらず失敗に終わった。 通電時間が短くなっても電圧は高めたい。 分周比を戻して通電時間を短くすると4000Vp-pは可能だ。 1msec以下の通電時間にすると若干共鳴出力が変わり、 隣の谷でもチリチリ音が出る。駆動電圧が高くなったからだろう。 チリチリ音は2000Vp-pでも少し出るので 通電時間を変えたり、周波数を変えていいところを探すが、 これといった決定的なところが無い。 ここだと思って設定しても再度通電してみると再現性が悪い。 量子状態をマクロに持ってきたとは言え、 熱攪乱も加算されるので不規則な動きをして厄介極まりない。 ジグザグ飛行や瞬間移動の元だからしょうがないとは言え、 こういうものと理解するしかない。 01/28/2018

時間が延びが0.21%では小さい。 かつて40MHzの実験では7%はあった。 今の周波数より270倍は高い。 駆動電圧は400Vp-pであったから 比率計算すると108000Vp-p相当なのでそれなりの効果があった。 周波数が高いと効率よく除去できていて破子の動きを上回っていると考えられる。 超光速で駆動していたのだから光速で動くものは除去できて当たり前だ。 現状の駆動方法では電圧はまあまあだが、 除去が追い付いておらず、すぐに舞い戻って張り付くという状態と思われる。 たとえば夕顔の実を削るとかんぴょうになるが、 帯電していてすぐに実に張り付くと想像すると理解しやすい。 削ったかんぴょうが切り刃に張り付けば噛みこんで異音が発生して作業は止まる。 だから削った破子は除電して捨てたい。 現状の機関に不足している構造と考えられる。 破子には弱い電荷があるが、形状異方性が元と考えると 除電するには球形にするしかないが、まず不可能だ。 電荷を打ち消すには自発的対称性の破れの模様を描かせれば電荷は 全体として中和されるものと気が付く。 引き剥がした破子は帯電して繋がってくるから どこかに引き込んで貯めて置けば自然と破れの模様を描いて消滅していくはずだ。 構造を考えると 球形コンデンサーの内側は切削動作する作業部分だから 外側に設置することになる。 チリチリ音は球形コンデンサーに発生する小さなパルスであるが、 削った破子が切削動作する作業部分に混入して発生していると思われる。 現状は球形コンデンサーに発生すると負荷コイルの巻き線から パワー素子のドレイン-ソースへ抜けていくようになってはいるが、 抜けきっていないためパルスが観測される。 これはかつてディスクの電荷抜き取り電流であった。 『ディスクの電荷の抜き取りは周波数が低いので、 大電流にはならず、実験14からディスク1相あたり3750pFを 駆動するとして、100KHz、4000Vだと約15mAにしかならない。』 ほんとうにそうなのか確認する必要がある。 もしかすると削った破子が溢れている可能性が高い。 ディスクの電荷抜き取り動作というのは、 『削った破子を除去する破れ補正の基本動作である』というもので、 今まで認識していなかった。 たどれば2004年の実験6でTransistorのCobが原因で電圧低下していた。 貯まった電荷を抜くにはベースからアースに向かって 電流を流す必要がある。と記述しているから技術的には周知していた。 14年も前に現象として確認していて対処もできていた。 しかし、発想として破れ補正という認識につながっていない。 技術があっても宇宙や物質の基本を知らないから円盤機関ができないのだ。 電荷抜き取り動作を強化したらチリチリ音がなくなるのか? 規定のバイアス電圧にすれば直流も流れるので確認できる。 もし、無くならないのなら別構造を模索する必要がある。 02/04/2018

