量子化実験28



グルーオン量子化実験27では光による量子化は確認できなかった。 その実験の中で透明な誘電体として水晶片を載せて試すと浮いたようなおかしな動きをした。 これは球型コンデンサー中央間の円周に内接するメソ渦が発生しているためだった。 臨界周波数以下で駆動してもメソ渦の回転速度はけた違いで、 破れ補正(ビッグバンを遡る)に有効であると思われる。 それでも光速度以下の速度で回っているから問題ない。 円盤機関では矛盾するような物理現象は一切なく、実に巧妙にできている。 さらに掘り下げて実験をしてみたい。 01/05/2020

目標
チタン酸バリウムディスクを三相駆動した状態を可視化できたためその挙動 を捉えられるようになった。メソ渦が発生していることがわかったので このメソ渦が発生している条件を探る。メソ渦をさらに小さくし強化して量子化を試みる。

検討項目
  1. さらに可視化を進めメソ渦発生の状況を正確に掴む。 水晶砂を作成しディスク全体に撒いて分析する。 最適な大きさを探る。

  2. 駆動条件を色々試してメソ渦が発生している条件を探り出す。

  3. 連続駆動の電圧向上を行ってメソ渦をミクロ化し強化して量子化を試みる。 グレイ達が実現しているスピンを同一位相でコーヒレントに揃えたような 物質と同じ動作が実現できないか検討する。中心部で発生させたメソ渦が機体全体に 浸透すれば効果があるはず。
製作

駆動装置は実験27のものを改造しつつ実験する。 01/05/2020

実験28の実験機に水晶砂の飛散防止のトレーを設置する


水晶砂をディスク全体に撒いて駆動したいが、振動やメソ渦で散らばると思われる。 そこで適当なトレーを探した。導電性のないものが必要になる。 ホームセンターを歩き回ってプラの植木鉢の水受け20cm(直径)が良さそうなので買った。 色は砂が見やすいようにコーヒーブラウン。これを機関の下に設置して飛散を防ぐ。 なお、球形コンデンサーの引き出し線は長くできないので、 2.5mmの穴あけして通すようにした。 空芯コイルとチェック端子は水受けの内側に付けた。 材質が透明ではないので位置合わせが難しい。 PowerLEDの照射部分は一旦外した。無理な体勢で半田作業していたため雑で、 今後を考えて再半田しておく。剥がれかかっていたアクリル板は再度貼り直しした。 01/12/2020

水晶砂を作成した。どの大きさが適しているかはわからないので、 水晶透明ミニポイントさざれを適当に切削バイトの上でハンマーで砕く。 屋外でやりたいが、まだ雨で濡れているため部屋に盥を置いて 模造紙を敷いて作業する。弾け飛ぶため紙をかぶせて行う。 石英と違って単結晶なので硬く飛び散りやすい。 大さじ1.5杯分を用意した。 鉄粉も混ざるので帯磁したドライバーで取り除く。 01/19/2020


実験
用意した水晶砂をディスク全体に撒いて駆動した。 前もって瞬停駆動で調整する。連続駆動すると水晶砂は一斉に動き出し 1-2秒で所定の位置に落ち着く。メソ渦ができるところもある。 球形コンデンサーの内側に三角の空きができた。 駆動を続けると球形コンデンサー中央間の円周の外と内に二重の輪ができるようだ。 周波数を動かすとまた、一斉に動き出し所定の位置に行く。 どうも大きな米粒程度のものがあると動きが止められてしまうようで、真の状態が見えてこない。 球形コンデンサーの周囲に1mmくらいのメソ渦ができることもあった。 今回はさわり程度の実験であるが、状態を可視化できるようになったのは喜ばしい。 水晶砂が一斉に動き出すのを見るとかなりおもしろい。 次は水晶砂を篩に掛けて粒子の大きさを変えて駆動してみたい。 01/19/2020

水晶砂をさらに作成することにし、水晶を適当に切削バイトの上でハンマーで砕く。 茶漉し2種と笊(ざる)を用意する。 茶漉しの目は0.3mm、0.5mm、笊は約1.5mmの目を使った。笊は目が楕円のものしかない。 粒子の大きさは0.3mm以下、0.3mm〜0.5mm、0.5mm〜約1.5mm、約1.5mm以上の4種になる。 0.3mm以下は小さじ1杯、ほかは大さじ1杯くらい取り出せた。 これらの水晶砂をディスク全体に撒いて駆動する。 駆動すれば一斉に動き出し1-2秒で所定の位置に落ち着く。 4種のうちで動きがいいのは0.3mm〜0.5mmだった。 0.5mm〜約1.5mmはいまいちだったがディスク上を円運動する粒がみられた。 1.5mm以上は動きが悪い。0.3mm以下は低めの電圧でも動きはいいが、 すぐに寄り集まってメソ渦がわかりずらい。 1相目の球形コンデンサーの縁を5mmほど登っていくのが気になった。 奇妙な現象だが、理由については不明、解析の必要がある。 0.3mm以下は粉末状で舞ってしまって後片付けが大変になる。 0.3mm〜0.5mmがよさそう。状況に応じて使い分けていくべき、捨てずに保管する。 水晶片で確認しようとしたが、見当たらず紛失した模様。 ただ一つのサンプルなので支障が出る。あちこち探したが見つからない。 最後に掃除機の紙パックの中を探したらごみの中にあった。 メソ渦ができやすい周波数はあるようだ。これは特定したいが、 ディスクが熱くなると誘電率が変わるため周波数が動くので難しいが、 共鳴点の近傍であった。 最終的に球形コンデンサー中央間の円周と外と内に三重の輪ができる。 球形コンデンサー中央間の円周の外でもメソ渦ができることがあった。 共鳴点の隣の谷で発生する。 これは意外であって、解釈として球形コンデンサーの間を電荷が 流体として流れていると成り立つのではないかと思われる。やはり奥が深い。 さらに挙動を追及する必要がある。 01/26/2020

丸い水晶片がくるくる回る条件を探った。 再現させたときの周波数は共鳴点の谷の隣の山で、周波数の高い側だった。 ただ一点なので調整が難しい。 この設定で0.3mm〜0.5mmの水晶砂を撒いて駆動すると メソ渦は各球形コンデンサーの間に1cmくらいの渦が2個ずつ発生した。 球形コンデンサー中央間の円周の外と内にできる。 電流を10〜12Aまで上げると5mmくらいの渦が追加され 外と内にのあちこちにできる。10〜15個くらいが一斉に回るので メリーゴーランドのようにおもしろい。

実験機にメソ渦ができる場所


メソ渦ができる場所は写真を撮っても、渦のできないところにも 堆積するためわかりずらい。図に黄色の〇で示した。 三相のバランスを合わせたが、完全な120度回転対称になっていない。 2相目の電圧がやや低かった。 水晶砂を撒き過ぎると固まって停止してしまう。 試しに共鳴点の谷で駆動するとメソ渦はできるがやや弱い。 谷なので電圧が低いためだろう。 共鳴点の谷の隣の山のときが渦が多くできることがわかった。 今後の駆動点になっていくと考えられる。 02/02/2020

0.3mm以下を使うと1相目の球形コンデンサーの縁を5mmほど登っていく奇妙な現象について考えた。 直流高電圧を扱う機器では埃を吸いつけることが多く、帯電した埃が電極に吸着して黒くなる。 この実験に使っているのは交流だ。まして「よじ登る」現象はあり得ない。 もしかすると超流動の可能性がある。 超流動はヘリウム4が絶対零度で高低差を解消しようと容器の壁を「よじ登る」現象である。 このときヘリウム4は粘性(摩擦)が無い状態になっていてボース凝縮している。 この実験では水晶粉が球形コンデンサーの縁をよじ登っていく。 水晶粉の粘性(摩擦)が無くなりよじ登っていくのか。 ボース凝縮している可能性があるのではないか。 量子化した一つの現象と言えそうだ。本題のテーマそのものだ。 電磁場が弱いため小さな現象しか発生しないので、 見逃すとまた時間の無駄になってしまう。 ディスクが熱かったり調整が悪いと再現しない。 良くよじ登る設定はあるようで、条件を突き止めたい。 水晶粉が全部トレーに落ちて回収のため実験機を外すが、 水晶粉がディスクや球形コンデンサーに吸い付いていることがある。 駆動電圧はスローアップ、スローダウンしているので帯電はしないはず。 02/09/2020

調整が悪いと再現しないため正確な位相調整のために発振器に チェックピンを立てた。遅延を想定して各相ごとに合わせ込む。 正確な三相交流になっていないと破れ補正が効かない。 実験の度に水晶粉が飛び散って水晶粉が少なくなってきた。 机や床がザラつくためちょくちょく掃除機を掛けるが完全に無くならない。 0.5mm〜約1.5mm、約1.5mm以上は使わないため砕いて0.3mm以下を作成した。 小さじ半分しか取れない。色が付いていまいち純度が悪そう。 鉄粉を除去する。バイトとハンマーが削れた証拠だ。水晶は硬い。 やっとのことで水晶粉がよじ登っていくのを再現させた。 ぬるぬると円弧を描いてよじ登るのは奇妙に見える。 常温で超流動を起こしているからだ。 実験値として水晶粉が球形コンデンサーの縁をよじ登っていく周波数は 6.25μsecにあった。 実験24の駆動電圧櫛形特性のグラフから 共鳴点の谷の隣(6.45μsec)の隣の山(6.25μsec)のときで、周波数の高い側だった。

