超平面(空間)と複素時間





  今のところ時間の定義として完全なものはない。 地球の回転に基づいて決めた単位や方向が 宇宙全体の事象に通用するとは思えない。 見えなくなったUFOの内部の時間について どうなっているのか不明では困るので、 これに乗りたいという人はこれらをしっかり理解する必要がある。 時間も物理量なので複素数という考え方を導入する必要がある。 理由は何処の時空へ行っても絶対値は変わらないためである。 本論では5次元での出来事(真の存在は複素的)の投影結果が 第0超平面(我々のいる空間)ということになる。 人間も肉体と霊体(精神)が合わさった複素的存在である。 肉体は直接触れるが精神は触ることができない。 座標としてX,Y,Zは知っての通りだが、これにt という実時間とit という 虚時間が組み合わされ5次元表現となる。当然、時間は目視できない。 そのまま説明しても現在の教育ではこういった脳の 思考部分が育っていないので、わからないだろう。 頭の中で5次元時空が広がらない。 そこで清家流に次元操作を行う。 彼は理解を深めるために次元を下げたり、上げたりしていた。
・メビウスの帯は2次元の平面を捻ってつなぎ合わせ3次元を表現している。
・クラインの瓶は3次元の立体を捻ってつなぎ合わせ4次元を表現している。
・リーマン面は1次元の線を回して2次元の面を表現している。
ここでは5次元時空を理解できるように、次元を下げて3次元の立方体に設定し、 立方体を構成する各面にそれぞれ名称を付ける。 1つの面が次元を下げた超平面(空間)とする。我々がいるのは第0超平面である。 超平面は全部で6面あるが、実際にすべて存在するかは確認していない。 時間はブラックホールの近くに行くと遅れだし第0超平面の投影面積が減少し、 第1超平面(事象の地平線の向こう側)に投影される面積が大きくなる。 しまいには第0超平面には投影されなくなる。つまり、直角なため見えなくなる。 見えなくなった内部の時間は実軸成分の無い状態となる。 第1超平面に対しては今までの相対性理論が適用できる。 実は第0超平面では破れがあるため第1超平面に若干倒れており時間が遅れている。 次に、反対側の第2超平面は時間が逆向きに進むものである。 この空間は実際にあるかどうかは現時点ではわからない。 第3超平面は第0超平面と隣り合っていて、破れを無くすと時間が進んで第3超平面に近づき これも直角なので第0超平面からは見えなくなる。 第0超平面からみると時間は定刻より進むことになる。 円盤機関が見えなくなるのは第3超平面に入るため。 円盤機関の内部は相対論的だから歳もとるし、光も射す。 第3超平面に適用できる理論は他にはない。
  我々の居る空間(第0超平面空間)がワインの瓶底になっているというのは、 次元を下げて、傾斜している土手に芝目が一方向を向いた芝が植えられている状態と思えばよい。 この上のゴルフボールは芝目に沿って転がすと 抵抗は少なく、直線的に動いて落ちていき一般的な物理法則が成り立つ。 傾斜があるので逆らって動くことは通常はできない。 一方向を向いた芝目は異方性があってそれを破れていると言う。 この中では質量と時間遅れがある。そして、反物質は消え去る性質がある。 なぜ消え去るかは破れがあるからとしか言いようがないが、 詳細は不明だが、追求すれば宇宙の成り立ちを理解できるはずだ。 もし、掻き回せば一方向の異方性が減って時間遅れは軽減される。 掻き回すには小さい粒子である電子を使うのが簡単だし、 効果が強い。 掻き回して補正場が出来て破れが無くなった空間は あたかもガラスできた空洞や水中の泡に近い。 光は屈折し、反射して白くなったように見えるだろう。 だから飛んでいるUFO は鮮明には見えずボケたように見える。 逆にUFOから外を見ても景色は鮮明には見えずボケたように見えるはずだ。 超光速で飛べば外を見ても正常な景色は見えず、 真っ暗か、わずかな光が見えると思われる。 芝目に逆らう操作をすると我々からは異常に見える。 芝目はいわゆる物理法則であって、これに逆らうわけだから 空中に浮くとか、瞬間的に見えなくなる、時間が狂うといったことが起こる。 破れの強さを検出するには質量と時間を測ることになる。 相対的だから空間内で計量したり、時計を置いてもわからない。 外側から内側を測る必要がある。07/08/2012

時間が狂う
  円盤機関で宇宙の航法や加速を検討すると、 翼で飛ぶものとまるで概念が違うので相当な違和感が出てくる。 まず、破れ補正すると時間が進んで狂う。 我々が使っている地球の回転に基づいて決めた単位や方向は 破れ補正した宇宙機内部には通用しない。 地球上とは違って、1時間で10分早く経つ。 加えて光速度を超えて飛行すると、戻ってきたとき時間が経過していない。 これら破れ補正による時間の延びと浦島問題の時間短縮を合算するので複雑さが増す。 従来の時間という概念から再考して、うまく運用するものを考案できないと混乱を招く。 相対性理論さえもろくに理解できないうちに、 この2つの時間問題に迫られるとついて行けなくなる。 12/05/2010
浦島問題は玉手箱が開発されても解決しない。 玉手箱は強い破れを保持して時間を止める装置であるが、 開けて(リセット)しまえば元の木阿弥になる。 もし、アインシュタインが生きていたとして、時間が狂うと文句を言っても そういうものと答えるだけだ。 この問題は単純ではない。 たとえば乗り物に銀行があれば定期預金すると急速に時間が経過するため、 戻ってくればすぐに金利支払いすることになる。 ウィスキーなど熟成させるものには都合がいいが、 懲役刑ではあっという間に終わって出所することになる。 惑星も銀河の場所によっては時間の進み具合が違う。 行ったり来たりすれば、破れ補正の時間誤差と浦島問題、 惑星時間の3つが複雑に組み合わされる。 時間感覚がおかしくなるだろう。 02/20/2011


メインページにもどる