破れ補正実験16




今まで、物理研究では事象の破れを積極的に補正をしようという発想はまったくない。 そこで、本実験は実験14の延長実験として破れ補正ができるか探る。 実験15では円偏向電磁場を事象の地平線の速度と考えられる 周波数45.00MHzで重量変化を探ったが、検知限以下だった。 電圧が上がらないため不十分だったが、 光速度が上がった(時間が延びた)という対称性の破れ補正は確認できた。 一方、サール方式ではローターが破れ補正なしで光速度で 回転するのは無理と判明した。 だとすると破れ補正は線速度が光速以下でもできることになる。 ただし、かける電圧が相当高い。
目標
実験13、14から345KHzあたりで陽子(プロトン)が破れ補正しているように思えた。 このあたりの破れ補正の実験を行なう。

事前検討
円偏向電磁場を使う意味は幾つかある。 物質が存在すること自体で破れが発生するとして、 無いかのごとく装うには、
1.一方向を向いている破れを掻き回すことで『自発的対称性の破れを拡散』する。
2.第0超平面空間に物質がどっぷり浸からないように 強い超光速電磁場で包んで浸透しないようにする。
3.同じく浸からないように回転させて遠心力で蹴散らす。 たとえば物を水中に静かに入れれば濡れてしまうが、 高速回転させると濡れることは少ない。 近い例としてトカゲの一種のバシリスクは水面を駆ける。 このとき後ろ足は高速で回転させている。人間には脚力不足で無理だが。 途中で止まれば水没するのは目に見えている。 必死で動かすから水面も走れる。 これと同じことをすればよい。ヒントは地球上の身近なところにある。 回転する原子の表面が平滑では効果が少ないので、 分極して表面を荒らして第0超平面空間をはじくようにする。 すると分極がしっかりできていないと効果がないことが想定できる。 結局、強い電磁場が必要になる。 11/28/2010
ヒッグス場という考え方を参考にすると、 第0超平面空間をヒッグス粒子が埋め尽くしている。 これらまとわりつく邪魔なヒッグス粒子を蹴散らして 寄せ付けないようにすれば、自由度が上がって破れが補正される。 回転させて濡れないようにできる目安は表面の粗さと回転数の かけ算で決まるが、高い周波数の45.00MHzでは検知限以下だった。 分極不足で表面がつるつるだったと考えられる。 その結果から高い周波数よりも高い電圧のほうが有効という可能性がある。 また、破れを拡散ということであれば、超光速を必要としない可能性もある。 12/05/
高い周波数よりも高い電圧のほうが原子核の変形が大きくなると思われる。 おそらく原子核のスピンの回転半径が大きいはずだ。 あまり強い磁場を掛けてしまうと半径が小さくなってしまう。 回転数はある程度あればよく、表面の粗さのほうが効くのだろう。 高い電圧のほうが原子核の変形が大きくなって蹴散らす効果が増す。 12/12
高電圧駆動する試行案
1.方式としては負荷コイルにタップを設けて駆動するが、負荷コイル を複数並列にしてみる。
2.ディスクの電荷の抜き取りは周波数が低いので、 大電流にはならず、実験14からディスク1相あたり3750pFを 駆動するとして、100KHz、4000Vだと約15mAにしかならない。 抜き取り用の素子は1個か2個でもいけるだろう。 実験1のように負荷コイルを複数にして電圧を トランス形式で縦積みにして加算してみる。
3.三相交流発振器は周波数が低いのでTTLのままにする。

実験15の駆動装置からディスクを外し、実験14の予備実験した暫定回路に載せ替えた。 球形コンデンサーの引き出し線の位置調整した。 動作確認したところ正常動作したが、久しぶりの複雑な波形にあきれる。 12/12
2相目の負荷コイルを2つにして電圧をトランス形式で縦積みにして電圧加算 してみた。下側負荷コイルは20:76ターン素子2個、上側は負荷コイルは19:80ターン素子1個 とし、電源電圧35-40Vで調整してみると1,3相目の電圧に負けてしまい波形が歪む。 上側の負荷コイルの倍率を下げて19:60ターンにしたところ調整できる。 まだ波形が悪いが、ネオン管の点灯距離は1,3相目が8mmのところ2相目は20mmに上がった。 周波数は84KHz、ドレイン電圧は150Vp-pであった。 三相で駆動しないとなんとも言えないが、縦積み加算はうまくいきそうだ。 12/19
縦積み加算する場合、リングコアを複数使うことなる。 そこで、上側コアをたくさんあるFT240-#61材にしてみた。 しかし、8倍波ばかりでうまくいかない。 透磁率が小さいためインダクタンスが不足しているようだ。 透磁率の高いFT240-#77材が良いが手持ちがない。 大きめのH5A材があるので巻数31:82にして3セット巻いた。 三相で駆動してみると各相20-25mmに上がった。 電圧縦積み加算はうまくいった。推定1000Vp-p。 下側ドレイン電圧は150Vp-pで、上側は300Vp-pだった。 不思議と上側のドレイン位相が半波遅れている。 このところは調査の必要がある。 巻数の検討と上積み段数を増やせばさらに電圧は上げられるだろう。 下側の電荷抜き取り用の倍率を下げて上側を上げるべきか。 12/26
巻数の検討は後回しにして上積み段数を2相目で増やしてみた。 残った大きめのH5A材に巻数19:60にして上積み増設した。 3段の縦積み加算はうまくいった。40mmに上がった。 推定1200Vp-p。下からドレイン電圧は200Vp-p、300Vp-p、300Vp-pだった。 1段目に対する2段目のドレイン位相は2.2μsec進んでおり、 3段は4.25μsecも進んでいる。1周期は13.5μsecなので 遅れたことにしては大きすぎる。ゲート波形は遅れていない。 トランス形式なので1次側が逆相になるということにしても変だ。 もう少し調査の必要がある。 電圧が上がったためリングコアの巻線や配線に ネオン管を近づけると点灯する。 1/02/2011
