リニヤアンプ用PowerMOSによる実験8




本実験はPowerMOSによる実験7の継続版である。 重力の伝搬速度以上で動かす実験8として継続することにし、新たなページとした。 4/9/2006

目標
駆動している3つの球形コンデンサーを含む外側は電磁場が 強い場合は各々の超平面空間に投影されるが、重力場は超丸面に投影 されて効果が生じるものと考えると、 果たして電磁気力で、重力を制御できるのかという疑問が出る。 超平面空間と重力超丸面空間をごちゃ混ぜにしては正しい理解はできない。 超平面空間と重力超丸面空間は別物であると考える。 しかし、電磁気力でその質量を動かすことはその効果が非常に大きい ので、電磁気力で質量は簡単に動かせる。 では、どう動かすかであるが、
1.質量を超光速で動かしてみる。振動させてもよい。
2.質量を超光速で回す。
という2つの方法がある。質量を超光速で動かせば第0超平面空間には 投影されず、第1超平面空間に移行する。しかし、質量はなくなった わけではなく、そのままである。宇宙機に乗った生物は蒸発はしない。 見えなくなっただけで、依然として重力は受ける。その証拠に 第1超平面空間のブラックホールは第0超平面の伴星を引きつけている。 では、光には光速度という限界があるが、重力歪みの伝搬速度は無限大か? というと、そうではない。波動として光速度と同じであるという説があったが、 光速度なら第1超平面空間から第0超平面空間へは抜けてはこない。 実際は抜けてきているから光速度よりも速く、無限大よりは遅い。 ところで、ブラックホールはパルサー同様、高速で回転しているものがある。 速いものは毎秒1000回転に達し、(半径)=3km*(ブラックホールの質量/太陽の質量) とされているから、20倍の質量ならシュバルツシルト半径=60kmで、 星の半径10kmなら円周速度は0.2Cにもなる。半径50km以上ならCを越える。 それでも重力歪みは放射されて伴星を引きつける。 光速度で制限がある第0超平面から観測したのでは光速度よりも 速い現象は捕らえようがない。(結果として光速度らしいという解が出るが正しいとは限らない) そこで、質量を重力歪みの伝搬速度以上で動かすとその影響を受けなくなることが考えられる。 また、回すということは動かすことと等価ではあるが、意味合いがやや異なる。 本実験では重力の伝搬速度以上で超光速トンネル電子(タキオトロン)を動かしてみたい。 4/2

製作
まずは実験7の装置で実験してみる。

実験
45MHzと47.8428MHzのPowerMOS駆動は実験済みで、位相精度が悪かった。 試しに50MHzで駆動してみたが、位相精度が悪いだけで100Vp-p程度は出る。 さらに、80MHzで駆動してみると全然その周波数で駆動できていなかった。 マッチングも取っていないのでこの程度であった。 4/9/2006
48.6MHz,50MHzでは極端に効率が落ちる。PowerMOSのドライブ電圧は 40MHzと同じで、ドライバーが悪いわけではなかった。 ディスク側の問題が大きいものと思われる。 空芯コイルも1ターンであるので、これ以上減らすとなると 直結するだけとなる。マッチングを取り直す等の工夫が必要だ。 4/16
周波数を高くする前に一度、光速度よりちょっと高い領域で、 まともな駆動をする必要がある。 かつて、41.5364MHzの再調整したPowerMOS駆動のとき1.03C の 175Vp-p三相交流駆動ができていたが、フェライトコアがμ=2000のものであった。 μ=125に付け替えて駆動してみると250Vp-pは達成できた。 しばらくは、もう少し電圧を上げることを考え、確認することにした。 4/23