超流動を起こして球形コンデンサーをよじ登る水晶粉


ここで駆動すると球形コンデンサーに水晶粉が集まってくる。 この周波数は臨界周波数の1/250ということに気が付いた。 割り切れない周波数だと定在波にならず、電界強度も共鳴しないため小さく、 メソ渦が発生しても移動してしまう。破れ補正が効かなくなる。 計算では6.2134μsecになる。 使っている誘電体の共鳴周波数の中でたまたま1/250の周波数になる球形コンデンサーの 大きさにしていたため見つけることができた。 ディスクの大きさも関係するから、これは幸運でしかない。 この方式の円盤機関には最適値が存在して機能美として現れる。 機関の大きさ、誘電率、球形コンデンサーの寸法は相関があって適当にやっていると動作しない。 02/16/2020、02/18誤記訂正

調整が悪いとダメな理由がはっきりした。 臨界周波数の誤差を5%以内(かなり緩い)とすると駆動周波数はその1/250であるから 0.05×0.004になる。掛け算なので0.02%以内にする必要がある。 実験機でも1/5000の精度が要求される。これでは調整ボリウムに触るだけで動く。 どうりで再現性が悪いわけだ。 発振器と駆動回路に振動を与えるだけで狂う可能性が高い。 臨界周波数の誤差5%以内はかなり緩い数値である。 周波数に誤差があると電荷が周回して同じ位置に来たとき位相がずれるため 残存電圧のあるところを駆動回路で短絡するので異常電流が流れ発熱の原因になる。 たとえば4000Vのとき5%ずれるとすると200Vの残存電圧のあるところを 0Vとして引っ張るので異常電流が流れる。 20Vの0.5%以内にしたいとすると1/50000の精度になる。欲を言えば0Vの誤差無しだ。 今まで、実験13からまともに駆動できていなかったことになる。 1分もしないうちに発熱するのはおかしいと気付かなければならなかった。 11年を経てようやく正確に駆動できる見込みが立った。 発熱すれば誘電率が上がるので追従する必要もあるから水晶発振器で固定もできない。 超流動を検出して数値に変換し帰還させて水晶発振器とシンセサイザーで追従させることになる。 こんな制御はやったことがないし、山型の数値に変換するのは少々知恵が要る。 おかしな数値を帰還させると超流動が破れて機関が停止し、燃えるか墜落する。 車と違って立ち往生できないので信頼性の高い駆動回路が必須になる。 チタン酸バリウムのディスクの焼き上がり状態で誘電率が決まるから 測定した後に球型コンデンサーの大きさを決定して発注するしかない。 単結晶のディスクも考えられるが衝撃に弱くて割れたり、 温度特性が悪かったりして難しいと考えられる。
たまたま、趣味の水晶のさざれ石を持っていた。 透明な誘電体と解釈して載せて駆動したところ回る物がありメソ渦を見つけた。 メソ渦を確認しようと水晶粉を作成して試すと通常ではあり得ない動きをした。 単なる振動で発生しているかも知れないが、縁をよじ登っていくのは尋常ではない。 技術だけで攻めてもダメで、固定概念に縛られて無限に高い壁を乗り越えられない。 奇抜な思考も大切だ。開発初期段階に秀才はいらない。 これから調整方法も考え直す必要がある。 確率が0.1%から1%に上がった感じがする。 02/23/2020

発振器に1/10の微調整用のボリウムを追加した。 ついでに元のボリウムもバックラッシュが大きくなっていたので交換する。 調整方法として電流値をみる方法がある。 ドンピシャなら電流が減るはずということで確認すると確かに0.5A減る。 しかし、周波数を高くしていくとインピーダンスが上がるため電流は減っていく。 これと見分けずらいが、参考にはなる。だが決定打ではない。 駆動音はどうなのかと聞き耳を立てると音が微妙に違う。 ビーという音になったときかと思うが、駆動すれば常にジージー音が出るし、 ごく僅かな変化でしかない。 ドンピシャと思われる音が水晶粉のよじ登りの最大なのか断定できない。 もう少し検討を続けたい。
位相調整が悪いとディスクの発熱にも関係してくる。 最高値4000Vのとき1%ずれるとすると40Vの電圧のあるところを 0Vとして引っ張ることになる。これも無駄な異常電流が流れる。 しかも三相交流なので3倍になってしまう。 どうりで発熱が大きいわけだ。発熱したら宇宙空間では冷却できない。 1V以下であれば問題はない?が、それなら1/4000の精度が必要になる。 なんと0.025%以内になる。 各相の駆動波形も揃っていないと無駄な異常電流が流れる。 その精度は同様に0.025%以内は欲しい。 しかし、駆動回路の配線の違いや素子のバラツキ、負荷コイルのコア材のバラツキ がありそこまでは難しい。多数の部品から選別していくしかない。無駄が出る。 最初の配置から考えないと実現できない。 この方式の円盤機関の駆動回路は周波数と位相の誤差は超高精度が要求される。 高をくくって駆動できていると思っていたが甘かった。 ディスクの工作精度も厳しいが、駆動回路の電気的精度も厳しい。 やっぱり大型の精密機器だ。 設計済みの組み立てキットがあればいいがそうはいかない。 あったとしてもバカ高く買わされることになり修理も難しくなる。 寸分違わずパクっても1/50000の精度は出せない。 駆動試験が何時までも終わらず、おかしいから見てくれというのが起きそうだ。 宇宙人共は問題なく実現しているから飛んでくる。 03/01/2020

温度が上がると駆動音も当てにならない。 どの設定が合っているかわからなくなる。 ドンピシャでは水晶粉があまり動いていかない。 1−2相の間に1cm程の塊ができる。 定在波になって止まるからと理解できる。 これが最も正しい調整に違いないが、動きが緩慢のためわかりずらい。 設定を弄り回していたら1−2相間の水晶粉がパーンと弾け飛んだ。 実験機の周りが粉だらけになった。 まったく合っていない場合は水晶粉は雲散してしまうのでわかるのだが。 合っていると球型コンデンサーに付着する水晶粉は磁石で集めた鉄粉のように方向性を持つようになるが、 30秒くらい駆動しないと発生しない。この点不明。 試しに硬質塩ビの下敷きを帯電させて水晶粉を撒いてもこのようにはならない。 単なる帯電によるものではなさそう。 実験後、ディスクの側面の真ん中に筋のようにぐるりと一周水晶粉が付着する。 今回、正確に駆動できたための現象と捉えているが、なぜ真ん中なのか?

ディスクの側面にぐるりと一周水晶粉が付着する


ディスク全体と球形コンデンサーが帯電している。触るとピキッと放電して少し痛い。 駆動条件が合っていないと帯電することはない。 駆動電圧はスローアップ、スローダウンしているのでこれで帯電しているとは考えられない。 調べたらサール機でも永久分極して帯電しているということなので、 同じ現象と思われる。実験の方向性としては合っている。 円盤機関特有の現象なので原因と理由については解析する必要がある。 ドンピシャに調整する方法についても検討が必要だ。 03/08/2020

駆動したことによってディスクのチタン原子の変位による自発分極でくっついていた 浮遊電荷が一掃されて、駆動停止すると自発分極が出てくることが考えられる。 アルミの球形コンデンサーが帯電しているのもヘンな話だ。 放電させてしまえば水晶粉はさらりと離れるはずだが、 べったり付いていて筆でなぞらないと除去できない。 水晶粉が帯電している可能性があるが、それだけではなさそう。
ドンピシャに調整したいが、水晶粉では動きが緩慢のためわかりずらい。 大きく外れたところでも止まるから識別できなくなる。 瞬時に応答する検出方法がないかと思案する。 これまで電界の分布を調べるのに使っていたネオン管が良いのではないかと試した。 向きを色々変えてみたところ、1−2相の間の1cm程の塊の所に 垂直に立てると正確に応答していることがわかった。 長年やっていたことが今役に立つ。 点灯が最小になるようにすれば良い。駆動音も変わるため分かりやすい。 これで調整に悩まなくて済む。やはりドンピシャは一点しかなく微妙で難しい。 上り側から調整するのと下り側から調整するのとでは若干違う。 瞬停駆動と連続駆動では調整点がわずかに違う。 入念に調整するとディスクと球形コンデンサーの発熱も小さいことがわかった。 先に駆動素子のヒートシンクのほうが熱くなるが、発熱が異常に早い。 今までは1時間やっても実験中断は無かったが、10分と持たない。 発熱源が移動した感じがする。マッチングがうまく行ったからだろう。 空冷のヒートシンクでは厳しいのか。
世界中がコロナウイルス騒ぎで不安定になると なぜか実験が進む。 03/15/2020