リングコアFT240-#77材が良いが、手持ちがないため12個購入しに行った。 これで各相6個の素子による駆動が可能になる。いい値段だった。 ここぞというときに資金を投入しないと良い結果は出ない。 電圧が高いのでリングコア2つに絶縁用ビニルテープを巻き、 銀メッキテフロン線を巻数19:60で巻いた。 ディスクの周りに計9個の巻いたコアを置く。 銀の柔らかな色合いは豪華に見える。 円盤機関の部品は基本的にどれも高価ではある。 球形コンデンサーの曇ったアルミの色はいまいちだ。 本来なら錆びない白金(プラチナ)が望ましい。 3相の3段の縦積み電圧加算を試したところだいたいうまくいった。 やや3相目の波形が悪いが各相40mmに上がった。 プローブを球形コンデンサーに沿わせてみると 100Vp-pは出ていて波形と位相も悪くない。 ヒートシンクが暫定のままなのですぐ発熱してくる。 今後、高周波三相交流3000Vp-pが達成できるか。 1/09/2011
各相6個の素子の配置を検討した。 ディスクの周りに18個のコアの分量が大きい。 コアはタイヤのように積み上げるとコンパクトに収まる。 上に行くほど電圧が高くなるようにすればよい。 ディスクの下にパワー素子を置いてしまうと修理の度に配線を 外すことになるので、それは避けたい。
ところで、破れに対しては反破れがあるとする考え方ができる。 いわゆるダークエネルギーが反破れということだろう。 世間ではまだ議論の真っ最中のようだ。 当方の実験結果による宇宙感としては あちこちで発生した破れが膨張するにつれ希釈されて、 宇宙の果て(泡構造の中心)では破れが弱くなって四つの力も負け、 物質が雲散霧消していくが、 破れが連続発生していて宇宙は維持されると考える。 突然、ビッグバンが1回だけ起こるというのはおかしい。 つまり、泉のように破れ=物質が湧き出して固まりを造りつつ拡散し消えていく。 宇宙は始まりも終わりもなく無限に続く。 破れと反破れは等量放出され、しかも互いに反発する。 破れは集まっているうちは圧縮され効果が増すが、 反対に反破れは膨張すると効果が増すという逆の性質がある。 だから物質は銀河という集まりを造って進化し、それが 互いに遠ざかるという不思議な状況を生む。 銀河と銀河の間には反破れが存在するので泡のような構造になる。 宇宙機で宇宙の果て(泡構造の中心)まで行くと 周囲の無限の反破れに対抗できないため 破れが希薄になってそれ以上進めなくなる。 そのうちに結合の弱い人体が分解し始める。 そして、宇宙機も原子量の多い順に分解し、 電荷もなくなり、スピンも停止し、 原子までも瓦解して素粒子の質量はゼロになり、 事象の地平線の速度(時間)もなくなる。 破れ空間がなくなるとする考え方が合う。 最果てでは反破れも消えていくので破れを造ろうにも できないので空間もできない。 光もない行き止まりになる。 実験では破れを弱める操作をすることになる。 破れ補正=反破れという当方の理論は 基本として電荷(原子)を回転させて渦を巻かせ、 宇宙の縁の真空(ヒッグス粒子も無い)を造って破れ空間から 遮断して破れを無くすことだ。 1/23/2011
破れに対して反破れがあるならこれを物理量として考える必要がある。 地球上を基準として設定すると、破れ全開の事象の地平線と破れのない 宇宙の果てまでを数値化していくことになる。 時間が連動するはずなのでこれがわかりやすいと思う。
暫定回路の1相目で6個のパワー素子の駆動を検討した。 リングコア3つに絶縁用ビニルテープを巻き、 銀メッキテフロン線を巻数19:60で巻いた。 ディスクの周りにコアをタイヤのように積み上げた。
暫定回路で6個のパワー素子による駆動

あり合わせのヒートシンクに6個のパワー素子を 取り付け配線した。パワー素子が揃わず、1つが代替え品だ。 通電してみるとあまり電圧が出ない。いつものことなので、探ってみた。 やはり代替え品のバイアスが深く、素子が連動していない。 2相目の素子と交換したところまずまずの動作をするようになった。 50mmに上がったが消費電流を大きくしないと電圧が出ない。 インピーダンスが高くなっているようだ。 原因として1段目の巻き数比がそのままでは大きすぎるみたいだ。 1/31/2011
1段目に大きめのH5A材を持ってきてコアを入れ替えした。 巻き数比を27:60と2倍に下げた。 巻き方向を間違えたりして時間がかかった。巻き方向はすべて右巻き。 駆動したところ問題なく動作した。パワー素子の電流を 大きくすると向上したようだが、あり合わせのヒートシンクなので 短時間の実験しかできない。 まだ、1相目だけなので安心はできない。 強大な円偏向電磁場になれば、無限渦巻き空間になっているため、 内部から外部、またはその逆方向への伝達は無限の距離を必要とする。 空間に円周方向と半径方向に異方性が生まれる。 円周方向に運動するには少ないエネルギーで済むが、 半径方向へは大きなエネルギーを必要とする。 これは地球から金星や火星へ行くのに衝の位置 になれば、たやすく行けそうに思うが、 少ないエネルギーで行こうとするとホーマン軌道になって 太陽を半周する必要があるのと同じことである。 破れ補正=反破れは膨張すると効果が増すという逆の性質がある。 渦巻き空間になって長い距離を取ったため反破れが強くなって、 時間が延びて補正されたと考えることもできる。 円盤機関は破れ補正=反破れを人工的に造っている。 2/06/2011
消費電流が大きくなることについて調べた。 配線を外してコア3つにして駆動すると、やはり小さく他の相と同じであった。 コア6つにすれば負荷は増えるわけで、動作自体は問題はなさそう。 電源電圧55V,2.5Aにしてみると 点灯距離は70mmに上がった。2000Vp-pくらいは達成しているようだが、 やや不安定で、周波数を少し変更すると安定なところがあった。 予備実験としては1相目だけなので安心はできないが、まずまずといったところ。 調整時に点灯するレベルの強電界に素手を突っ込むのは危険か。 02/13/2011