供給電圧をDC 25V,5Aにして41.5364MHz=1.03C 240Vp-pが得られた。
41.5364MHzの駆動

適切な位相調整により、まずまずの三相交流の精度となっている。 1相目がやや前倒し、3相目が後ろに倒れぎみの波形になっており、 ディスクの中で影響し合っている。オシロのプローブで球形コンデンサーに 当たるとジリジリ音がする。電圧が上がったので片側に10cmの銅線を 付けたネオン管を近づけると円周方向で点灯するようになった。 4/30


発振器を42.9545MHzに付け替えて供給電圧を上げて駆動してみたが、 1相目がやや前倒し、2相目が後ろに倒れぎみの波形で、 3相目の上半分が細くなるといった具合で波形が悪く、 電圧も150Vp-pは出ているが200Vp-pには届かない。 駆動電圧が高いとディスク内部での競合が強くなり、 ヒステリシスも顕著になる傾向がある。 この周波数で電圧向上を追求しても厳しい?。 ちょっと周波数を下げて41.8428MHzにするとヒステリシスは あるものの、200Vp-p以上が得られるようである。 ディスクと球形コンデンサーがすぐ熱くなる。 5/07

41.8428MHzの駆動

41.8428MHzに付け替えてさらに供給電圧を28Vまで上げて駆動してみたが、 相変わらず1相目がやや前倒し、2相目が後ろに倒れぎみの波形で、 3相目の上半分が細くなるといった傾向だった。 まずまずの位相精度で1.04C 240Vp-pが得られた。 ヒステリシスが強めなので各相のバランスが悪いとズッコケやすい。 5/14
発振器を41.95MHzの発振子と発振回路に付け替えて駆動テストした。 240Vp-pが得られた。さらに周波数を上げるべく42.7187MHzの発振子 に付け替えても240Vp-pが得られた。そこで発振器を42.9545MHzにして 再度、微調整して駆動を試みた。1.07C 相当の駆動である。 供給電圧はDC 28V,6A。
42.9545MHzの駆動

位相が完全には合っていないが240Vp-pが得られた。 ヒステリシスが大きいが、波形がシャキッとするときがあるので、そこを撮影した。 力ずくで駆動すればなんとかなる。 ディスクと球形コンデンサーがすぐ熱くなってしまうので実験時間が短い。 5/21
さらに周波数を上げるべく、発振器を44.4MHzの発振子と発振回路に 付け替えて駆動テストした。しかし、電圧は上がらず150Vp-p程度で、 位相精度が悪い。クリーンな正弦波ではなく、1/n が乗っている。 発振器を45MHzにしても同じであった。電流を増やしてもズッコケたままで シャキッとすることがない。 この周波数では定在波になりにくいと考えられる。 42.9545MHzに戻してみるとドタバタするがシャキッとなる点が存在する。 周波数を上げるには何らかの工夫が必要である。 5/28
42.9545MHzでの位相が完全に合わないので、調整で合わせられないかやってみた。 バッファーにコイルを入れて、位相調整を行い、 発信器の調整をずらしてみたが、完全には合わない。 三相交流発振器にもコイルを入れて、位相調整すると微妙なものであった。 カット&トライを繰り返しほぼ合うようになった。 しかし、ドタバタしてズッコケることが多い。 6/04
42.9545MHzで実験しているとズッコケることが多く、実験しずらいので 41.8428MHzに付け替えてみると、ズッコケモードも幾つかのパターンがあり シャキッとするモードも2つあることがわかった。 上の写真は一番きれいなモードである。 発熱してくるとディスクの誘電率が上がるのでさらにズッコケやすい。 6/11
ディスクの上に豆電球に単三電池1ケで通電したもの を置いて影響が出るが調べたが、明るさが変化することはなかった。 波形も変化が無い。 銅電極30φ×1mmを1つ置いて円周長を短くするとズッコケモード になる。球形コンデンサーに接触させると顕著である。 当然、外せば戻る。1つではバランスが崩れるためで、 3つにすれば円周長が短くなり臨界周波数は上がることになる。 ロドファー・フィルムに写っていた球形コンデンサー の上げ下げでは接触面積が数倍は違うものと考えられる。 すると周波数が相当変化することになり、本実験と合わない。 かなり安定度に欠けるはずだ。実際フラフラ飛んではいるのだが、 あの飛行では実用にならない。 操縦性や耐久性を考えれば球形コンデンサーは固定して 周波数や電圧制御は電気回路でやったほうが簡単だし、信頼性も高まる。 地球製は可動部分の全くない機体になるだろう。寿命は半永久的だ。 6/18