貯まった電荷を抜くという操作を考えると、 常に三相交流に直流も印加する必要がある。 では、その貯まっていく電荷は無制限に貯まるのかと問えば、 三相交流を印加する限り無制限に出てくる。 何処から湧いて出てくるのか? それは破れた空間からだ。 破れ補正を行えば直流が出てくる。 フリーエネルギー機関のいいヒントになる。 引き剥がした破子は帯電して繋がってくるから 直流で引っ張らないと切り刃に噛みこんでしまう。 球形コンデンサーはある程度の大きさがあり、その内部で破子が消滅していく 可能性がある。 貯まった破子は自発的対称性の破れの模様を描いて消滅していく。 球形コンデンサーが金属製で電位差がなく中空になっている理由はそこにある。 電位は均一であるから破子は流れず澱んで消え去るはずだ。 球形コンデンサーについては再検討が必要だ。 長年、なぜ中空なのか?なぜ球形である必要性があるのか?疑問に思っていたが、 今回理解できたように思う。
破子を除去する構造を検討すると、
サール方式では 枠の固定子(ステータ)には複数の電極が設けられ、直流高電圧が印加されている。 誘電体の電機子(ローター)が回転するとトロコイド状の電場を横切り電場が回転したようになる。 このとき破子は引き剥がされ帯電したまま繋がって出てきて 固定子の複数の電極に吸い寄せられて流れ去っていくと考えられる。 このとき隙間を通ることになりコロナ放電のようになって光るだろう。 元々サール機は絶縁破壊したような状態で動作することが知られていてこの現象と考えられる。 もし、発熱があると電極の金属は蒸発して削れていくので冷却する必要が出てくる。 少なくとも電機子(ローター)と固定子(ステータ)の電極は貴金属である必要がある。 EMAモーターも常時火花放電しており不安定さから抜け出せなかった。 放電しないようにブラシを使っても摩耗や破損が起きる。 この問題から逃れられないと実用化は難しい。

サール方式の破子を引き剥がす動作 アダムスキー方式の破子を引き剥がす動作

アダムスキー方式では3つの球形コンデンサーによって回転電場で 破子を引き剥がす動作になる。 引き剥がした破子は帯電して繋がって出てきて 球形コンデンサーに吸い寄せられていく。 球形コンデンサー1つでは交流電圧のため連続で吸い取ることはできないが、 3つの球形コンデンサーが連携して吸い取り動作が行える。 各相は交流動作しているが、単独ではA級動作のため直流動作もしていて 破子の抜き取りができるようになっている。 アダムスキー方式は実に巧妙にできている。 球形コンデンサーで破子が自発的対称性の破れの模様を描いて消滅していくと エネルギー順位は下がる。 フリーエネルギー機関で冷たくなったり霜が付くというのはこれが原因だ。 安定して冷却されるなら成功と言えるだろう。 本来なら冷却されるはずだが、現状では構造に問題があったり ディスクの駆動電流で発熱するほうが多い。
せっかく削った破子を吸い取り動作しないで混ぜ合わせているだけになっていると チリチリ音が出てしまい時間は延びない。 02/11/2018

現状の状態で吸い取り動作しているか確認が必要だ。 まず、いつも駆動している状態でドライバー入力を絞って直流電流があるか調べた。 バイアス電圧20V、パワー素子の印加電圧40V、電流5Aで、3000Vp-p出ている。 この条件では直流電流は0Aだった。これでは吸い取り動作はしていない。 バイアス電圧を規定値の24Vにして直流電流があるか確認した。 針がごくわずか振れるだけだった。これではA級動作していない。 パワー素子のバイアス電圧の設定が悪いので、再調整する必要がある。 直流電流は各相0.5-1Aくらいは必要だろう。 パワー素子へのドライバー出力の突っ込み過ぎで、バイアス不足ということになる。 駆動電圧の求めすぎだったかも知れない。 今後、バイアス電圧とドライバー出力を設定して最適な条件を出す必要がある。 開始時はバイアス電圧を24Vに上げながらパワー素子の印加電圧を上げていくようにする。
今まで、駆動するディスクの発熱は駆動による誘電損失だと思っていたが、 強誘電体の隅々まで核スピンに準じる応答体が同一位相でコーヒレントに 揃った状態というのはエネルギー順位が高くなった状態なので発熱する こともあり得ると思われる。量子的な発熱が起こっているか。 02/18/2018

パワー素子のバイアス電圧の設定を上げるためボリウムを最大にしてみたが、 直流電流が流れない。 ドライバー回路でバイアス電圧を作っているが パワー素子の電源が落ちた場合に逆バイアスになってしまうことに気づく。 しかし、素子の許容範囲なのでそのままとし、 分割抵抗の定数変更(4.7K→3.3K)して直流電流は0.5Aに設定できた。 三相分で1.5Aになる。 2相目でドライバー出力を徐々に上げていき検出コイルの電圧を 測定すると直線的に増えたので動作としては正常だった。 各相ごとに動作確認し問題なかった。 不思議なことに出力を下げていったときに電流が増えるところがある。 そこでいきなり下げたところ2.5A→4A→1.5Aとなる。急激に下げると危ない。 この現象については後日探ることにする。 やっと三相交流動作ができるようになり、 バランス調整するが、とても敏感になっていて難しくなった。 24V電源も±0.5V以内にしておかないとバイアスがずれる。 じっくり腰を据えて調整しないと三相の位相が合わない。 オリンピックのメダル騒ぎや廃品回収の拡声器で気が散ってパワー素子を飛ばしそうだ。 なお、パワー素子の電源電圧を変えても電流は変わらない。 02/25/2018