電源電圧60V,2.5Aにしてみると点灯距離は75mmに上がった。 3Aにしても80mmにはならなかった。まだ電源電圧は上げられるが、 やや不安定になる。 電圧を半分以下にしてトランジスタの動作を確認したが、
1段目は電荷抜き取りなので元の矩形波に近いが、
2段目は遅れたパルス動作になる。調整としてはデルタ波形にすれば良い。
3段目は複数のデルタ波形があるが、先頭が一番高くなるようにする。
3段目から6段目は似たような波形になるが、まったく同じにはならない。 各相の波形もお互いに影響し合うため波形の底は複雑怪奇になる。 調整時に強電界に素手を突っ込んでいたらやはりビリッと来た。 ディスクや球形コンデンサーには接触はしていない。 そのときネオン管は消えるので手は負荷になっている。 新規製作時にはこの辺を考慮しないと危険だ。 02/20/2011

製作
部品配置を検討した。 現状ではドライバー回路がディスクの真下にあって、 調整ができない。今のところ強電界で誤動作はしていないが、 今後の電圧向上も見据えて外側にずらしたほうがよさそうだ。 電源フィルターもさらに外側に移動するしかない。 おおよそ今の配置を踏襲する。 02/27/2011

部品配置決定
暫定回路をバラして5mmのアルミ板に乗せ配置を検討し決定した。 電源フィルターはそれぞれの相ごとに設置するように割った。 ドライバーは発振器よりはパワー素子の近くに配置する。 写真の負荷コイルはまだ裸のままなので、巻けばいいだけだ。 各相6個のパワー素子であるが増設はできるようにしておく。
ところで、反破れは膨張すると効果が増すという逆の性質がある。 もし、周囲数億光年の何もない空間にぽつんと1つ原子を置くと 破れが保持できずに崩壊するだろう。 我々が地球上で安定に生活できるのは破れが保持されているからで、 地球が天の川銀河内にあり、天の川銀河が局部銀河群、 乙女座銀河団に存在するためである。 乙女座銀河団の多数の銀河から破れの圧力が集まって地球上の破れが保持されている。 暗黒エネルギーは反破れの性質があるが、 暗黒エネルギーが暗黒物質からくるとして、 正の質量があるにもかかわらず反破れの 性質があるのはおかしい。 反破れでは負の質量のはずだ。 現実はそうはなっていない。 すると正の質量で反破れの粒子があることになり矛盾する。 それでは正の質量でも希薄になると反破れの効果が 大きくなるということか。 もともと粒子には破れと反破れの性質があって 集まっているうちは圧縮され破れの効果が増すが、 膨張すると希薄になって反破れの効果が増すという 相反する性質が出てくると考えると矛盾しない。 破れ補正すれば反重力は少しは発生すると思われるが、 これだけで機体を浮かせる力が出るとは思わない。 基本は質量ゼロだろう。 03/06/2011
東北地方太平洋沖地震による北米プレートの地殻破壊が続き、 頭痛がひどいため実験できる状況ではない。 打ち上げられた茨城県のクジラも同じように頭痛がしたのか? 03/13/2011
北米プレートの周辺で余震が続きイライラして実験に支障を来す。 こういうときはかぐや姫が月に帰るときに着せられた天の羽衣 でも着れば一時的に思考制御されて落ち着くのだが。 竹取物語の技術的な解説はこちら。 現在も思考制御できる衣はないので気持ちを切り替えて実験を進めることにする。
すべての素子から空芯コイルとバイアス配線を外した。 素子を18個並べて配置を検討した結果、 アクリルの台があると無理が出てくると判断した。 そこで外すことにし、球形コンデンサーの軸にベークのパイプを付けて 同じ高さにした。3本なので必ず平面を造るので都合が良い。 2相目のドライバー回路の位置がディスクに掛かるので心配だ。 やはり、シールド線で引き回してでも外側に配置したほうが成功率 は高そうか。 03/21/2011
5mmのアルミ板と大きいヒートシンクの取り付け穴との位置決め穴を 忘れており、ビスが当たって基板や素子の取り付けができなくなる。 再度位置を検討した。大きくずれることはなかった。 位置合わせし、油性ペンでマーキングした。 素子を18個並べて配置が決まり、取り付け穴にセンタポンチを打った。 ドライバー基板と電源フィルター、発振器の位置も決めて油性ペンで縁取りした。 これで穴開けすれば取り付けできるようになった。 素子は24ケまで取り付けできるようにしてある。 03/27/2011
5mmのアルミ板と大きいヒートシンクの取り付けの穴開け作業を行った。 パワー素子の取り付けネジ穴を18個空けてタップを切った。 久しぶりの板金加工で手が痛い。半日作業で、 穴開け済みの実験台ができた。 後は部品を取り付け、基板を半田付けして配線すればよい。 04/03/2011
円盤機関を製作するのに基礎となる原子物理学が、未だヒッグス粒子が あるの無いのといったレベルになっている。 素粒子になぜ電荷があるのか、スピンがあるのか明快な説明が付けられていない。 質量の発生原因まではなんとか解ったが、重力の発生原因は特定されていない。 本来なら原子物理学で解明されてから円盤機関を造るところが 先に造ろうというわけだから暗中模索になる。 実験装置が似たような物なので、実験結果から 破れ補正すれば良いというところまで来た。 実験すればその結果から新理論は自動的に湧いて出てくる。 しなければ何も出てこない。 考えようによっては20,30年も前倒しの技術かもしれない。 04/04/2011
実験台にドライバー基板と電源フィルター、発振器を取り付けて配線した。 全数の素子が同一品で揃わず、2相目の素子6個は型番違いになっている。 素子を18個ネジ止めし、ソース端子を半田付けしたが、熱容量が大きいため時間 が掛かった。コテの温度が復活するまで待つ必要がある。 空芯コイルも半田付けし、ゲートの配線とバイアス回路も空中配線した。 発振器とドライバー基板の配線は銀メッキシールド線で引き回した。 残りは負荷コイルと縦積み加算コイルの配線になる。 今後、6個のパワー素子駆動するには縦積み加算コイルは新規に巻く必要がある。 04/10/2011