1−2相間と2−3相間の球型コンデンサー間の中央ではネオン管は消えるが、 2−3相間は消えないためバランスが悪そう。 2相のバアイスを少し下げた。今度は1−2相間が消えない。 相変わらず調整が難しい。 ネオン管の点灯が明るすぎるときはディスクから数mm浮かせて調整すると はっきりわかる。 ドンピシャに調整したが、いまいち水晶粉が登っていかない。 あまり電圧を上げてもダメで4〜5Aあたりが良かった。 10Aにすると水晶粉が一気に動き出し液体のようになる。 超流動もどきといったところ。さらに波動化を強化していきたい。 それにしてもディスクと球形コンデンサーの発熱がほとんど無い。
さて、光を当てて波動化を促進するのにも臨界周波数の倍数になるはず。 球型コンデンサー中央間の電気的円周長は0.2142mであったから この長さに緑の偏光510nmを照射することを考える。 割れば球型コンデンサー間には420000個の波が入る。 またまた1/420000の精度が必要になる? 周波数が動くと端数が出てしまうが問題になるか? 現状の駆動周波数の安定度はせいぜい1/50000くらいしかない。 電源のS/N比が悪くノイズが問題になる。 すると0.2142÷50000=0.000004284mは変動する。緑の偏光は0.00000051mなので8.4波長分になる。 8.4波長は変動してしまうので、ぴったりに駆動できない。 やってみなければ解らないが、単一波長を照射して効果を試すことになる。 いずれにしても白色光を照射するのは実験に適さない。 03/22/2020

駆動しておいて緑の510nmを照射することを考える。 今まで正確に駆動していないため再度確認したい。 水晶粉の挙動を今一度見てみたい。 PowerLEDの照射部分を修理しておいたが、 元通り取り付けできるか試したところ広げて入れれば ディスクを入れられた。壊れずに済みそう。 しかし、水晶粉が流れ落ちてはまずいので、 プラのトレーの代わりにラップを入れて飛散防止と回収したい。 PowerLEDの放熱板やアクリルの隙間に入ると回収できない。 ラップは可燃物なので上に載せて駆動して問題ないか確認する。 ラップとポリエチレンを試したが変形もなく、燃焼もしなかった。 PowerLEDの照射部分に緑色のセロハンを貼っていくが、 今回は上側の6枚だけにする。配線がじゃまをして時間が掛かる。 ポリエチレンの袋を広げてシートにして照射部分に入れるがうまくいかない。 皺になってもしょうがないので部分的にたたみながら入れた。 ディスクを入れて球形コンデンサーの引き出し線の穴を開けて通した。 空芯コイルを取り付けて設置し、PowerLEDを光らせたが、PowerLEDとディスクが近すぎる。 位置合わせのスペーサを入れ忘れていた。 さらにPowerLEDの配線が根切れしていたり、 ポリエチレンのシートが穴あけしたところから破れていてやり直しになる。 今日は不手際が多く切り上げることにした。 03/29/2020

切れやすいポリエチレンのシートは柔軟性のあるビニールに変更した。 ディスクを入れて球形コンデンサーの引き出し線を外に出し 組み込むことができた。 さっそく実験台に設置して駆動する。 PowerLEDから照射するが、タイミングが合っていない。 やけに明るい。 配線を組み替えるが、位相ずれが大きい。 後日検討することにして、今回は連続点灯で試す。 連続駆動して連続照射してみたが、優位性はなかった。 水晶粉がきらきらしてきれいだが、動きに変化はない。 それよりも球型コンデンサーに付着する水晶粉は少なく、 粉が方向性を持っていない。波動化が弱い。 1−3相の間に大きめのメソ渦ができてしまい調整が悪い。 周波数は合っているはずなので位相調整とバランスを合わせる必要がある。 04/05/2020

先週は調整が悪くて実験になっていなかった。 水晶粉が少なくなってきた。 使わない水晶粒を砕いて0.3mm以下を追加作成した。 小さじ1杯くらい取れた。 色が灰色なので鉄粉を除去する。 水洗いして粒子の細かい粉末は流した。 乾かすために時間が掛かる。幾分白くなった。 注意しても水晶粉が飛び散らかるため机や床がザラつく。 駆動を始めると発振器のチェックピンのパルス幅を見たら1相目が狭い。 再度、各相立下り2.1μsec(6.25μsec)に合わせ込む。 これで、ネオン管が最小になるよう調整するが、いまいち合わない。 ディスクからヘンな音がする。 バランス調整のための発振器のパルス幅も変化するのでこれも調整する。 再現性に乏しいのは調整がピンポイントだからだ。 1/50000は必要で、これを克服しないがぎり実用にはならない。 かつて、EMAモーターは3極構成であり、状態が良いと三相交流になり、 破れ補正したときもあったろうと推定している。 しかし、安定性に乏しいのは調整がピンポイントだったからと思われる。 ヘンな音は3相目の電圧が低いためだった。 バランス調整はドライバー出力とバイアスを調整して波形高をぴったり合わせる。 これで駆動してようやく筆で水晶粉を付けてなぞると円弧を描いて張り付くのが確認できた。 やはり調整はピンポイントになる。

ドンピシャ調整時にメソ渦ができる場所


ドンピシャに調整が合うと球形コンデンサーの右肩にメソ渦ができる。 逆にメソ渦ができるように調整しても良い。 2相目のメソ渦がいまいち丸くなく位置が離れている。 球形コンデンサーが熱くなってしまうと実験が中断してしまって冷めるまで待たなければならない。 これをやっているとすぐ一日が終わってしまう。 球形コンデンサーが熱いうちは調整が合っていない。 コロナウイルス騒ぎで不安な気持ちが充満するとなぜか実験がうまくいく。 04/12/2020

駆動電流を大きくするとさらに調整が難しくなる。 それでもメソ渦がきれいにできるようにあちこち調整して追い込むことができる。 調整に関係が少ない箇所もあるが、目視できるためとても分かりやすい。 水晶粉を使って電荷の分布や量子化の度合いが目で追えるようになったことは画期的だ。 水晶を持っていなかったら進歩は止まっていた。 ガチガチの技術だけで攻めてもダメで、固定概念に縛られて身動きが取れない。 時にはオカルト的発想も役に立つ。壁が立ちはだかれば波動になってすり抜ければ良い。 メソ渦にネオン管を当ててみたが、ここは調整には向かない。 ぐるぐる回るだけだから明るさが変わるわけはない。 かつて、調整ボリウムに黒マジックペンで印を付けておいた。 そこで駆動してみたが、ほぼ合っていた。 直感でやっていた調整も悪くない。 1−2相間のメソ渦が丸くなく、位置もずれているので直したい。 3相目をやや高めにするとメソ渦が丸くなるが、まだ位置が離れすぎている。 しかし、これで量子化の真ん中なのか? メソ渦が所定の位置で回りだしても駆動音が微妙に変化する。 キーキー、シャーシャー、チリチリといった音が混ざって聞こえる。 量子化の真ん中がキーキー音が最小になった時なのか、チリチリ音がしなくなった時なのか、 それとも全体の音が最小の時なのか識別したい。 水晶粉がぬるぬると動いて張り付く必要がある。 筆で水晶粉を付けてなぞりながら調整点を探す。 球形コンデンサーが熱くなってしまうと中断し、冷めたらまた始める。 結局、3相目のメソ渦が止まったあたりが水晶粉が張り付いて良さそう。 再現性が高まってきた。
大多数の惑星は天の川銀河系公転面に垂直に立って自転していると思われる。 地球はほぼ横倒しで自転しているため例外的だ。 系外惑星を探すのにもトランジットを捉えにくい。 遊びに来るとしても天の川銀河系公転面と平行に飛ぶだろうから 手動操縦でミスをすると地表に激突しやすい。 リスクが高いためあまり訪れないのかも知れない。 04/19/2020

メソ渦の出来方がマチマチなのは電場が不均一だからと思われる。 バランス調整して水晶粉を最適にすれば1−2相間のメソ渦が丸くなって すべての球形コンデンサーの右肩にメソ渦ができた。
120度対称位置にできたメソ渦


球形コンデンサーで円弧を描いて張り付くのはなぜなのか? 張り付く力は電磁気力と思われるが、 アルミの帯電によるものだとすると波長が数ミリの定在波が発生していることになる。 そんなに高い周波数ではない。しかし、メソ渦が出来ているとすればあり得る話だ。 だが円形の内側が埋まることはない。渦電流とも言えそうだが、 円弧だけというものヘンな話だ。泡状と考えたほうが良さそうだ。 量子化した部分とそうでない部分が混在すれば泡状になる。 ディスクと球形コンデンサーのどちらが先に量子化するかと言えば ディスクが先で球形コンデンサーが後だろう。 球形コンデンサーの縁が境界になって泡のようになっていると考えられる。 よく見ると円弧は動いている。 駆動波形はビシッと止まっているほど安定ではないし、 発振器のS/N比や熱的な揺らぎも加わるから動くのだろう。 量子化に伴ってフワフワ飛ぶのは宿命なのかもしれない。 これを安定させようとすると電気を食って省エネではないということも考えられる。 04/26/2020