角形電極40MHzの1.38C 駆動 40MHzの1.38C オーバードライブ波形

本当に定在波が存在して周波数が高くできないのか 機関側を改造して円周を取れるように球形コンデンサーを 小さくしてみることにした。40MHzの電気回路の駆動力は充分ある。 実験5に使った幅10mm×43mmの銅の角材と銅箔を上下に貼り付けて電極とした。 円周は296.7mmになって、臨界周波数は29.05MHzとなる。 したがって、40MHzでの駆動は1.38C 相当になる。 通電してみるとやはり典型的なズッコケモードであった。 1相目が前倒しの三角波、2相目が+側がつぶれた正弦波で、 3相目が後倒れの三角波といった傾向だった。 位相も合わないうえに電圧も200Vp-p程度で高くできない。 (写真は素子の破損防止もあって低めの電圧で撮影した。 電圧が高くなるとさらに顕著である。) 結局、光速度の定在波が存在しているため、円周を長くすると 周波数は下がり、それより高い周波数では駆動が難しくなる。 おそらく上限に到達したもので、超光速トンネル電流の速度の限界は 1.1C 程度であることがわかった。 電極が小さいと結合率が下がっていくので位相は合わせやすくなるが。 1.1C といった駆動では不安定なため、実際に用いられている周波数 とは思えない。 ディスクの誘電率は温度特性があるため、温度が上がったら 周波数を下げる必要があり、ある程度の余裕が必要だ。 6/25
定在波は普通、その倍数も存在する。そこで、 角形電極で2逓倍(2C:光速度の2倍)と3逓倍(3C:光速度の3倍)で駆動することを試した。 29.05MHzの2倍に近い57.1625MHzの水晶発振子があったので、 これで試すが、以前に発振させようとすると難しかった経緯がある。 これは3逓倍品のようで、そのままでは19MHzが発振するだけで、 回路を工夫しないと57MHzにはならない。 この周波数は一般的な使用としては半端な帯域で、 きれいに発振させることはかなり難しいが、どうにか騙して 発振させた。その結果、電圧は200Vp-pあるが、1/5波形が 大きく出てきてその中に18.5nsecの波形が1つと20〜23nsecの波形が 複数あるといったもので、まともな2逓倍波は存在しなかった。 無理な駆動であり、電圧が上がらないので、供給DC電圧を 上げていたら、PowerMOSが1つ光を発して飛んでしまった。 しかたなく、ディスクとトロイダルコアを外して交換した。 さらに3逓倍として100MHzと80MHzの発振器に付け替えて 駆動してみたが、2逓倍と同様に1/5,1/8波形が 大きく出てきてその中に20〜24nsecの波形が 複数あるといったもので、まともな3逓倍波は存在しなかった。 やはり、ディスクの中に定在波は1つであると考えられる。 7/02
周波数を振るため発振器を水晶からCRタイプに変更した。 角形電極では結合度が低いので球形コンデンサーに戻した。 ついでに球形コンデンサーの配線を5.0□に増強した。 使うCR発振器は38MHz〜44MHzまで可変できるように設計した。 水晶を外してCR発振器で駆動して、低いほうから周波数を 上げていくと臨界周波数を過ぎたあたりから電圧低下が起こる。 当たり前だが、今までの実験通りであった。 じわっと動かすといくつかの+10% くらいのピークが存在する。 気がついたことは、臨界周波数付近から基準周波数との位相ずれが 大きくなることである。なぜ大きくなるかは調べないとわからない。 どうも実験していると不安定なときがあり、ディスクから CR発振器にカブリがあるようで、検討する必要がある。 この点は安定な水晶とは違うので、難しい部分である。 7/09
ディスクからCR発振器へのカブリは出力が最短なように 配置を変更することで改善した。さらに不安定な要因として 三相発信器の12Vの安定化電源からではなく13.5Vのドライバー電源から 取っていたのがまずかった。12Vの安定化電源にしたら安定した。 駆動してみると球形コンデンサーの配線を5.0□に増強したためと 球形コンデンサーの中心の銅シャフトにも直接半田付けしたことにより 結合率が高くなっていて、位相に敏感になりズッコケやすくなった。 ディスクが冷えているとき波高値が最大になる周波数は このマッチングでは40.32MHzであった。これは ディスクの納入データの誘電率ε=1210から計算した40.24MHzとほぼ一致する。 下記に供給電圧一定で周波数を振ったときの特性を示す。
駆動周波数−位相・電圧特性