負荷コイルと縦積み加算コイルの配線をしようとしたが、 巻き線がいい加減のため2相目と3相目について再度ほぐしてきれいに巻き直した。 これに手間が掛かった。3段で三相駆動ができるところまで出来た。

実験
実験16の実験台
配線を確認し、電源電圧30Vで通電したところ正常動作した。 パワー素子のバイアスを増やすとまずまずの波形が得られた。 暫定回路よりは波形が整っている。位相も合っている。 当然、大きいヒートシンクなので素子が発熱することもない。 電源電圧50Vに増やしたところ各相とも30mmくらいで点灯した。 推定1000〜1200Vp-p。 三相の3段縦積み電圧加算の動作は安定していてディスクから異音も出ない。 予備実験よりは良さそうな性能が出ている。 04/18/2011
せっかく巻いた縦積み加算コイルの下地の絶縁テープを巻き忘れていた。 今回は高電圧なので絶縁をしっかりやる必要がある。 3個を再度ほぐしてきれいに巻き直した。二重の手間が掛かった。 残り9個についても新しいリングコアに絶縁用ビニルテープを巻き、 銀メッキテフロン線を巻いた。これにも手間が掛かり丸1日を要した。 残り9個のパワー素子のゲートの配線とバイアス回路も空中配線した。 空芯コイルも6個製作した。 これで三相の6段縦積み電圧加算の動作ができる。 最初に4段縦積みで電源電圧50Vで通電してみたところ50〜55mmで点灯した。 位相を確認したところ1相−2相が近くあまり良くない。 調べると発振器のデューティー比が悪い。 再度調整したところ今度は逆になっており、調整が難しいことがわかった。 やはり球形コンデンサーの波形を直接観測したい。そこで、1MΩの抵抗が あったのでこれを入れて測定してみた。f特は少し悪くなるようだが、 換算すると300Vp-p/divで測定できる。 1相目は2100Vp-p、2相目1800Vp-p、3相目1600Vp-pであった。 波形は三角波に近かった。まだ調整が悪いということと、 残り2段分を載せることができるので改善余地はある。 縦積み加算コイルはアルミ板に直載せなので危険なため、 下に味付け海苔のプラ容器を敷いた。 04/24/2011
位相が調整が良くないため、反転させることにし、インバータを追加した。 これで調整がやりやすくなった。 球形コンデンサーの波形が三角波に近いため探ったところ ゲート波形がサグっているためだった。 ドライバーのカップリングコンデンサーを0.047μFから1μFに変更した。 球形コンデンサーの波形を直接観測するために10MΩの抵抗を 入れたつもりだったが、実は1MΩだった。古いためカラーコード の色が褪せていて見間違えた。再度10MΩで確認したところ 750Vp-p/divで測定できる。f特は悪くならず問題ない。 4段縦積みで電源電圧50Vで通電し調整したところ70mmで点灯した。 波形が良くなったためだ。三角波と矩形波の中間くらい。 電流は2Aだった。位相もまずまず合っている。 1相目は1950Vp-p、2相目1875Vp-p、3相目2250Vp-pであった。 ディスクの水平方向へは20mmで点灯する。 05/01/2011
縦積み加算コイルを追加して5段縦積みで電源電圧50Vで通電した。 電流は4Aに上げた。周波数は83.75KHzにしてデューティーを合わせた。
5段縦積み駆動(750V/div)
1相目は2400Vp-p、2相目2025Vp-p、3相目2625Vp-pになった。 2相目のピークがつぶれていてやや低い。しかも1相目の波形がかぶっている。 位相も完璧とは言えないが、いまの実力か。もう少し調整すれば良くはなるが。 原因としては2相目の素子6個が型番違いになっているためか。 インピーダンスが高いものと思われる。 電圧が上がり100mmで点灯するようになった。だんだん危険な領域に入る。 ディスクに対して水平方向より垂直方向の電界強度が断然強い。 補正場の出来かたが垂直方向というのはなんとなく理解出来る。 強電界に指を突っ込んでいるとそのうち鉛臭くなる。 しばらく通電しているとディスクと縦積み加算コイルが暖かくなる。 高電圧のためディスクの電流が大きくなったようだ。 05/09/2011
2相目の素子6個が正常動作しているか、配線を外して1つずつ 1段めの動作をさせて確認した。どれも問題ない。 やはり素子のインピーダンスが高いもののようだ。 縦積み加算コイルを追加して6段縦積みで電源電圧50Vで通電した。 周波数は83.75KHzの半分にして通電しながらデューティーを合わせた。 電流は3Aちょっと。
6段縦積み駆動(750V/div)
球形コンデンサーの1相目は3075Vp-p、2相目2850Vp-p、3相目3150Vp-pになった。 ほぼ期待通りの電圧を得た。位相も合っているがどの相も クロストークのように隣の波形がかぶっている。 電圧(巻き線の倍率)稼ぎもあってインピーダンスが下げられない。 改善するには巻き線の倍率変更か、素子の変更が必要か。 ネオン管は100mmくらいで点灯するが、どこでも点灯してわかりにくい。 そこで、試しに蛍光灯スタンドの15Wの直管の電極を近づけると 2cmでうっすらと点灯するようになった。 やはり高周波の三相交流3000Vp-p駆動となるとパワーを感じる。 05/16/2011
電圧もそこそこ高くなったので、3000Vp-pで計量することにした。 電源の配線が不足するので発振器の配線と駆動電源を継ぎ足した。 コアが追加されているので全体で13kgある。 周波数41.67kHz,37.40kHz,34.59kHz,32.44kHzで試した。 しかし、この周波数では検知されない。 37kHz以下では動作がやや不安定でディスクからキーキー音が出る。 無理をしていたら素子の破損音がして実験は中断した。 05/23/2011
素子の破損があったのか全数の配線を外して1つずつ 1段めの動作をさせて確認した。どれも問題ない。 いったい何だったのか? 周波数を上げて45.45kHz,50.00kHz,55.56kHz,62.50kHzで試した。 電圧は3〜4div 程度にした。位相調整に時間がかかる。 しかし、この周波数でも検知されないが、キーキー音が出た ほうが可能性はある? 波形はわりときれいな三角波になる。電流も増加し5Aになる。 05/29/2011