直流電流が1.5Aになっていることを確認して、ドライバー出力を4Vp-p試したが、 駆動電圧はまだ小さく、4Vp-pだと2500Vp-pくらいだった。 まだ、駆動波形の下側に歪があるのでもう少し上げることにする。 ドライバー出力を下げていったときにチリチリ音が出るがカリカリ音になった。 この音が出ると電流が0.2-0.3A増えることがわかった。 核スピンに準じる応答体が揃った状態から自発的対称性の破れの模様を描いていくとき 電圧ベクトルがぶつかって発生しているらしい。 以前の状況から一変して能動状態と実感できる。 この状態で調整しても検出コイルを通したままだと不平衡になってしまうので、 負荷コイルに巻き線を追加して測定することを考えた。 ここはもろに最大電圧が掛かるところなので絶縁に注意する必要がある。 絶縁テープを巻いて12ターンとして組み込んで試した。 しかし、パワー素子の駆動波形であって共鳴出力がない。 失敗に終わった。別コアでないとダメということだった。 元に戻してドライバー出力を6Vp-p試した。4000Vp-pくらいだった。 駆動音が勇ましい、電流は8Aで駆動波形に歪はなく、まずまずといったところ。 03/04/2018

検出コイルを通したままだと不平衡なのか再度確認した。 ボディーの電圧を見たらバランスが悪くダメとわかった。 一つの相の電圧が高く、調べたら2相目の立下り付近に同期している。 やっぱり2相目に検出コイルを通しているため不平衡になっている。 仕方ないので検出コイルを外して駆動すると三相のバランスが取れて 3逓倍の周波数になっていた。位相調整して最小になるように合わせた。 調整の精度が良くなってまずまずといったところ。 パワー素子への電圧を50Vにしたら5000Vp-p出ていた。 駆動波形の歪は少なくさらに上げられそう。 駆動音を聞くと低い音が増えたような感じになった。 だが、チリチリ音はわずかに残る。 03/11/2018

バイアスを深くして電荷(破子)の抜き取り動作ができるようになったので 破れ補正度を測定してみたい。 検出コイルを通さずに測定を試みるが、測定箇所は 球形コンデンサーしかない。 電圧は高いのだが、超電導もどきになっているため波形の先端がボケている。 測定しても誤差に埋もれてしまう。 ボディーや磁気柱の電圧は合成された3逓倍の周波数になっているから低く鮮明ではない。 検出コイルを通せば共鳴点の櫛形特性の山谷の周波数を測定して破れ補正度がわかる。 また、共鳴出力の6山目を測ってもよい。 4000Vp-pのとき櫛形特性の山谷の周波数を測定したが山は6.686μsec、谷6.598μsec、山は6.496μsecであり 0.11%のずれで誤差範囲か。 電荷(破子)の抜き取り動作が6山目の時間ずれに影響するか見てみた。 規定のバイアスにしても時間ずれに変化はなく頭打ちになっていた。 電荷(破子)の抜き取りの直流電流は破れ補正度と関係なさそう。 次回は1Aに設定して三相分で3Aを試してみたい。 03/18/2018

各相1Aに設定して三相分で3Aを試した。 ドライバー出力を絞って直流だけ調整するとボディーからジリッという音がする。 能動状態になって電荷の吸い取り動作をしていることがわかる。 とたんに電線の被覆が焦げる臭いがした。 回路を嗅ぎまわったが突き止められない。 あちこち触ったが部品の破損や発熱はなさそう。 オシロで当たっても異常発振はしていない。 3Aにしたところでドライバー出力を4Vp-p試した。 駆動電圧は3500Vp-pくらいだった。 駆動波形がたいへんきれいなことに気づく。 A級動作に近いから歪が減って良くなる。 波形が汚ければ核スピンに準じる応答体との親和性は高まらない。 問題なさそうなので次にドライバー出力6Vp-pを試した。 パワー素子への電圧が40Vで4200Vp-pくらいだった。 電流は10Aになった。 まずまずといったところで電源の保護回路が働いた。 03/25/2018