ディスクに発生したメソ渦は電気的には珍しい現象と思われる。 小指の先くらいの小さい円偏向電磁場は造るのはかなり難しい。 流体力学ではよくあることだが、 電子流と思えば両脇に渦を伴うことは理解できる。 一般相対性理論として回転する物体は周囲の時空を引きずるということがある。 球形コンデンサー中央間の円周上では電子の流れがあり、周囲の電子を引きずるはず。 引きずればメソ渦ができるだろう。 メソ渦は駆動する電磁場よりも角速度が桁違いに高くなるという要素がある。
相似のサール方式ではステータの電極5個でトロコイド状の電磁場が1対並び、電磁場1回転分になる。 回転するローターの外縁部にはメソ渦がずらりと並んでいることに気が付いた。 直径15mの機関なら60個ものメソ渦がある。逆に言えばメソ渦しか存在しない。 もしかすると円盤機関はメソ渦が主体的なのかも知れない。 かなり巧妙な構造になっていると考える。 現在は1/250の周波数だが、1/256、1/2**とかで駆動すれば 別の位置にメソ渦ができる。 球型コンデンサー中央間の円周の外側にできたこともあった。 ディスクの縁ぎりぎりにもできる。 メソ渦に色々な物質を置いてどんな挙動になるのか試した。 割れたZPTディスクを置くとメソ渦に巻き込まれて回転した。 ただし、ゆっくりだった。 割っただけなので形状が丸くなく三角形ということもある。 プラチナ箔は回転しなかった。しかし、銅の磁気柱(放熱筒)には吸い付いた。 理由は不明、調べるしかない。 05/03/2020

電子で渦を造ったとしても負電荷の反発があってたちどころに雲散霧消する。 位置が固定されてぐるぐる回るのは電気的には珍しい現象になる。 自然界には存在しない。これだけ大きなディスクだから実現できた。 平原に発生したつむじ風と同じと思われる。 それでも一方向に風が吹かないと発生しないだろう。 鉛直磁場があるからメソ渦が発生していると考えることもできる。 それなら別の磁石で磁界の方向を変えれば渦が影響されるか確認したい。 11×10mmの円筒形マグネット(異方性で強い)があったので割り箸の先に付けて ディスクのメソ渦に近づけた。 だが、何の影響も無く渦は回り続ける。 鉛直磁場があるから円筒形マグネットは弾かれ割り箸は押されるのである程度の力は要る。 磁界が変わっているはずだ。しかし、メソ渦に変化はない。 さらに鉛直磁場リングマグネット3枚を外してみたらどうなるか試した。 一度、PowerLEDの照射部分を外す必要があるので手間が掛かる。 元に戻して駆動すると音が違う。条件が変わってしまったようだ。 それでもメソ渦ができるか試したが、できなかった。 周波数を変えて探ってもそれらしき渦はできない。 鉛直磁場が無いとメソ渦は発生しないと考えられる。 共鳴条件が変わってしまったこともある。 磁場があるのだからもっと多くメソ渦ができても良さそうなものだが、 場所は決まっている。 円筒形マグネットで磁界を変えても変化がないというのも解せない。 もしかすると別の量子状態になっていて 流体(波動)として振る舞っている可能性がある。 05/10/2020

鉛直磁場リングマグネット3枚を付け直し駆動する。 1相目のメソ渦が変わって遠くなってしまった。 しかも不安定だ。出来たり出来なかったりする。 正確に貼ったつもりだが、状況が変わってしまった。 周波数のみいじっただけだ。他の調整部分は変えていない。 やはり、円盤機関は機械精度が問題になる。 組み立ててもバラツキが出てしまうので、 パクってもダメなことがはっきりした。 再度、一から調整やりなおした。 発振器の位相調整とパワー素子のバイアス調整、 ドライバー電圧調整を行ってバランスを取ってみたが、 完全には同じにならない。発熱もやや大きいようだ。 水晶粉も登りが悪い。さらに検討する必要がある。 機械的な状態が違うと調整で追い込んでも問題になる。 個性と言えば聞こえはいいが、バラツキと言えば問題だ。 機体ごとの差はあって飛び方に癖が出るだろう。 もっと大きな角型フェライト磁石でもディスクのメソ渦に近づけて試したが、 何の影響も無く渦は回り続けた。 今度は銅箔1cuを貼ってみた。メソ渦は消え、水晶粉は飛び跳ねるだけだった。 結局、メソ渦は電場によって出来ていたことになる。 そして、磁場による影響を受けない。 波動として動作していることになる。 ディスクの中は電波になっている。 それも渦巻を伴っている。回折や定在波は一般的だが、 渦を巻いた電波は一般的ではなくどういう意味があるのか? 自由空間の中では直進するのが普通で、均一媒体中では曲がることはまずない。 それも渦を巻くこと自体がおかしい。回る速さも遅い。 重力レンズがあれば曲がるが渦は巻かない。 地磁気のある惑星上を飛べば発電することになるから、 機器が壊れたりして具合が悪い。平然と飛行しているから 地磁気の影響を受けていない。 05/17/2020

鉛直磁場リングマグネット3枚の付け直しが悪いのか 水晶粉の登りが悪く量子化が弱い。 だいたい、何が悪いのか、どこが良かったのか特定されていない。 もっと良い条件があるかも知れず検討する必要がある。 PowerLEDの照射部分を外してプラのトレーに乗せ換えて追及するしかない。 基本中の基本が無い。 機械精度のどこが問題になっているのか確認したい。 まず、鉛直磁場の真円度とその強さを調べる。 リングマグネットの着磁状態も効くか。 さらには貼り替えも必要か。 3枚を1枚にしてみたが、やや弱そうだがメソ渦はできた。 2枚追加して回してみたり、斜めに付けたりしたが優位点はなさそう。 次に球形コンデンサーの位置精度はいじってもいいが、再現性が無くなるため 駆動波形を動かすことにする。 特に位相が効くと考えてそれぞれ動かしながら水晶粉の動きをみる。 1相目のパルス巾を狭めに3相目を広めにすると 水晶粉の登りが良くなることがわかった。2相目は矩形波の50/50にする。 ほぼ以前のようになったと思われる。 位相調整は効く。ようやく再現できた。
最近の欧米や半島・大陸的発想では 『ネット配信で有名になって手っ取り早く稼げればいい。 じっくり研究する時間などない』という風潮が強い。 それでは分解して調べたところで理解できるはずもなく、 組み立てても再現できず、投げ出すのがせいぜいだろう。 本当の付加価値を知らない。 05/24/2020

スピンのジッター(回転むら)によって量子化が妨げられる可能性はあるが、 数%なら許容範囲と考えている。数十%もあるとダメだろう。 常温での熱攪乱はチタン原子の20℃ (293K) における平均熱運動速度が400m/sくらいとすると 電磁場の波速は933m/sはあり2倍は上回っているので問題ないはず。 駆動波形がやや鋸波になっているのも気になる。 わざとローパスを外して悪くしてみる。 ドライバー出力はほぼ矩形波になる。 駆動して電流波形をみると正弦波に近い。 メソ渦は変わらないし、水晶粉の付きもやや悪い程度だった。 高調波が乗ってしまうがこっちのほうがいいかもしれないが、 本来の動作とは違うため戻す。 今度はバイアスを深くして抜き取り動作を増強してみる。 これにはドライバー出力を2Vp-pから半分に減らして駆動する。 ヒートシンクの発熱上がって、波形は高調波が消えて良化するが、 メソ渦は変わらないし、水晶粉の付きもやや悪いくらいだった。 電気の食いすぎなのでドライバー出力を2Vp-pに戻すことにする。 各相のパルス幅を2.5〜3.5μsecにして試すと 1相目を3.0と狭めに2、3相目を3.2μsecの50/50くらいが良かった。 波形がいくぶん正弦波に近く水晶粉の付きもいい。 球形コンデンサーの位置精度はそんなに悪いとも思えないが、 この位相調整で補正できていると思われる 駆動電流を10Aに増やしてもメソ渦は乱れにくい。 球形コンデンサーの縁に円弧状のようになって張り付くのは ディスクに泡状の部分ができてその延長になっていることがわかった。 その円弧の中に水晶粉を入れてもすぐ排斥されてしまう。 05/31/2020

各相のパルス幅を変えても電界面の傾きは変わらないことに気が付いた。 どれかの相のパルスの立ち上がりを変えなければならない。 1相の立ち上がりを1.8μsecとし3相を2.4μsecにする。 基準は2.1μsecなので30%のずれることになる。 これで駆動してもメソ渦は発生するがやや出来にくくなって、調整範囲が狭くなる。 同じく2−3相でずらしてもメソ渦は発生するが似たような結果になる。 再度、各相2.1μsecにして駆動するとメソ渦はしっかり発生して 球形コンデンサーの水晶粉の付きも良くなる。 30%のずれでも思ったほど劣化せず、気にするほどのことではない。 駆動電圧が効くと考えて、1相の電圧を1.1divを0.9divにすると明らかに 悪くなって水晶粉はすぐ滑り落ちる。0.5divにするとメソ渦は発生しない。 駆動電圧は電圧が高いほうが付きは良いが、 メソ渦が暴れだすので改善が必要。 06/07/2020