周波数を上げて71.4kHz,83.3kHz,100kHz,111kHz,125kHzで試した。 電圧は3〜4div 程度にした。調整に時間がかかる。 電流が増加して電源のレギュレーションが悪くなりリレーが動作しない。 リレーコイルの直列の抵抗を下げて動作するようにした。 電流は7Aになった。300Wも消費している。 しかし、この周波数でも明確には検知されない。 波形は三角波が鋭くなる。100kHz以上では電圧は2.5〜3div 程度しか出ない。 周波数が上がったのでネオン管の光かたがボケてくる。 06/05/2011
周波数を上げて143kHzで試した。電圧は2〜2.5divしか上がらない。 電流は7A。 しかし、この周波数でも明確には検知されない。 発振器の調整上限になったので、今度はマグネットを1つずつ外していった。 しかし、特には検知されない。 再度、100kHzでマグネットを1つずつ外していったが、やはり検知されない。 マグネットを1つずつもどした。 家屋内を歩き回る奴がいると計測に支障を来す。 タイミングをはかって測定する。何となくこのへんか? 90.9kHzで計測するとよさそうな気がしないでもない。 実験13より電圧が8倍になっているが、まだ不足しているか? 06/12/2011
90.9kHzで補正場があるのか、ティッシュを裂いたものを近づけてみたが なんとなく吸い付けるように見える。高圧の電気のせいか? ラップでも試したがはっきりとはわからない。まだ不足か。 宇宙の航法のページでUFOの動きを解析したが、やはり速い。 06/18/2011
このところ高電圧で実験しているせいか、 球形コンデンサーのアルミが錆びて曇ってきたようだ。 本来なら錆びない白金(プラチナ)が望ましい。 そこで、球形コンデンサーを白金箔で覆うことを考えてみたい。 アダムスキータイプの撮影された球形コンデンサーは独特の白い ものになっている。推定として白金だと思っているが、 この際、試してみたい。 通販で探すと理化学実験用で0.5μmのものはあるが、 納期が15日もあって遅いうえに高価だ。 厚みが0.1μmと薄いが、エステ用は即納でしかも安い。 工芸用で0.5μmのものがあったので注文した。 それにしても円盤機関の部品はどれも高価で溜息が出る。 白金電極にすると今までとは意味合いが違ってくる。 スピン起電力という考え方を導入すると、電子そのものが移動する電流ではなく、 電子のスピンが次々に伝わるという原理となる。 すなわち、電子のスピンの方向が次々に変化して 隣の電子に伝わる「スピン波」が生じて電流が流れる。 よって、ジュール熱は発生しない。 元々、この実験自体がスピン制御しようとするものだから 白金電極は都合がよい。白金球形コンデンサーがスピン波を発生し、 ディスク内部にスピン波が発生すれば一つ進歩するか。 06/26/2011
工芸用の白金100% の0.5μm 箔が入手できた。 開けてみると鼻息で飛ぶような代物で、貼るのが難しい。 ヒラヒラでコシが無く、すぐに皺が寄って厄介だ。 本体を取り外す前に電流を測定しておいた。 球形コンデンサーを白金化したらどうなるか、 ディスクは発熱しないのか確認しなければならない。 風があるとダメなのでエアコンは使えない。暑いので作業が厳しい。 指に付くと取れないため箔が切れて使えなくなる。 竹串で扱うしかない。接着用ボンドを湯で薄めて筆で塗り、 半乾きのところですばやくディスクに貼るが、 この濃度調整が難しい。この作業は半田付けより 難しく、はっきり言って金箔貼りの職人の技量が必要だ。 丸一日掛かってディスクの電極部分と球形コンデンサー1個(2相目)しか貼れなかった。 破れたところは二重・三重貼りしていくしかない。 うっかりディスクを机のガラスの上に置いたところ、あちこち剥がれてしまった。 おそらくガラスが鉛ガラスで合金化したみたいだ。 活性が高いせいか箔を置くと取れなくなる。 一度貼ったところはしばらくは触れない。 乾いたところは爪で擦っても剥がれることはない。 テスターで導通をみたところ抵抗値は低く問題はない。 白金箔を貼った球形コンデンサーは酸化を知らない独特の輝きで贅沢な感じだ。 アルミの安っぽい光とは別物だ。 07/04/2011
白金箔貼りのコツは切った箔の大きさに合わせて接着剤を薄く塗り、 一気に貼り付ける。吸い付くのでピンセットと竹串で 2点支持してさっと貼る。先に球形コンデンサーの端面を貼る。 もし、隙間が出来てもそこは重ね貼りすれば良い。 導通の問題はない。なお貼った後にずらすことはできない。 貼るときに撚れたりすると最悪だ。 残りの1、3相目も貼り終えたが、 最初にやった2相目とディスクの電極部分は雑なので重ね貼りした。 ディスク面のはみ出た電極部分は竹串の反対側を楔に切って削った。 貼り作業としてはまずまずの仕上がり。 触るとつるつるしていて良い感触。剥がれる心配はない。 白金張りは豪華に見える。うまくなったので残りを携帯電話にでも貼るか。
白金球形コンデンサーにした実験機
本実験ではディスク内部のすべての原子核スピンを同一位相で コーヒレントに揃える必要がある。 スピンの向きを揃える事例は他にもあるだろうが、 同一位相(同期した回転)にするためには電界を用いないとできないはずだ。 実験台に出来上がったディスクを載せて配線し、駆動すると 電流が増加していた。7.1Aが7.6Aになっている。 重量変化はなかった。白金箔を細く切って25mm×5mmの短冊にして 竹串の先に付けて探ると、高電圧の球形コンデンサーに吸い付く。 これは納得できる挙動だ。そして鉛直磁場のマグネットの内側に 近づけると同様に吸い付く。外側には付かない。 駆動を停止させるとこの動きはなくなる。この辺は追求が必要か。 しばらく駆動するとディスクと球形コンデンサーは暖かくなっていた。 電源もヒートシンクも熱い。 07/10/2011