やはり、40.32MHzは定在波のピーク周波数であって、 臨界周波数であり、ちょうど光速度と考えられる。 それ以上の周波数では定在波とならないため電圧低下と 位相も合わないことが起こる。 臨界周波数から基準周波数との位相ずれが大きくなる のは第0超平面から第1超平面にまたがる時間遅れと思われる。 上記の42.9545MHzで強制駆動して電圧も位相も合わせ込んだことは 超光速駆動に間違いない。 グラフから43.0MHzは本来脱調してしまう駆動周波数であることがわかる。 しかし、本装置は誘電体に3つの電極で強制駆動できる構造のため 臨界周波数を超えて超光速駆動を達成している。 7/17
35MHz以下の挙動をさぐるため空芯コイルを巻き数の多いものに交換して 30MHz付近で駆動してみた。当然電圧は上がり400Vp-pは出るが、 位相が合わない。三相交流発信器やバッファーの位相補正を入れたまま だったようで、外すと正確な位相になった。そのまま周波数を 40MHzにすれば出力が小さくなるが、それはマッチングが違うためだ。 そこで疑問が湧き、空芯コイルのマッチングでピークができている 可能性があると思ったため、空芯コイルを除去してみた。 マッチングしていないので電圧は150Vp-p〜200Vp-p程度しか出なくなった。 ここで無理をすると素子を飛ばす。 周波数を振ってみると、定在波のピーク周波数は40.38MHzであり、測定誤差範囲であった。 結局、空芯コイルのマッチングとは関係なく、定在波は1つだけ存在すると判った。 7/23
超光速駆動を検討するため発振器を41.5364MHz,41.8428MHz,42.9545MHzに 付け替えて駆動テストした。42.9545MHzでは電圧が低いので、 41.5364MHz,41.8428MHzのどちらかが良い。 空芯コイルを元に戻したが、マッチングをいじり始めて泥沼化して、いい加減疲れる。 1つの巻数変更すると全体に影響して、ある相は電圧が上がるが、 他の相は減るといった、いたちごっこになってしまう。 12個あるので組み合わせは天文学的数字になるが、目星をつけて、 一番配線の長い素子の空芯コイルを0ターンとすると安定度と電圧が増す ことが判った。 7/30
位相ずれは第0超平面から第1超平面にまたがる時間遅れと 考えるとひとつの時間遅らせ装置=タイムマシンの可能性もある。 各相の電圧を大きくすると遅れも大きくなるか確認してみた。 すると140Vp-pから240Vp-pにしたとき基準波形より0.5nsec小さくなった。 レベルが上がると位相遅れは10% 減るという結果であった。 単なるディスク内部での合成結果なのかはよくわからない。 気温が高いのでディスクと球形コンデンサーが すぐ熱くなってしまい、実験時間が短い。 8/06
時間遅れがどこで発生しているか調べた。 基準発振器を水晶からCRタイプに変更して周波数を振ると ドライブ電圧とドレイン電圧は基準発振器に同期しており、 遅れは一定だった。ディスク上の球形コンデンサーの波形 だけが遅れることがわかった。ディスク内部での合成結果 であるが、4200万回転/秒という速度により第1超平面から 第0超平面への投影される時間遅れも考えられる。 このサイトをアップしてから7年目になった。 8/13
41.8428MHzで位相調整を行った。 バッファーにコイルを入れ、三相交流発振器にもコイルが必要であった。 ディスクと球形コンデンサーがすぐ熱くなって、 実験時間が短いので小さいビニル袋に水を入れて冷却した。 当然、時間遅れが発生する超光速電磁場の中なので、この水は ネゲントロピーウォーターとなる。 上に載せたネオン管は光っているので充分電磁場に晒されている。 これが不老長寿の水になるかどうかは後日、確かめてみたい。
冷却を兼ねた超光速電磁場中の水