2相目の前にできるメソ渦が丸くないためディスク位置を120度右に回して接続した。 駆動してみるとメソ渦が丸くなった。駆動回路と相性が良い。 見方を変えれば物理的なバラツキがあるということだ。 120度対称のはずが、対称ではない。これは将来問題になる。 ますますパクってもダメなことがはっきりした。 車で言えばハンドルを正立にしても曲がって行くことになる。 車線が引かれた道路を走る場合は人間が運転しても自動運転しても 問題にならないが、宇宙を計器飛行して航路からどんどんずれていくのは問題だ。 恒星間飛行で性能が問われることになろう。光年単位でずれる。 さらにディスク位置を右に240度にして接続した。 駆動するとメソ渦が丸くこれもまあまあ相性が良い。 結局、今まで最悪の相性で実験していたことになる。 最適な120度右に設定することにした。 さて、駆動を始めて冷えた状態から10秒くらい経たないと水晶粉の付きが 悪いということがある。理由については不明で、今後探る必要がある。 推定としてやや熱いくらいだと誘電率が高くなって量子化が 進むのではないかと思われる。 06/14/2020

最適な120度右に設定すると電源電圧を高くしてもメソ渦が暴れにくいことがわかった。 電源電圧はまだ余裕があるので上げていくことにする。 通常、電源電圧が高いほうが半導体の特性は良くなる傾向がある。 かつては電源のケミコンが発熱するといったことがあった。 駆動によって電源が変動していたためリップル電流が大きかった。 大容量のセラミックコンデンサーでいくらか軽減していたが限界がある。 今回はそんなにひどくないため電源電圧を上げられるが、 この大容量のセラミックコンデンサーの耐圧が50Vしかないため破損 しないか心配になる。漏れ電流が大きくなる点は無視する。 60Vで試すが、電源電圧を高くしても駆動電圧は少ししか上がらない。 位相調整して3か所のメソ渦が同じ大きさ、同じ速度で回るようにすると 水晶粉の付きは確かに良くなる。手順を踏まないと調整点を見失い メソ渦が消失してしまい初めからやり直しになる。 焦ってやると再現できずに失敗する。 60V10Aまで上げても3か所のメソ渦が回るようになった。 前々回では2相目のメソ渦が消失していた。 駆動電圧は3000Vp-pくらいか。 水晶粉の付きは悪くないが、季節柄ディスクと放熱器の発熱が早い。 06/21/2020

10秒くらい経たないと水晶粉の付きが悪いことについて検証することにした。 しばらく駆動して熱くなったまま一時置きして再駆動したら再現するのか確かめた。 するとすぐさま水晶粉が付着した。時間遅れはない。 今度は冷えた状態から駆動した。 やはり付きはいまいちだが、まったくダメということはない。 数秒で付着し始めるが少ない。 だが、駆動電圧を上げれば付着はするので問題にはならなそう。 そもそも瞬間的に量子化させるというのは難しいのかもしれない。 いきなり高電圧を掛けるのは落雷させるようなものだから破損の恐れが出てくる。 さらにそのショックによって巨大な放出パルスが出てきて駆動回路の破損も考えられる。 徐々に上げて下げるのが作法だろう。 06/28/2020

一度60V10Aで駆動して電圧を上げれば5Aでも水晶粉が付着することがわかった。 また、瞬停駆動から連続駆動したときも水晶粉が付着しやすくなっていた。 一気に量子化が進むからだろう。 量子化が一番強いところを探す。 やはり球型コンデンサー中央間の円周の直近内側が強い。 ディスクの外側でも水晶粉が動くか確かめた。 固めの透明フィルムを貼って延長して水晶粉を撒いた。 観察するとわずかに振動する程度で効果なしだった。 磁気柱を外して透明フィルムを貼って水晶粉を撒いた。 ディスクの中央では水晶粉は動かなかった。 量子化を促進する物質があればいいなと思い、 フェライトコアH5A材 T31μ=3500のリングコアを 中央に置いてみた。変化は無く、その上に水晶粉を 撒いても動かない。電磁波が届いていないためか。 FT240-#77材μ=2000、FT240-#61材でも試したが同様だった。 ただし、接触面では水晶粉が付着するようで磁化されたように 線維化した。この辺興味がわく。 メソ渦の上にEIコアのIコアを置いてその上に水晶粉を撒いても動かなかった。 小さなリングコアを置いてもその中でメソ渦は回った。 さて、ディスクの材料としてチタンとバリウムがあるが 原子核の質量数はチタン48、バリウム138が主体なので偶数のため核磁気共鳴しない。 酸素16も核磁気共鳴しない。 磁場用のフェライト磁石の鉄も除外される。 したがって、機関の素材は核磁気共鳴していない。 しかし、1/2波形が鮮明に現れるのはスピノルの二価性に起因した現象であり、 別の量子が応答していることになる。 これは原子1個分をシュミュレートした仮想原子核というべきものと考えたい。 07/05/2020

フェライトコアの代わりに水晶ポイントを置いて試すと 水晶粉が磁化されたようには付着しなかった。 小さな水晶2×3×26mmを髪の毛で吊るして探った。 メソ渦の上に持ってくると同じ速度で回る。 ディスクの上で水晶粉の無い場所に持ってくれば弾かれる。 球形コンデンサーの周囲では吸い付けることが多い。 思ったより力が強い。 丸い水晶片8×10mmを置くとあちこち動き回るが、 電磁気力で動いているのか、別の力によるものかは不明だ。 メソ渦の上でくるくる回る水晶粉に水晶ポイントの先端を 接触させると水晶粉が磁石のように吸い付く。 皿に集めている水晶粉に水晶ポイントの先端を付けても 吸い付くことはない。

水晶の先端に水晶粉が吸い付く


水晶粉が磁化したように付着するが、 帯電で説明するにはおかしい現象と思う。 メソ渦の回転数は0.5〜数回/秒程度でかなり遅い。 当初は水晶粉が引きずられていて、実態は速いと思っていた。 しかし、長く検証してみてやっぱり遅いと考えられる。 駆動周波数に対してなぜ遅くなっているかは不明で今後の課題になる。 07/12/2020

メソ渦は時計回りと逆回りも同時に存在している。 球形コンデンサーの右肩のメソ渦は逆回りになっていた。 メソ渦をたくさん造れないか試した。 幅1.5cmの銅の板を置いてみるが悪影響ばかりで、メソ渦はできない。 誘電率が高そうなZPTディスクの破片を置いてもメソ渦はできない。 シリコンウェハも試したが効果なし。 ただし、水晶粉の上で移動することがあった。 しかし、メソ渦とは関係ない。 色々置いてもメソ渦を新たに発生させることはできなかった。 強誘電体ディスクから電荷が外に出ることはなさそうだ。 メソ渦の回転数はかなり遅いが、量子化した現象の一つと思われる。 各地で撮影された機体の一部は変形したり、波打つ様子が見られる。 これらはゆっくりした動きであり、量子としての動きなのだと思われる。 瞬間移動もあるが、これは別の操作と考える。 駆動電圧を高くすると水晶粉が跳ね回るが、調整が悪いと 多く跳ねるようで、周波数とバランス調整で良くなる。 07/19/2020

以前に鉛直磁場リングマグネット3枚を外してみたらどうなるか試した。 メソ渦は発生せず、状態が変わってしまっていた。 球形コンデンサーの間の流体(波動)が失われ原子核をシュミュレートしていない。 スピン相当がおかしくなったとも言える。それではまずいので元に戻した。 現状として機関全体が仮想原子核をシュミュレートしている。 そう考えると基本的な原子には核スピンがあり、周囲の電子雲によって 結合して物質を形成している。 粒子として考えれば核スピンの基はプロトンであり、クォークが グルーオンで結合したものだ。 プロトンの電荷はクォークの結合によって偏在しており、 右ネジの法則で鉛直磁場で立って回る核磁気共鳴をする。 条件は磁場の強度によって歳差運動の円錐の角度は固定されている。


一方、円盤機関では鉛直磁場と円偏向の電磁場の相間は無く、 それぞれ適当に決めているから歳差運動の円錐は広がっている。 現状は直角に近い。周波数は核磁気共鳴とは別の条件にしている。 強制駆動しているからプロトン内部は変形することになる。 変形すればグルーオンの結合歪(縮退)は変わって質量に影響する。 この状態は清家氏が導き出した極性角運動量密度ベクトルの 負エネルギー条件になる。


円錐を広げるとグルーオンは変形して色荷が表面化するだろう。 電荷が動くと電磁波が、色荷が動けば色波が出る。 色波を受ければグルーオンは応答するはず。 人体や家畜を吸い上げる操作は色波を照射する操作と思われる。 機関全体で仮想原子核をシュミュレートしているから グルーオンに相当する波動があるはずなのでそれを探していくことになる。 07/26/2020