マグネットの内側に吸い付く現象は細く切ったアルミ箔や銅箔でも同じだった。 荷造り用のポリプロピレンのひもを裂いたものでも吸い付く。 そして、マグネットの外側もよく確かめると吸い付くことがわかった。 ディスクの下側マグネットはそのままにして、 上側のマグネットを外して高周波用の61材のコアを置いても同じだった。 比抵抗の大きいカーボニル鉄のコアでも同じ。 静電気によるものか、絶縁テープを巻いたコアにしても吸い付く。 興味深いことにマグネットの外側から3〜5mmくらい離すと逆に反発することもわかった。 手で持つと振れてしまうので、机の棚に竹串を半固定にしてスイッチを 入れると明らかに反発する。1mmくらい外側へ動く。 ただし、ポリプロピレンのひもや羽毛では反応しなかった。 マグネットの数を増減させてみると、多いほうが反発力は大きい。 ディスクから1cmくらい離れると動かない。 球形コンデンサーに近すぎると吸い寄せられる。 駆動波形が悪いと反応は良くない。 試しに回転方向を逆にすると反応は半分になる。 機関の内側は集束場で外側が反発場になっているようだ。 これが補正場というものなのか? これが強く発生する条件を探す方向か。 また、臨界周波数近傍ではどうなるか? 07/17/2011
とにかく測定に引っかかれば方向性が決められる。 反発力が強く発生する条件を探すため周波数を動かしてみた。 31.37kHzから143kHzまで2μsecずつずらしてみた。 すると強くなる周波数があり、それは50kHzあたりにある。 あきらかに優位性があり最大2mmほど動く。 下側マグネット近傍も試すと弱いが同様であった。 このときの電圧を見てみると高いことがわかった。 1相目は6divもある。2、3相目は4.5ないし5divある。 やはり電圧依存性が高い。 細く切った和紙を試してみるとごくわずかはじかれる。 これはプロトンに作用しているのか? さらに電圧を上げていく方向にあるだろう。 反発場と言うよりは発散場のほうが合っているか。 円盤機関は破れ補正し、反破れを造っているため 天の川銀河の破れ圧力に対抗する力を発生すると考えられる。 この力によって空気が機体に直接当たらないので高速で空気中を飛べる。 だから目撃されるUFOの外装はどれも金属のままだ。 耐熱レンガなど貼り付ける必要はない。 07/24/2011
反発力は球形コンデンサーの間にあり当然だが3ヶ所ある。 その反発する理由は以下と考えることができよう。 まず、吸い付く原因は中心部には補正場があり試験体がその中にあるため 核スピンが同期して吸い寄せられる。 一方、マグネットの外側は補正場の外のため核スピンが同期することはなく撥かれる。 近すぎれば同期して吸い付くというようなことだろう。 確認のために箔を2枚重ねにしてみた。帯電であれば開くはずだ。 やってみると2枚共撥かれた。開くことはない。 すべての原子核スピンを同一位相でコーヒレントに 揃えたときの振る舞いは特別な意味があった。 同期していないものは寄せ付けない性質がある。 今度はマグネットの上側と内側をアルミ箔でシールドしてみた。 しかし、やや弱まるが吸い付くことには変わりがない。 そして、吸い付いたままになることもわかった。 シールドのアルミ箔とかマグネットが帯電していると思い 触ってみたが、そのままだった。検出用のアルミ箔に触っても同じだった。 停止させて数分経っても吸い付いたままになっている。 この現象は円盤機関が地表の土砂を吸い付けて飛び去る現象と考えられる。 帯電・帯磁して永久分極したままになる? だとすると細かなゴミやほこりを運ぶことになり、 どこかの母星からやって来て細菌やウィルスを地球にバラ撒いている可能性が高い。 逆に地球の空気中のゴミやほこりを持ち帰ることになり、 あまりよろしくない。 07/31/2011
撥かれる力が三相交流の差分による帯電なのか確認するために 球型コンデンサー中央間の円周上で四角のマグネットを 置いてみた。やはりディスク上であれば撥かれた。 陽子が反応するなら核スピンで、その内部のクォークの 組み合わせはuudが陽子、uddでは中性子になる。 この3つの組み合わせは水分子と同じ形状を取るだろう。 くの字にひん曲がっていると考えられる。 この形状は分極しやすく破れが強くなる。 水と同様に例外的な挙動を示しやすい。 陽子や中性子は一般に球で表現されているが、 内部はくの字になったクォーク3つが縮退して1つの原子核になっている。 時間平均としては球体だろうが、 ある瞬間を捕らえるとへんな形になっているだろう。 そのため陽子は電荷もあって電磁場で強い応答をする。 人体もしばらくそばにいると分極するようで、手が痺れてくる。 08/07/2011
ところで同じ形状の水分子は電気分解できる。 電解生成物を継続して析出させるために加えなければならない 最低電圧は水では1.67ボルト。 これ以上の電圧で電圧の上昇とともにほぼ直線的に生成物が増加するが それまでは何の反応もない。 電解液はほとんど導体とみなすことができ、 電極に接する分子1個分に1.67ボルトが加えられる。 すなわち分子1個分の大きさは約2Å=2×10-8cm。  つまり約2Åに1.67ボルトはとてつもない電圧である。 一方、チタン酸バリウム分子の大きさは(格子定数 a=b=3.992Å, c=4.038Å) 実験機の球型コンデンサー中央間の電気的円周長は214.2mmある。 間には21.42÷3÷4.038×10-8cm=1.77×108個の分子が列ぶ。 それぞれの分子に2Vを印加するとすれば 1.77×108×2V=3.53×108V=3.53億ボルト 掛けるとチタン酸バリウム分子は電気分解するだろう。 電気分解してもしょうがないが、とてつもない電圧だ。 もし、陽子内部のクォークをバラすことのできる電圧が実現できれば それは核融合レベルになる。 かつて常温核融合という話題があったが、分子1個に高い電圧を 印加できる電気分解の手法を使ったことはいいところを突いてきている。 