度々保護回路が働いたのでは実験にならない。 現状のバイアスが最適なのか確認したい。 ドライバー出力を絞って駆動し、過大バイアスにして 駆動電圧が下がればそこが上限ということになる。 ドライバー出力4Vp-pで試すと若干過大バイアスになっていた。 何らかの大きな電流が流れることがあった模様。 各相1Aの設定は深すぎということになる。 設定としてはわずかに過大バイアスとしたい。 再度バイアス設定して2相目だけで直流電流を測定すると 0.2Aくらいで低すぎた。余裕の見過ぎか。 0.7Aに設定して三相分で2Aがいい線と思われる。
さて、東京近辺でUFOが目撃されることがあるが、 やって来るルートを推定すると以下のように考えられる。 大きな太平洋は目につくのでその周辺の陸地で夜に光が集合している 場所は首都圏になる。これを眺めたいと思うなら 伊豆半島の下田あたりで高度を落として北上し、 相模湾の海岸線を伝って根岸に出て、東京湾の縁を通り、 幕張に抜けて飛び去るルートになる。 国道をつなぐ街並みは明るいので、それに沿って飛び、 横浜・川崎の密集した都市を見て感心し、 ひときわ明るい都心や臨海副都心を眺めて帰っていくと思われる。 それにしてもごちゃごちゃしているなと。 04/01/2018

3相目のドライバー回路と空芯コイルが近すぎるので位置をずらした。 当面、負荷コイルの増設はしないつもりなので空地を使う。 瞬停が効かないため確認すると配線の半田が外れていた。 電荷(破子)の抜き取りの直流を0.7Aに設定して三相分で2Aとし、 ドライバー出力6Vp-pに調整する。 またまたビニールの被覆が焦げる臭いがした。 しかし、場所を突き止められない。そのまま続行する。 念のためパワー素子の電源電圧によってバイアスが変わらないか確認した。 ドライバー出力を絞ってから10V〜70Vまで可変したが変化はなく良好だった。 駆動してみるとパワー素子への電圧が40Vで4500Vp-pくらいだった。 電流は10Aあった。ときどき電源の保護回路が働くが問題はなさそう。 04/08/2018

電荷抜き取り動作を強化したせいか3000Vp-p以上になると チリチリ音がほとんどしなくなった。 駆動波形が良くなった分もある。 ボディーの電圧をみると2000Vp-p以下になっていると乗ってきて チリチリ音と一致している。4000Vp-p以上になると消えていく。 検出コイルの有無も確かめたが関係なかった。 電荷(破子)の抜き取りの直流による影響を確認したいので パワー素子の電圧波形を見たが、どうも共鳴点だと小さくなっている。 一次側でも電磁的に繋がっているため喰われている。 この状態だと安全に動作しているのか判断できない。 04/15/2018

機体を量子化するには大きなエネルギーが必要だが、 エネルギー発生装置として搭載できるような大きさと出力が求められる。 何よりも効率が優先されるだろう。 原子力を使えば核分裂や核融合から大きなエネルギーが得られるが ウラン235の核分裂では質量の0.1%しかエネルギーに変換されず、 水素の核融合でも質量の0.7%がエネルギーに変換されるだけだ。 熱を発生する装置では熱を捨てることになるので乗り物では都合が悪い。 クエーサーに着目するとブラックホールを取り巻く降着円盤のガスや塵が 落ち込む時に大きなエネルギーが生み出されている。 質量の約50%がエネルギーに変換されるため非常に効率が高い。 宇宙人たちもクエーサーを研究すればこのまねをしたくなるのは当然の成り行きで、 クエーサーの原理を使ったエネルギー発生器と駆動装置を実用化していると思われる。 簡単に言えば事象の地平線で物質をすり潰してエネルギーに変換する方式で、 究極の原子力機関と考えられる。 もし、戦闘好きな宇宙人と戦ったらクエーサーの原理を使った爆弾が飛んでくる。 威力は50倍もあって、我々の核兵器を見たらしょぼいと笑うだろう。 電子だけを速く動かすという操作は本実験で延々とやってきた。 事象の地平線以上まで実験したことがあるのでヒントはその中にあるかも知れない。 04/22/2018

駆動していて1/2波形が盛大に出る周波数があった。 6.316μsecにあり興味深い。共鳴点より上にある。 発生点は複数あり5.962μsecにもあった。 波形の比率も最大時4000Vp-p最小時1000Vp-pと極端になっていた。 1/2波形はスピノルの二価性に起因した現象だ。 スピンの加算方向の駆動電圧と減算方向の駆動電圧によって発生している。 最近は駆動電圧が高まったのでこの現象が出たと思われる。 共鳴点あるいは共鳴点より低い周波数では発生はしなかった。 駆動時間が1msecと短いほうが発生しやすい。 1/2波形は駆動が完全ではなく同期外れ気味になると発生するのではないかと考えられる。 こういう現象も把握しておくと理解が深まって知見が増える。 04/29/2018