清家流ならばネゲントロピィウォータァと記述する。 強力な円偏向電磁場なので水分子が回ることにより、 クラスター化(ぶどう房状に連鎖)した分子をバラバラに分離できる。 さらさらした活性水になる。ストローで息を吹き込むと泡の 粘りが少なく、すぐに消える傾向がある。 8/20
水ではすぐ暖まってしまうので、氷で冷やした。 冷却するとディスクの誘電率が下がるので、臨界周波数が 上がってズッコケにくくなる。41.8428MHzで駆動すると 300Vp-pでの運転ができる。 電界分布を探ると球形コンデンサーの円周の内側 は電圧がほとんどない。人間や貨物は円周の内側に置くことになる。 アダムスキータイプの参考図でも円周の内側に荷室がある。 かつて、下側のフェライトコアが触れなくなるほど熱くなる傾向は あったが、電界分布も下側が高い。同じコアなのに原因不明だ。 8/27
300Vp-pでの運転は温度が上がると厳しく、供給電圧を上げても 不安定なためパラスティック発振してよろしくない。 3相目の電圧が不足ぎみだ。 ドライバーへの信号レベルとPowerMOSのバイアス電圧の微調整が必要だ。 最適点があるようで、そこにするとズッコケにくくもなる。 9/03
ある程度の結論を出すには41.25MHz以上で400Vp-pでの運転結果が必要だ。 発振器を41.5364MHzに付け替えて駆動テストした。 各相300Vp-pでの運転ができるようになったが、まだ不足している。 何らかの出力向上が必要だ。 9/10
チタン酸バリウムディスクと球形コンデンサーがすぐ熱くなって しまい、実験時間が短くてイライラするが、 やはり材質に問題があると言わざるを得ない。 本機のチタン酸バリウムディスクは焼結しているが、理想を言えば単結晶である。 サイコロサイズの実験サンプルは10万円で売っているが、 この大きさでは製作するのは難しい。 球形コンデンサーは銀製が理想だが、 耐食性を考えると白金が良い。しかし、白金は重い。 重量を考えるとアルミだが、発熱してしまうことを考えるとなかなか適当な材質がない。 本機はアルミなのですぐ熱くなってしまう。 9/17
空芯コイルをのマッチングを検討した。 一番配線の長い素子の空芯コイルを1ターンに戻すと電圧が 上がり、360Vp-pでた。もう少しで400Vp-pでの運転できそうだ。 配線の短い素子の空芯コイルを2ターンにして試したところ、 一瞬にして素子が4つスッ飛んだ。1相目が3つ破壊、3相目が1つ破壊した。 気絶するような大きな損害となった。 スペアが2つしかないので、実験が中断した。 何とかして入手する必要がある。それまでは実験できない。 9/24
PowerMOSのゲート抵抗をすべて外してテスターで当たると ゲート−ソース間がショートしていた。 素子をようやく入手して、3つを交換した。 性能重視の部品配置のため、作業性は考慮していない。 えらく復旧に時間がかかった。お金も掛かるので注意が必要だ。 基準発振器にCR発振器を使ったとき、わずかに FM 変調が掛かっていたことがあった。 この方式の円偏向電磁場はそうなっても、そのまま駆動できるので、 超光速の縦波のFM 変調スピン波として放射される可能性がある。 うまく受信できれば超光速の通信ができるかもしれない。 実験するにはチタン酸バリウムディスクがもう一枚必要となる。 10/15
たまたま42.1052MHzの発振器を入手した。 このあたりの周波数の品は注文しないと手に入らない。 さっそくこれに付け替えて駆動テストした。 やはり41.8428MHzと42.9545MHzとも違う挙動を示す。 幾つかのズッコケモードがある。300Vp-p程度は出るが、 完全に位相が合う調整点があった。 もう少しと思ったとたん、ピンと音がして素子が1つ飛んだ。 1相目の球形コンデンサーに一番近いものだった。 負荷が大きかったのか? しかたなく交換した。これでは消耗戦なので、 ちょっと考える必要がある。 もともと無線用なので、チタン酸バリウムディスクなどというものを 駆動するためのものではない。マッチングが悪い可能性が高い。 10/22