電気分解で超高電圧を印加することはまだ実験されていないだろうから これは特別な意味がある。今までの実験は電圧が低すぎる。 水素(プロトン)の+電荷を打ち消せばいいわけだが、 この内部クォークをバラす結合エネルギーを越えれば +電荷は消え失せ『電気核融合』ができるに違いない。 電解液や電極材料によってはトンネル効果でも出れば、 気体圧縮の熱核融合よりも閾値が低い可能性がある。 ここでは陽子内部のクォークが攪拌されて縮退を変えればいいだけ なので、そこまでの電圧は不要だろうがまだ未知数だ。 実験機はチタン酸バリウムで媒体はほぼ絶縁体である。 なので巨大な電圧が要る。 おまけに当方のディスクは大きい。 懸念はしていたが、ここまでの電圧が必要とは。 そこで電気分解の手法を導入することを考えると、 媒体の一部を導体化すればよい。 すなわち、部分的に導体化されたチタン酸バリウムディスクが考えられ、 簡単には球形コンデンサー間に導体を入れて小さくする手がある。 電圧が上げられないならディスクを小さくすればいいことになり、 電極間を1/2にすれば2倍の電圧で駆動したことになる。 導体の長さは球型コンデンサー中央間の電気的円周長214.2mm÷3÷2=35.7mm。 ディスクに35.7mm(半径52mmのところで)の銅箔を3枚貼ればいい。 銅箔の在庫があったので、 1/9に切ったピザの型紙を作って銅箔を切り抜き ディスクの上下に貼り付け互いに接続した。 周波数はそのままで通電してみるとやや電圧が低い。1相目は5div。 2、3相目は3.5ないし4divに下がった。 しかし、ネオン管の点灯距離は10cmくらいはあり増大した。 駆動体が電気的に小さくなったことがわかる。 箔の反発力も1.5倍くらいになった。 周波数を倍にしてみたが、それほどでもなく反発力は落ちた。 銅箔には2divの両極の合成電圧が発生しており、すぐ発熱してくる。 08/14/2011
サイトとしては12年になったが、進歩したかと言えば前よりは良くはなった。 部分的に導体化して調整して重量変化をみたが、軽くはなっていない。 まだ、閾値に届いていないとみられる。 ディスクが発光するくらいレベルは必要なのかも知れない。 中央のマグネットと球形コンデンサー間の電位差は大きくなっている。 箔で短絡させると火花が出て箔が燃える。どの相でも同じだった。 マグネットを外してFT240-#61材にするとこの現象はほとんどない。 原因についてはマグネットの導電率が高いためらしい。 寄生発振の駆動音は大きくなっている。 銅箔が発熱してくるのは損失であり、やはりこの方法は邪道だろう。 効果を見る仮の実験としては良いかもしれないが。 元に戻すか。
・電圧向上方法としては後2個パワー素子が増設できる余地がある。
・波形がそんなに悪くないのでまだ昇圧率を上げられそう。
発振回路やドライバーから2-3cmでネオン管が点灯する電界強度があるが、 誤動作もせずよく動作するなと思う。周辺に低電圧の回路を置いて正解であった。 08/21/2011
他用で時間がなくても少しでも時間を割いて実験することにしている。 昇圧率を検討し、2相目の6段目だけを22ターン巻き足した。19:82になる。 通電してみると問題なく動作し電圧も上がるようだ。2−6段目の5個で 15倍を20倍にすることができそうだ。 08/28/2011
2個パワー素子を増設するためリングコアを6個購入した。 これで8パワー素子による8段構成の駆動ができるようになる。 これが正統の方法だ。この実験台ではこれが最大規模になる。 6div(4500Vp-p)を標準で出せるか。 積み上げたコイルを全部外して取り付け穴を開ける作業をやった。 2相目のパワー素子が不足しており、1相目に使うことにし、 2相目は型番違いの同一規格品に交換した。大きい半田ゴテで外すが、熱容量が 大きいためソースの半田は簡単に外れない。アルミ板より浮かせてなんとか外す。 パワー素子を24個取り付け、ゲート抵抗とバイアス配線し、空芯コイル を巻いて半田付けした。仮の負荷コイルを使って全数動作確認したところ 1つおかしい。半殺しのようでこの素子は使わないことにした。 外して導通をみてみるとドレイン−ソース抵抗が1桁小さかった。 まる1日かかって6パワー素子で動作確認しやっと元に戻せた。 購入したコアに巻き線するのは次回だが、0.18□の銀メッキテフロン線の残数が少ない。 電線屋に寄ったとき在庫が無いとのことだった。巻き線増をどう対処するか。 09/04/2011
リングコアを6個に銀メッキテフロン線を巻数19:60で巻いた。 巻き線は何とか間に合った。 実験する前に正規の状態にするためにディスクの銅箔を3枚を剥がした。 まず、7段構成の駆動を試すことにした。 通電してみるとやはり全体的に電圧は向上している。 ネオン管の点灯距離も伸びた。実験台全体で点灯する感じになってきた。 1、2相目は6div、3相目は4.5divだった。 3相目の電圧がいまいち低い。2相目と3相目は同じパワー素子なので、 素子の問題ではない。調べる必要がある。 09/11/2011
3相目の電圧が低い原因は矩形波に近いためで、他の相はサグっている。 ゲート入力波形に差はなかった。異常ではなさそうなのでこのままにする。 8段構成の駆動を試した。電圧を確認すると上がっていない。 原因は球形コンデンサーの引き出し線が長いためだった。 コアを積み上げているので高くなって配線が長くなっている。 従来から長いとダメなことがわかっている。 そこで軸のベークのパイプの長さを10mm延長し、高さを上げた。 そして、引き出し線が上になるようディスクを裏返しにした。 マグネットは上下を逆に貼り替えした。 これで配線が長く延びずに済むが、まだ長い。 これで再調整をすると1相目は6div、2相目は7div、3相目は5.5divだった。 全体的に電圧は向上している。ネオン管の点灯距離もさらに伸びた。 駆動してジージーうるさいと思ったら、巻き線の電源側がディスクと 接触してガラス繊維の絶縁チューブから放電していた。 巻き線を延長したハンダ部分の絶縁被覆が効いていない。 電圧が高くなったので距離を取らないとあちこち危ない。 しばらく駆動すると菜の花畑臭い。 09/18/2011