グルーオンの結合は8種の色荷によるもの。 色荷の無いものは光子相当になる。 光子に色荷を持たせる方法はまだ知らない。 色荷を照射すれば色荷の組み合わせが有色になって 結合歪(縮退)は変わって質量に影響するだろう。 プロトン内部を変形させるには鉛直磁場とディスクのリーマン面の 角度が重要になる。変形したまま回せば色波が出る可能性がある。 以前は鉛直磁場リングマグネット3枚が良かった。 さらに1枚分くらい離して取り付けていた。 今はほぼ密着させている。角度が違うはず。 1枚分くらい離して取り付けたときと密着とではどう違うか メソ渦の出来方を確認した。 変化は無くメソ渦はそのまま回った。 今度は磁場の方向も逆にしたらどうなるか。 メソ渦は反時計回りのままで変化はなかった。 枚数の違いでどうなるか試した。 3枚を1枚にしたが変化は無くメソ渦はそのまま回った。 0枚にしてみるとメソ渦が出来にくく1相目の そばのメソ渦が楕円になりやすい。 結局、ディスクの中は波動として動作していて、 磁場はほとんど関係が無く縛ることはできない。 確認できた事は最初から波動化していたことだ。 粒子として考えていてはダメで、波動として考えていく必要がある。 粒子として扱う現代の物理学に囚われすぎて失敗が多い。 破れ補正して時間を延ばせることがわかっているが、 強い力を弱める操作をしていることになる。 ここらへんがヒントになりそうか。 08/02/2020

時間と重力は密接な関係にある。 強大な重力に晒されると時間は圧縮される。 反対に時間が延びるということは重力を排斥していることになる。 今のところ、ごく僅かしか効果がない。 原子に纏わりつく破子の一部を除去しただけか。 破子は付着力が電荷によるものなので、たいして強くなく現状の 三相交流で剥がせる。大きさは極小だが、繋がってくるから 長くなっていて低い周波数でも中和効果がある。 軽量化するにはグルーオンに作用させる必要がある。 グルーオンを波動に変換したらどういうものになるのか?
その前に物質が波になったり、粒子に戻る現象がある。 電子ならば対消滅と対生成を起こす。 電子対生成に必要なガンマ線のエネルギーは、1.02MeV以上。 陽子対生成には1.88GeV以上が必要となる。 内部のアップクォークは電子の10倍、ダウンクォークは20倍程度になるが、 グルーオンには質量はなく、強い力を媒介して約1800倍の質量を生み出す。 グルーオンが単独ならば光と同じような波動になるが、 陽子・中性子の中では色荷で固まって歪んでいて 陽子対生成のエネルギーに準じた強大なガンマ線波動になって簡単には実現できない。 ここではグルーオンが分解するまでのエネルギーは必要ない。 色荷の組み合わせが有色になって効果が出ればよい。 グルーオンは同じエネルギー条件のものが大量に存在している。 色波で共鳴させれば鋭い反応を示すだろう。 色荷は陽子・中性子の中から漏れて核力になって原子核をまとめる。 陽子・中性子を一方向に引っ張って回せば色波が出ると思われる。 ゆっくり動かせば長い波長になるだけで効果はあるだろう。 臨界周波数で駆動すると破れ補正の効果が大きかった。 事象の地平線を超えていたからだが、 あの状態で何が起こっていたかは充分に測定できていない。 もしかすると色波が発生していた可能性もある。 補正効果が高い臨界周波数になると電圧が上げられない。 インピーダンスが低いため難しかった経緯がある。 駆動効率を求めると誘電体の共鳴周波数で駆動することになる。 今は負荷コイルを多段にして電圧を上げている。 臨界周波数では工夫する余地はありそう。 PowerMOSによる実験4.5では現在の素子でも臨界周波数 で駆動していたから合成加算して駆動する手がある。 二つの波動が混在するのは問題ない。 08/09/2020

陽子・中性子を一方向に引っ張って回すと効果が出る理由は 接着しているクォークの割れ目が広がって持続するからである。 回さない往復運動では割れ目が戻ってしまうため効果が無い。 割れ目から連続して色荷が漏れて色波として放出されると考えられる。
誘電体に電圧印加する場合、発熱を考えて効率の良い周波数で駆動したい。 15.5mの直径でも臨界周波数は369.7kHzであり効率の良い周波数より上になっている。 臨界周波数では使わないと思われる。 効率の良い周波数では振動格子と波長が一致していて共鳴が起こっている。 微結晶の集合体である数μmの格子が同一の量子状態になっている。 その内部のチタン原子、クォーク、グルーオンも回転振動しているが、 まとめて動くため共鳴はしていない。 グルーオンの振動は固着しているため周波数はガンマ線以上に高いと思われる。 とても低い周波数では影響を及ぼさないと思われたが、 時間が延びるのは実験で確かめられた。 グルーオンが色波を受ければ有色化して時間や重力が減ると考えられる。 もともと時間はグルーオンが固着した巨大な集合体(惑星・恒星・銀河)によって圧縮されて作られている。 誘電体ディスク中の伝達は電磁波であり、磁場や重力の影響を全く受けない。 変換は何処で行われているかと言えば、それは球形コンデンサーだ。 たかが電極と思えるが難しい部分であり、その引き出し線の太さや長さ、接続は難易度が高い。 08/16/2020

電場が掛からない状態では色荷がわずかに漏れていて全体として無色になっている。 電界で一方向に引っ張り続けると誘電体ディスク中のチタン原子は 変形してクォーク・グルーオンも変形する。 くっついた磁石をずらせば漏れ磁束が発生するのと同じように グルーオンの接着面の露出が非対称になって有色化して色波が放出されると考えられる。 色波は他の酸素やバリウム原子内部のグルーオンに影響して結合状態が変わり 時間が延びるといった現象になる。 色荷の結合力は電子の結合より100倍も強いためそう簡単にはいかない。 核融合と同じように難しい。 誘電体ディスクに割れるほどの高電圧を印加してもぜんぜん不足しているのだが、 もっと工夫が必要になる。
 

色波を発生させるには引っ張った状態で回すことしか思いつかない。 やはり本題の装置が最適となる。 グレイ達は電場を掛けなくてもスピンを同一位相でコーヒレントに揃えたような物質 を造り出していると思っていたが、もしかすると陽子・中性子内を有色化するような 同位体を造り出して色波を発生させ機体全体に行き渡らせている可能性がある。 08/23/2020

誘電体を駆動する場合、発熱を考えて効率の良い周波数を使っていると思われる。 機体の大きさによって駆動周波数を変えていたのでは、 駆動素子やコイル類、配線材を個別に造り込む必要が出て厄介だ。 故障や不具合も傾向性が無くてその都度対処していてはやり切れない。 今の周波数を使って、有色化して色波が出るように検討してみる。 球形コンデンサーの容量と負荷コイルは共鳴しているみたいだが、深くは検討していない。 空芯コイルは単なる異常発振止めなので効いているとは思えない。 球形コンデンサーは75pFなので共振周波数160KHzだと1.3mHと計算される。 空芯コイルをインダクターに置き換えて電圧を最大にしたいが、 負荷コイルや検出コイルが繋がっているため 検出コイルで最大になったときが電圧が最大なのかはわからない。 プローブを当てると容量が加算されることも考慮する必要がある。 量子の測定と同じように状態が変わってしまうため物理的に何か 加算する操作はできない。 最終的には水晶粉の動きで確認することになる。 空芯コイルをインダクター220μH 3Aに置き換えて駆動する。 大きな変化はなく足りないと思われる。 マイクロインダクター1mHに置き換えてみる。 小さくて焼損しないか心配だが、お試しなので駆動する。 駆動波形に10山ほどの0.2divの細かい波が乗る。 メソ渦は同様に出来て回った。駆動音が違う。 4-5Aの電流のところにヒステリシスがあり、ポンと発生する。 波形からするとインダクタンスが10倍必要と思われる。 さらに1mHを追加して波形を見ると5山になった。 インダクターは自作して調整する必要がありそう。 電圧は劇的には上がりそうもないが検討する価値はある。 08/30/2020

球形コンデンサーの容量と共振するインダクターを自作するが、 球形コンデンサーの引き出し線は難しいところなので 挿入して不安定になりやしないか心配だ。 高周波の高電圧がモロに掛かるところなので絶縁が甘いと失敗する。 ホルマル線は使えない。銀メッキテフロン線を使った 負荷コイルの巻きかけが3つあった。二次側114ターンを使う。 推定20mHのインダクタンスがある。 接続して駆動すると電流は流れ、波形も正弦波に近く悪くはない。 しかし、駆動音が無く水晶粉がまったく動かない。 大きすぎてディスクの中に電力が入っていかないと考えられる。 今度は巻き数を半分の57ターンにして再度接続する。推定10mH。 駆動電流5Aのとき1相目1.3divが1.5divに向上した。 波形もやや鋸波気味だが、正弦波に近い。 キンキンする駆動音が無くなって静かになった。 さらに球形コンデンサーとディスクの発熱が小さくなった。 だが、インダクターの発熱が風呂温度程度あった。 メソ渦は以前のように回り、周辺の粉の暴れが少なくなっている。 10Aまで駆動しても粉の暴れが少なく安定した。 駆動実験としては成果があったと言えそう。 ただし、インダクターの置き場に困る。 09/06/2020