消耗戦を避けるべくドレインに10Ωの抵抗を入れてみたが、 電圧が上がらず不適であった。取り去って再度 駆動していたら、またまたピンと音がして素子が1つ飛んだ。 これでスペアがなくなった。 発振器を41.5364MHzに付け替えて駆動テストした。 おっかなびっくりなので確認程度にとどまった。 10/29
ゲート−ソース間がショートは入力過大によるものと思って 下げてみたが、ズッコケやすく不安定でダメだ。 ある程度の大きさは必要で、現状の15Vp-pはほぼ限界に近い。 装置としては復帰した。11/05
41.5364MHzで240Vp-pの運転で機関が帯電するのか確認してみた。 超光速で電荷が回ればタキオン化して電荷は消えるかもしれない。 ラップを切って近づけると球形コンデンサーにわずかに吸い付く。 髪の毛をしごいてコイル状にして近づけても吸い付く。 機関中央のフェライトコアにも同様に吸い付く。 昨年の実験5でもCaCO3の結晶断片を載せると わずかに吸い付くことがあった。 しかし、これは単純な帯電によるものではなさそうだ。 11/12
機関中央の30mmの穴にナイロン糸を垂らすとチタン酸バリウムディスク 壁面に吸い付く。濡らしても同じであった。 フェライトコアの内側壁面にも同様に吸い付く。 長さ15mm,太さ1.6mmの鉄電気石 NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4 を入れるとわずかに回る。上下に動かすと抵抗があるような感じがする。 実験5のテスト条件:32MHz,250Vp-pとは違って、真の超光速のため 『力場』(Force field)が発生するようだ。 機関中央の穴に色々な材料を置いて電気的なものなのか、 力場が発生しているのか確認してみたい。 現在、磁気柱は外してあるが、この現象から何らかの効果を 生み出すものと思える。 11/19
微弱な『力場』なのか単なる帯電なのか探ってみた。 木綿糸では吸い付きにくいが、吸い付く傾向は同じだった。 チタン酸バリウムディスクの下面と下側のフェライトコア にも吸い付く。電源を落として駆動をやめてもわずかに付く。 帯電のようだが、しばらく残るというのが気に掛かる。 また、ディスクの縁ではわずかに反発して、5mm以下に近づけると 逆に吸い付くので帯電現象とも思えるがよくわからない。 三相交流のバランスを変えてもこの現象は変わらない。 38.86MHzの240Vp-pの運転でも試したが同じだった。 継続的にもう少し確認してみたい。 11/26
『力場』なのか単なる帯電なのかは微弱過ぎて分かり難い。 現象自体がもっと強くないとはっきりしない。 さらに電圧を上げられないか試した。 もともとPowerMOSとチタン酸バリウムディスクのマッチングが悪い。 1ターンの空芯コイルにセラコンの数10PFをパラうとごく僅か(管面の輝線の幅)電圧がアップ するが、微々たるものだ。あまり大きいとパラスティック発振してよろしくない。 それにしても空芯コイルから球形コンデンサーへの配線で、 こうも電圧が違うのは相変わらずだ。この現象は実験3から変わっていない。 5cmの1.25□の配線で両端の電圧差が100Vp-pもあるのは異常であるし、 それぞれの素子で波形がまるで違うのも問題だ。 円偏向のハイパワーの高周波だから仕方ないのか??? 試しに1.25□を2倍の2.5□にすると電圧が10%程度アップした。 ひょろひょろの配線ではダメなようで、配線を強化するとだいぶ改善しそうだ。 12/03
空芯コイルから球形コンデンサーへの配線12本を 銀メッキテフロン1.25□から2倍の2.5□に張り替えた。 太くてゴワゴワするし、長さもキチンと合わせないと半田付けできない。 通電すると1、3相目の電圧が300Vp-pにアップした。 2相目が240Vp-pだが、調整すれば同じになるだろう。 太くするとズッコケる現象が鮮明になることが分かった。 ズッコケると電圧が2/3程度になる。 このままだとトロイダルコアの巻き線も細いように見えるから 太くする必要があるだろう。 空芯コイルも1mmの太さでは細いようだ。 改良を重ねると化け物化するのか?? ハイパワーの高周波なのでどれも資材の値段が高い。 12/10