スピノルの二価性による1/2波形が定常的に捕らえられたのでこの辺を少し攻めることにする。 1/2波形は駆動電圧と核スピンに準じる応答体が発する電圧との合成波である。 これが出ると結合性が高い状態という根拠になる。
1/2波形と拡大したもの




500V/div

駆動時間1msec



1/2波形の持続時間は0.5msecくらいで消失していく。 単なる誘電体の応答では1/2波形が出るはずがないと考える。 核スピンに準じる応答体に上向きと下向きがあるためだ。 原子核レベルの現象に間違いない。 さらに追及すると面白そう。 05/06/2018

駆動すると1/2波形が出る原因を考えた。 誘電体には核スピンに準じる応答体に上向きと下向きの電圧ベクトルが同時に存在していて、 駆動すると上向きスピンのときは電圧が加算され、下向きスピンのときは減算されるから 4:1の1/2波形が出力される。
1/2波形が出た状態の模式図


橙矢印は誘電体に上向きと下向きの電圧ベクトルが同時に存在する状態
青矢印が印加電圧

緑矢印が駆動して1/2波形が出た状態




駆動して1/2波形が出た状態では誘電体内部上向きと下向きの電圧ベクトルが同時に存在しているから 同一位相でコーヒレントに揃った状態ではない。 駆動が完全ではなく同期外れ気味になっていると判断できる。 この実験では核スピンに準じる応答体が同一位相でコーヒレントに 揃った状態を造り出そうしている。 常温で全体として1つの巨大量子状態というのは量子が1個だけという意味になる。 スピンが反対向きの量子とペアを組めば低いエネルギー状態で安定するが、 ペアの片方の量子を外して1個だけにするからエネルギー順位が上がって不安定になる。 高い駆動電圧によって同一位相でコーヒレントに揃った状態を維持すれば いわゆる正弦波が出力されることになる。 やはり共鳴点になれば正弦波になるので上向きの電圧ベクトルだけになり 同一位相でコーヒレントに揃った状態になっている。 このとき下向きの電圧ベクトルは反転され上向きの電圧ベクトルになる。 普遍的なスピノルの二価性を身近に見ることができる実験と言える。 1/2波形が0.5msecくらいで消失していくのは駆動エネルギーによって 下向きの電圧ベクトルが徐々に上向きの電圧ベクトルになっていくためである。 05/13/2018

1/2波形ではなく1/n波形が出てもよさそうなものだが、 いくら条件を変えてもそういうことはない。 スピノルの二価性に支配されている。 形態としてメビウスの帯状のリーマン面に沿って電荷が回っている。 なぜか?宇宙の法則だからと言えばそれまでだが、それでは理解が浅い。 次元の方向として回転方向の自由度には上向きと下向きのベクトルが存在しているから 2次元になるという説明ができる。 また、パウリの排他原理で、2つ以上のフェルミ粒子は同一の量子状態を占めることはできないから 上向きと下向きのベクトルに対応する次元しかない。 だから電荷はメビウスの帯状のリーマン面に沿って回るしかない。 高い駆動電圧によって正弦波が出力される場合は下向きのベクトルは なくなり上向きのベクトルだけということになる。 このときメビウスの帯の裏側は通らず表だけを通る。 では、下向きのベクトルがごく小さい状態はあり得るのかと問えば、 あり得る状態があると言える。4:3くらいの1/2波形だと思われる。 このときはメビウスの帯の裏側はなくなる。 この変則的な状態で物質がどのような挙動を示すのか。 吊るして駆動してみたがこれといった変化はない。 ピーク周波数は6.344μsecにあった。 駆動電流を大きくするとやはり1/2波形は消えていく。 下向きのベクトルが反転するだけの一つの過程だと思われる。 駆動電圧が4000Vp-pでもなぜかディスクの発熱が小さい。
清家氏はメビウスの帯が大好きだったが、 明確な説明もなかったから、その本質がなかなか理解できなかった。 本人は感覚的に何かを掴んでいたかも知れないが、 ここへ来てようやく、実験結果として測定上に現れれるようになった。 上写真を見たら小躍りして喜ぶと思われる。 これだ!私の言った通りだ。 05/20/2018