水晶粉の暴れが少なく安定したように見えても電力が入ってない可能性もある。 球形コンデンサーの電圧を一度確認したい。 確認すると80%くらいに低下しており、インダクターがまだ大きいと思われる。 電圧が下がれば粉の暴れが減って安定したように見えるだけだった。 駆動電圧が減らないようにするにはまだ検討が必要。 インダクターを入れるくらいなら負荷コイルの巻き数を大きくしたほうが 効果的かも知れない。 09/13/2020

引っ張った状態で回す場合、引っ張られたクォークは湯川ポテンシャルに従う。 クォーク間の距離が延びても結合力は低下しない。 もし、低下するようだとクォークは分離してしまってバラバラになってしまう。 それでは宇宙の物質は衝撃で消えてしまい、宇宙は成り立たない。 そこを解明していた湯川、清家氏は尊敬に値する。 引っ張っても結合力は低下しないから回せぱ色波を発生させることができるはず。 出来るだけ引っ張るには電圧を効率良く高めるしかない。 小さなエネルギーでも距離が延びて時間が変わる。 特性として大きなエネルギーで引っ張ってクォークが分離しそうになると そのエネルギーで別のクォークが発生して結合してしまうことがある。 この実験の場合、分離させるほどのエネルギーは必要なく伸びればいいだけになる。 09/20/2020

色波を受けて有色化するにはクォーク間の距離が延びたほうが感度が高いと思われる。 引っ張った状態にするにはディスクと同様に電磁場を加えることになる。 ディスク以外の物質として高周波損失の少ないフェライトが最適になる。 だからチタン酸バリウムディスクには高周波フェライトコアが抱き合わせになっている。 今まで舐めていたが、やっぱり付加する必要があった。それなりの理由がある。 電圧を掛けるにしても割れるような電圧は必要ないはず。 発熱については材料として完成品とは言えないが、彼らが使っているものと大差ないと思われる。 実験なので冷却装置は付けていない。要は使い方がよく解っていないと考えられる。 09/20/2020

ディスクに高周波損失の少ないフェライトを貼り付けるが、 密着させるわけにはいかない。なぜならフェライトの表面に電流が流れて ディスク表面が短絡したようになって異常発熱するからである。 1mmの隙間を空けて接着する。フェライト同志は密着させる。 この辺の知見がないと失敗する。 機関の下側は鉛直磁場リングマグネット3枚を1枚分くらい離して取り付けているが、 硬質ウレタンを外してフェライトコアH5A材 T31μ=3500のリングコアを 取り付けて鉛直磁場リングマグネットを付けることにする。 直流磁化してしまうが、やってみないとわからない。 機関全体が仮想原子核をシュミュレートしているから鉛直磁場は必要だ。 鉛直磁場リングマグネット1枚でもメソ渦はそのまま回ったから減らすことはできる。 高さが上がるのでマグネットは2枚にした。 機関の上側はフェライトコア2枚を接着した。 これで駆動してみたところメソ渦は3か所正常に発生した。 水晶粉の付きも同じだった。 球形コンデンサーとディスクの発熱は減ったような気がする。 調整範囲が狭くなってやや難しくなった。 10/04/2020

ディスクの発熱は減ったが球形コンデンサーは熱い。 フェライトコアが付加されて負荷が増えたせいだろう。 フェライトコアに水晶粉を付けてみたが、何の変化もない。 電磁場が浸透していないと思われる。 しかし、本来の機能はグールオンの吸収をめざしているから問題ない。 ところで、電荷が動くと電磁波が出るが、強いと光になる。 グールオンが動くと色波が発生すると思うが、強いとグールボールになるのか? グールボールは無色のものが想定されているが、 有色のいびつなグールボールはあり得るのか? 短時間で崩壊するとは思うが。 このような状態のグールボールを受ければ陽子内部のグールオンは 掻き回され有色化して縮退に異常を来して質量が失われるはず。 ただ、結合は非常に強いためそう簡単には分裂しないだろう。 有色のいびつなグールボールを照射する操作をすれば 質量がなくなって人体や家畜はガス風船のように浮き上がると考えられる。 実験で出てくるのはu-dグールオン波であるが、どう検出すれば良いのか? 質量測定しかないのか? 10/11/2020

u-dグールオン波の性質はどのようなものであろうか。 湯川ポテンシャルからするとu-d間の距離とエネルギーの関係は線形で、 補正効果が小さくても時間の延びとして検出できた。 ディスク中の測定は実験24で行った。 空間の破れが補正されて約0.8%の効果があった。 問題は受ける側の測定になる。 陽子・中性子が含まれた物質なら何でも良いが、 最終的にはフェライトコアで計測されなければならない。 その前に水晶粉の応答が良いため水晶を使って検出してみたい。 色々な大きさの単結晶が手元にある。 ここで気掛かりなのは強烈な電磁場の中で検出できるのか? という問題がある。元々、高周波・高電圧の測定は難しい。 今まで知恵を絞って測定してきた。 オシロのプローブを近づけただけで電圧を拾う。 特許も何も無い、作法を心得るしかないがそれが技術だ。 体感で習得した刀鍛冶と変わらない。 測定した数値には疑惑がつきまとい完璧など存在しない。 やってみないとわからないが、水晶に電極を貼って発生電圧を測定し、 駆動電圧が高くなったとき振動数が多くなり周波数が上がっているかどうか確かめたい。 10/18/2020

機関の上側のフェライトコア2枚ははずした。 50×20mmの単結晶の柱面mに銅箔の電極を2枚貼った。 これに7cmのシールド線を接続してディスクに載せて測定する。 ディスクの外から測定することに意味がある。 1−2相間に置いたとき電圧は30Vくらいあり測定できる。 瞬停駆動の電圧が高くなると残響の6山目は後に64.6μsec動いた。 残響中は駆動していないため時間は元に戻り縮むことになる。 これは単位時間が短いため少ない数しか振動できず周波数は低くなる。 この認識が難しい、この現象はあり得ると判断できる。 次に波形の6山分(6回転)の時間を測定した。 電圧が高くなると共鳴の残響は413μsecから460μsecになった。 これも周波数は低くなっていた。 共鳴の残響なので自由振動であり駆動周波数とは違うことに注意が必要。
色波を受けて電荷が発生しては具合が悪い。 生体が感電する。そういうことはないだろうから電気を計測しても意味はない。 陽子内部のグールオンが有色化して縮退しなくなり質量が失われることを目指している わけだからそれを検出しなければならない。 質量変化は今だ認められないが、時間の延びは検出できた。 時間はどこから来るかと言えば宇宙空間であり、質量の集合体からである。 質量は陽子・中性子内部の縮退によって生じている。 何もない宇宙で物質を造り出すのに中身がぎっしり詰まった 粒子など造れるはずもなく、 点のようなクォークを寄せ集めて圧縮・縮退させて質量を生み出す方法しかない。 できた質量を消す時も縮退を解けば雲散霧消するので都合が良い。 バラバラに細分化すれば全部電子と同じような“点”から成り立っているだけだ。 クォークの接着力はどこから来るのかと問えば、 極小のため表面積が大き過ぎて単独で存在することはなく、 すぐ別のクォークと結びついて安定を図ろうとする。 案外、宇宙の仕組みは簡単だ。 10/25/2020

先週の結果を吟味する必要がある。 色波を検出しなければならないが、 単結晶に銅箔を貼った検出器は意外と電圧が高い。 珪素の原子核の陽子は偶数なので核磁気共鳴はしない。 酸素も核磁気共鳴はしないのでこの影響は除外できる。 しかしながら、原子から周囲の電子を剥ぎ取れば 原子核の陽子の電荷が顔を出す。 まったく無関係ということではない。 原子の周囲にある電子を回せば原子核の陽子も回ると見たほうが良いだろう。 回れば遠心力が発生して引っ張られグルーオンが延びて湯川ポテンシャルが発生する。 湯川ポテンシャルが発生すれば時間が延びるだろう。 湯川ポテンシャルと時間については詳しく調べられていない。 また、色波の存在についても知られていない。 計測の結果、6山分(6回転)の時間は11%延びている。 実験25では5%だったので改善している。 相対値なので信用できる数値と思われる。 残響全体ではないので、これよりも大きいと考えられる。 駆動が停止すれば時間は元に戻ろうとして縮む。 時間が短くなるため少ない数しか振動できず周波数が低くなる。 通常は振動が小さくなっていくだけで、振動数が減少していくことはない。 これが理解できないと円盤機関に携わることができない。 限界は16%なのでなかなかの数値だ。 駆動としてはそこそこ出来ている。
チタン酸バリウムディスクが発熱するのは電気熱量効果が発生していると思われる。 電界を一方向に掛けてスピンが揃うためエネルギー順位が高まり 発熱したものと考えられる。だから放熱が必要になる。 熱くなったところで冷やし、電場を取り除けば冷却されるはずだ。 磁場ではなく電場を使った冷凍設備になる。 11/01/2020