トロイダルコアの巻き線3本を銀メッキテフロン3.5□に巻き替えた。 市販されているものとしては一番太いものと思う。 一昨年購入したものだが、売れないものと見えて残りをボビンごと購入した記憶がある。 かなりの金額だった。さらにゴワゴワするので作業性が悪い。 空芯コイル12本も2mmの銅線にしてガラスチューブを被せた。 ようやく作業ができたが、改良を重ねると駆動装置らしくなってくる。 通電すると同じ電源電圧なのに電流が増加しており駆動電圧がアップしている。 調整点が変わったようで、調整のやり直しが必要だ。 12/17
調整して電圧アップするか確認すると、状況が一変している。 3相目の位相が60°くらい進んでいる。いままでは遅れていて、位相補正 をしていたくらいだからこれはおかしい。だいたい不安定この上ない。 空芯コイルを2mmの銅線にしたのが失敗だったか。 そこで1mmのホルマル線に戻した。すると従来の安定度が戻り 調整できる。今度は位相補正なしでもきちんと位相が合っている。 41.5364MHzでも位相が合うのでこれは収穫だ。 12/24
最近、大質量ブラックホールが発見されている。 ブラックホールには降着円盤があり、パルサー同様、高速 で回転している。充分光速度を越えているはずだ。 しかし、大きいといっても太陽の質量の数10億倍であって、1兆倍や100兆倍はない。 計算すると、この質量が太陽系の大きさに収まって1000回転/秒で回転すれば ほぼ光速度の2乗になる。 それは円周速度が光速度の2乗を越えると波動エネルギーに変換されて しまい物質として存在できない可能性が高い。 いくら周囲の物質を吸い込んで蓄積しても物質が沸騰蒸燃して しまい、蓄積できないと思われる。 どこかに重力場の上限がある。 この実験機でも円周速度を光速度の2乗に すると電子は蒸燃してしまうだろう。 チタン酸バリウムディスクにも光速度の2乗の電磁振動が 加われば同様に蒸燃してしまう。おそらくまぶしく輝く。 物質が蒸燃してしまえば重力の影響は無くなり解放されるはずだ。 が、それでは原子炉に乗るようなもので危なくて乗り物にならないか? 蒸燃寸前であれば重力場から解放される可能性はあるだろう。 また、一部が蒸燃すると質量がなくなるので、さらに反応が起きて 連鎖反応が起こり、ディスク全体が沸騰蒸燃状態になるだろう。 1/1
しかし、これを達成するにはγ線レベルの波長となってしまい 実現性は薄い。難易度は高く、核融合以上だ。 沸騰蒸燃状態は極限状態なので、そう簡単に実現できるものではない。 ビッグバンほどではないが、大質量ブラックホールを シュミュレートするようなものだ。 アダムスキー方式はもっと安全な方式と思われる。 1/3
この方式を検証するため出力向上が必要だが、 200Vp-pくらいでいまいち電圧が上がらない。 状況を改善するためトロイダルコアの巻き線3本を 銀メッキテフロン2.5□に戻した。こちらの方が安定で、電圧も高い。 やたら太い巻き線も良くない。インダクタンスが下がったためと思われる。 トロイダルコア3つの集合点の電源線は3.5□のままとした。 素子を飛ばしやすい恨みの周波数42.1052MHzで運転してみたが、 位相補正なしでもきちんと位相が合っている。 41.5364MHzは案外電圧が低い。定在波の端数が半端なためだ。 やはり空芯コイルから球形コンデンサーへの配線12本に 位相ずれの原因があった。一番遠い素子の配線に 銀メッキテフロン3.5□を並列に付加すると電圧が上がる。 まだ改善の余地が残されている。 そう思って配線の長い2本を3.5□に張り替えて試すと、 かえって不安定となり電圧も上がらなかった。 元に戻して2.5□にすると電圧が戻った。 チタン酸バリウムディスクと球形コンデンサーは 容量負荷なのでこれにマッチするインダクタンスを調整していることになる。 当然、ハイパワーの高周波なので表皮電流が問題になる。 一カ所でも太さや長さを変えると一変してしまうので、 やってみないと分からない部分は多い。 もっとマッチングを検討しないと安定な駆動は難しい。 1/7/2007