最近は既定の概念に縛られて思考が硬くて発想の転換もない。 下向きのベクトルが反転して上向きになって回るとパウリの排他原理 に逆らうことになる。これでいいのかと考えると、 フェルミ粒子がボース粒子化しているため 強誘電体ディスクを構成する多数の粒子が同一の量子状態になっても かまわない。 共鳴点ではボース粒子化が実現できていることに気が付いた。 ボース粒子の熱的ド・ブロイ波長が平均原子間距離に近づくと、 各原子の波動関数が互いに重なって 一つの波動関数で表される巨視的な量子状態になる。 目的としている量子化ということになる。 ここでは量子化するのに原子間距離 (チタン酸バリウム分子の大きさは(格子定数 a=b=3.992Å, c=4.038Å)) となっているが、微結晶の集合体で数μmの結晶粒から成り 結晶粒ごとに自発分極している。これを駆動すればいいので、 格子定数の周波数でなくてもよく、 強誘電体の固有な共鳴周波数を探し出して効率良く駆動できている。 4×10-10mのところ56.8mの波長で駆動している。 常温の固体でボース粒子化が具現化しているのは画期的か。 円盤機関では矛盾するような物理現象は一切なく、実に巧妙にできている。 やはり、宇宙人のやっていることは伊達ではない。 05/27/2018

目的としている量子化が確認できたので実験26を終了し新規に実験27に移行する。 下記に実験26の結果と考察をまとめた。

この実験での結果と考察
  1. 装置の改良はしなかった。1/3片肺動作のために1、3相目の瞬停パルスはそのままとし、 2相目の瞬停パルスを別のタイミングで作成してドライバーに供給して駆動した。 結果は駆動波形が小さく形が悪く、球形コンデンサーの引き出し線を長くしているのが良くなかった。

  2. ディスクから チリチリ音がして、1〜2秒ほどで消えていく。 共鳴のピークで発生しているが、 電圧ベクトルの方向が不規則になるときに発生すると思われる。 これは破れ補正が萎んでいくときに原子核スピンに準じる状態がコーヒレントに揃った状態から 不規則になって全体として打ち消しあいゼロになっていくときに発生している。

  3. 共鳴出力が減衰していくと時間の延びは小さくなっていくのか調べた。 3000Vp-pの駆動停止から0.5msecの共鳴出力を測定した。 約半波長の延びがあり3.65μsecだった。 さらに1msecの共鳴出力を観測した。 約1波長の延びがあり7.28μsecだった。 先の実験では6山目が2.34μsecだったから時間の延びは大きくなっていく傾向にある。 時間と共に補正は深まり時間の延びは続くと考えられる。

  4. 球形コンデンサーが金属製で中空になっている理由は、引き剥がした破子を 直流で引っ張って内部で澱ませて消滅させるためである。

  5. 破子の抜き取り動作のために直流電流を三相分で1.5Aに設定した。 駆動波形の歪は少なくなった。駆動音を聞くと低い音が増えたような感じになった。 3000Vp-p以上になると チリチリ音がほとんどしなくなった。

  6. 4:1の1/2波形が盛大に出る周波数があった。6.316μsecにあり興味深い。 発生点は複数あり5.962μsecにもあった。 1/2波形はスピノルの二価性に起因した現象。 誘電体に上向きと下向きの電圧ベクトルが同時に存在する状態で、 スピンの加算方向の駆動電圧と減算方向の駆動電圧によって発生している。 駆動電圧が高まったのでこの現象が出たと思われる。 1/2波形は駆動が完全ではなく同期外れ気味になると発生するのではないかと考えられる。 共鳴点になれば正弦波になるので上向きの電圧ベクトルだけになり 同一位相でコーヒレントに揃った状態になっている。

  7. 下向きのベクトルがごく小さい状態は4:3くらいの1/2波形だと思われる。 このときはメビウスの帯の裏側はなくなる。 この変則的な状態で物質がどのような挙動を示すのか。 吊るして駆動してみたがこれといった変化はない。 下向きのベクトルが反転するだけの一つの過程だと思われる。

  8. 下向きのベクトルが反転して上向きになって回るとパウリの排他原理に逆らうことになる。 共鳴点ではボース粒子化が実現できていることに気が付いた。 ボース粒子の熱的ド・ブロイ波長が平均原子間距離に近づくと、 各原子の波動関数が互いに重なって 一つの波動関数で表される巨視的な量子状態になる。 目的としている量子化を達成したことになる。 05/27/2018






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