実験結果から時間が延びたり縮んだりするという意味として、 バネや空気のように密度が変わって伸縮するのではなく、 切り取られて短くなったり、継ぎ足されて長くなるということだ。 単位時間の密度は一定として考える。 質量と重力と時間は“組み”になっているが、どれが先かは決まっていない。 次元を下げたとき(次元を微分)重力放射の向きは正方向になる。 質量と時間も同じだ。 一般的に標高によって重力は異なり、時間も違ってくることが観測される。 実験では時間が延びることが測定された。 しかし、質量と重力への影響は認められない。 時間だけ違ってくること自体おかしいのだが。 質量と重力と時間は“それぞれ別物から発生”していることになる。 見方をかえれば時間の方向だけを操作していることになる。 それなら質量と重力を操作するにはその根源の色荷を変えればよい。 グルーオンには8種類の色荷があり色ごとに縮退を組む。 それぞれのグルーオンの色荷と質量と重力と時間の関係は特定されていない。 グルーオンの縮退は単純(三次元に時間が組み合わされた)ではなく、 もっと次元が複雑であることが想定される。 実験では時間に関するグルーオンの色荷が操作されていたものと考えられる。 質量に関するグルーオンの色荷を操作したいが、 今のところ電荷を持つクォークの色荷だけしか操作できない。 11/08/2020

大きな質量を持つのは陽子だけでなく、中性子もある。 これの縮退も解かないと物質の質量は無くならない。 陽子だけ集めた原子核はまとまることはなく、 緩衝材としての中性子があるとまとまると考えている。 中性子も作るには8種類の色荷が必要になる。 もし、クォークとグルーオンを適当にばら撒くと自動的に 陽子と中性子が出来て原子核が作られるようになっている。 中性子は外部に対して電荷を持たない、しかし内部や表面には電荷を持っていて 電場で引っ張った状態になると向きが変わるだろう。 多分、一緒に制御されている。 透明な固体として氷や水晶があるが、光は透過して向こう側が見える。 原子核が見えそうだが、見えているとは思えない。 ただ、透過した光は偏光ぎみになる。 原子を電場で引っ張った状態となると物理的な性質は未知数で知見が無い。 一部の色荷が延ばされて漏れていると見ている。 当初、緑色の偏光と見当を付けて 円偏向の電磁場に同期して点滅させたが空振りに終わった。 少なくとも実験では時間が延びることが測定されているので、 変形した陽子がどのような物理的な性質を持つようになったのか、 もう少し調べる必要がある。 11/15/2020

原子核は液滴に例えられる。分裂しやすいプルトニウムなどの 原子核は薩摩芋のような形状をしており球形ではない。 原子を電場で引っ張った状態にすると周囲の電子によって 原子核は引っ張られ容易に変形するだろう。 本実験でもチタン原子は球形から楕円体になっていると考えられる。 色荷は陽子・中性子の中から漏れて核力になって原子核をまとめているが、 この状態が引っ張られて変化している。 距離が延びた状態でも縮退は変わらず質量は変わっていない。 時間だけが延びた。 質量に影響するようになるにはこの縮退を解く必要がある。 たとえば小さな磁石片が複数あって、バラバラのときより吸着させた ほうが外に出てくる磁束は減る。 破れが小さくなってエネルギーは小さくなる。 塊の内部の磁束は高まる。 この吸着を阻止するには逆向きの磁石や電流を流したコイル を持ってくれば吸着することはない。 ここでは色荷なので、別の色の色荷を突っ込めば有色化する。 別の色の色荷をどうやって調達するか? チタン原子と鉄原子を引っ張って回したとき同じ色荷が出るのか? 原子核の構造が違うから変形も異なって別の色の色荷が混ざるだろう。 おそらく珪素も違ってくると思われる。 それなら同じくらいの量の鉄原子か珪素原子を使って駆動すれば 状態が変わるか確かめてみるのもいいかも知れない。 チタン原子だけでは効果がない。 11/22/2020

基本から考える必要がある。 陽子・中性子の集まり方には周期律があり、周期律表として分類されている。 効果の強い原子核を探す。 周期律表みていると選べる余地がない。 結局、チタンとクロム、鉄か珪素しかない。 安定な物質にすると酸化物になる。 酸素は偶数なので核磁気共鳴しない、宇宙は都合よくできている。 材料としてチタン酸バリウム、フェライト、水晶(石英)になる。 これらを組み合わせるしかない。 なお、クロム酸化物は顔料や磁気テープくらいで本実験には適さない。 バネ式の台秤を使って駆動回路を乗せた板ごと重量変化を探ることにする。 水晶3本を置いて駆動したが重量変化はない。 密着度が良いとは言えない。 そこで太さ3-4ミリの水晶ポイント約100gをディスクに撒いて試す。 駆動すると幾つかの水晶が動いて気味が悪いのだが、 重量変化はない。 水晶板にしないと駄目なのか。 11/29/2020

太さ3-4ミリのミニ水晶ポイントが動くのは 回転する電磁場に引っ張られていると思っていた。 電場を使ったモーターになっていて 140gの水晶ポイントでも動く。以外と力強いのだが、 電場だけではなく、別の力もあるかも知れない。 重なった水晶ポイントが動くことがあったためだ。 ディスクに接触しているものが動くのはわかるが、 重なったものが動くのは解せない。 チタンと珪素では原子核の歪方は違うため 色荷としては同じものは出てこないと思われる。 引き合うか反発するかして水晶が動くのだろうが、 確かめる必要がある。 色荷による力は核力だから非常に強い。 極小のため表面積比が大きく、くっつきたがる性質が強くなる。 回して“色荷波”として放出されると受けた側は有色化するだろう。 球型コンデンサー内側の円周と中心の丸穴の間の電場は 弱いはずだが、ミニ水晶ポイントが良く動く。 内側に引っ張られように落ちる部分と押し戻される部分がある。 球型コンデンサーの間は押し戻されるが、直下は落ちやすい。 量子化もこの部分が顕著だった経緯がある。 ディスクは平らであるため垂直方向の力が発生せず測定されない可能性もある。 試しに消しゴムを足に挟んで斜めにして駆動したが重量変化はない。 傾けても水晶粉はこびりついているところがある。 大きな水晶ポイントを置く(固定する)と水晶片は吸い寄せられるように良く動く。 単なる電場によるものかも知れないが、 チタンが出る色荷波と珪素から出る色荷波が混在するからとも思える。 水晶は大きいほうが効果が強そうだ。 12/06/2020

ディスクに酸化珪素を追加したい。つまり水晶になるが、 どういう形状がいいのか、置き場所はどうするのか検討する。 駆動して水晶粉やミニ水晶ポイントが落ちる場所は決まっている。 球型コンデンサーの外側の縁に近いところだ。 当たり前と認識していたが、なぜなのか? 水晶片を置いて探ると定在波のパターンによって動くようだ。 今度はミニ水晶ポイントを髪の毛で吊るして調べると 球型コンデンサーの外側の縁で反発するところと 引っ張られるところがある。


回転方向は反時計回りで、球型コンデンサーの前が引っ張られ 後が反発している。当然、水晶粉は反発する部分から落ちていく。 大きめの水晶を置くと定在波のパターンは少し変わっていくようで、 周辺の小さなメソ渦も影響されて出来ないこともある。 なぜ球型コンデンサーの前後で挙動が変わるのか調べる必要がある。 12/13/2020

実験28を終了し新規に実験29に移行する。 下記に実験28の結果と考察をまとめた。

この実験での結果と考察
  1. 水晶砂を作成しディスク全体に撒いて分析した。 球形コンデンサーの右肩にメソ渦ができる。 主なメソ渦は3つできて反時計回りだった。 臨界周波数の1/250のときが安定したメソ渦になる。 計算では6.2134μsecになる。調整は誤差0.02%以内にする必要がある。 位相調整が悪いとディスクが発熱してくる。 鉛直磁場が無いとメソ渦は発生しない。

  2. 水晶粉が球形コンデンサーの縁を5mmほど登っていく奇妙な現象を確認した。 超流動の可能性がある。

  3. 水晶粉の最適な大きさは0.3mm以下が良かった。 水晶粉で駆動の状況が目視できるようになったので進歩した。 技術だけで攻めてもダメで、固定概念に縛られて無限に高い壁を乗り越えられない。 時にオカルトな超感覚も必要だ。

  4. ディスクの側面にぐるりと一周水晶粉が付着する。

  5. 緑の510nmを照射してみたが、優位性はなかった。

  6. メソ渦をたくさん造れないか試したができなかった。

  7. 球形コンデンサーの容量と共振するインダクターを製作するが、 効果は疑問で採用しない。

  8. チタン酸バリウムディスクが発熱するのは電気熱量効果が発生していると思われる。 スピンが揃うためエネルギー順位が高まり 発熱したものと考えられる。

  9. 6山分(6回転)の時間は11%延びている。 実験25では5%だったので改善した。

  10. 機関の素材は核磁気共鳴しない偶数の陽子が含まれた鉄以下の原子核を持つ必要がある。

  11. 球型コンデンサーの外側の縁で反発するところと 引っ張られるところがある。

    12/20/2020




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