この実験での結果
  1. 42.9545MHzで1.07C 相当の駆動を達成した。 位相が完全には合っていないが240Vp-pが得られた。 ディスクと球形コンデンサーがすぐ熱くなってしまう。 どちらも材質に問題があると言わざるを得ない。
  2. ディスクの上に豆電球に単三電池1ケで通電したものを 置いて影響が出るが調べたが、明るさが変化することはなかった。 誘電体を使わない電子機器は正常動作する。
  3. ロドファー・フィルムに写っていた球形コンデンサーの上げ下げでは 接触面積が数倍は違うものと考えられる。 あれでは周波数が相当変化することになり、本実験と合わない。
  4. 機関側を改造して角形電極で40MHz(1.38C 相当)での駆動をしてみたところ 典型的なズッコケモードであった。
  5. 角形電極で2逓倍(2C:光速度の2倍)と3逓倍(3C:光速度の3倍)で駆動することを試したが、 無理な駆動であり、PowerMOSを破損させても、まともな2、3逓倍波は存在しなかった。
  6. 発振器を水晶からCRタイプに変更した。38MHz〜44MHzまで可変できるようにして 低いほうから周波数を上げていくと波高値が最大になる周波数は 40.32MHzであった。これはディスクの納入データの40.24MHzとほぼ一致した。
  7. 42.9545MHzでの強制駆動は臨界周波数を超えて超光速駆動に間違いない。
  8. ディスク上の球形コンデンサーの位相ずれは第0超平面から第1超平面にまたがる時間遅れか。
  9. ネゲントロピーウォーターは泡の粘りが少なく、すぐに消える傾向がある。
  10. 空芯コイルから球形コンデンサーへの配線と空芯コイルも2倍にし、 トロイダルコアの巻き線も太くしたが失敗だった。
  11. 重力の伝搬速度は光速度の2乗くらいはあるようだ。


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