3相目の電圧が矩形波に近いので、改善すべく調整したがうまくいかない。 しょうがないので、6段構成の駆動に戻して再調整した。 発振器の立ち上がりと立ち下がりの両方を三相調整しないとダメだ。 やっぱり6段構成の駆動電圧は低い。 調整後、8段構成にして駆動を試すと各相同じ波形になった。 各相6divになった。それ以上では1/2波形が出てきてしまう。 ところで、ミュー型ニュートリノが光の速度より速く飛んでいるとする 観測結果が公表された。 ミュー型ニュートリノは光子よりも破れが少ないためだろう。 光速度と事象の地平線の速度はまったく等価ではない。昨年に理論に記述した。 光はほんのわずか破れているので事象の地平線の速度よりは遅い。 強い破れ(重力)のある地球上での実験なので、より破れが少ない ニュートリノは速い。つまり、破れに引きずられにくい。 1987Aの超新星爆発で出た光とニュートリノがほぼ同時に観測されたことは 破れの少ない宇宙空間を16.4万光年飛んできたからと思う。 本来、こういう実験は乙女座銀河団の外でしたいところだ。 地球は天の川銀河の中にあるので物理的にバイアス(重力場と破れ圧力)が掛かっている。 ミュー型ニュートリノの速度は事象の地平線の速度に近いが、 真の事象の地平線の速度はいくらか?というのが当面の物理学の課題だ。 09/25/2011
8段構成で秤の天板を外して載せると13Kgあった。 重量変化をみたが検知限以下だった。 電源を切るときにじわっと針が動くような気がするが、 まだ閾値に届いていないのだろう。1/2波形は ヒステリシスがあるので各相が相互干渉して発生しているみたいだが、 電源が限界に来ていることもある。 白金箔の反撥は強くなっており3mmほど動くようになった。 またまた、実験中に1相目のパワー素子の近辺でパンという音と共に 青いスパークが発生して実験は中断した。電源の保護回路は働いていない。 素子の破損があったのか全数の縦積み加算コイルの配線を外して 1つずつ導通をみたがどれも破損していない。 さらに1段めの動作をさせて確認した。どれも問題ない。 いったい何だったのか?再度配線し直して通電すると正常動作している。 電荷が貯まってくるのか? 10/02/2011
この現象は2回目だ。 もし、電荷が貯まってくるとしたら球形コンデンサーしかない。 電荷抜き取り動作しているし、A級動作だから電荷は貯まらないはずだ。 しかし、火花はガソリンエンジンの点火プラグの数倍だったから かなりの電圧が発生している。静電気の弱いスパークとは違う。 あれだけの音から電気的に破壊しない方がおかしいくらいだ。 あちこちネオン管で探ったが電位が異常に高そうなところはない。 注意して実験するしかない。 やっぱり球形コンデンサーの引き出し線が長いので50mmの硬質ウレタン(断熱材) をディスクの下に敷き嵩上げした。 ベークのパイプの長さを10mm 短縮して高さ調整した。 引き出し線は30mm 短くなった。これで駆動してみるとやや不安定だ。 ドライバーに近い素子のゲート抵抗を15Ωから22Ωにしたり、 ドライバーの配線に22Ωを挿入してみたりしたが、改善度はあまりない。 あるとき波形が鈍って安定なときがあり、調べるとパワー素子の配線が 1本半田忘れしていた。インダクターとして動作していることになる。 そこで、8段目の1次側をインダクターとして使い、直列にいれてみた。 多少波形が鈍るが不安定さは改善し、電源電圧が上げられた。 今後、余っている別のコアがあるので、最適巻き数にしてインダクターとし、 8段動作にすればさらに駆動電圧向上が見込める。 10/09/2011
ゲート抵抗は戻し、ドライバーの配線に挿入した抵抗も外した。 余っているH5A材 T31に3ターン巻いてマッチングインダクターとし、 7段で駆動すると比較的安定に動作した。 しかし、電圧がやや低い。15ターン巻くと電圧が回復した。 さらに4ターン追加すると8段目を1次側にしたときと同じになった。 位相ずれもなく、安定動作する。 8段動作にしても1相目は5div、2相目は6div、3相目は5.5divだった。 案外電圧が低い。しかし、周波数を変えても安定度は良かった。 これはもう少し検討をしてみたい。 結局、ローパスフィルターを付けたため高周波がカットされ ディスク内部の極間干渉が減り安定度が良くなったと思われる。 ちょっと駆動するとマッチングインダクターが発熱してくる。 10/16/2011
マッチングインダクターの巻き線がガラガラ巻きなので、 再度きれいにまき直しした。 調整すると1相目は6div、2相目は7div、3相目は6divになった。 これ以上は電源のレギュレーションが悪くなって電圧が上がらない。 60V-7Aが限界で電源の容量不足だ。昔のTransistorによる実験で 使った電源(170V-3A)をバラせばトランスが同じなので2つ並列にできる。どうするか。 10/23/2011
電源の容量不足なので実験用安定化電源を製作する。 これには相当時間が掛かりそうだ。 完成までは実験できない。 当面、実験用安定化電源2を更新する。 11/14/2011
実験用安定化電源2が完成したが、その間に“スパークの原因”を扱うことにして、 実験16をここで終了し、新規に実験17を立ち上げる。 01/18/2012

この実験での結果
  1. サール方式の検証ではローターが光速度で回転するのは無理と解ったので、 破れ補正は線速度が光速以下でもできるはずと目論んだ。 そこで、負荷コイルを8段構成にして電圧をトランス形式で縦積みにして電圧加算した。 三相交流50kHzの駆動電圧1相目は6div、2相目は7div、3相目は6divになった。(750Vp-p/div) 目標の高周波三相交流3000Vp-pを充分越えた。 15Wの直管蛍光管を近づけると点灯する強さになった。 その実験中に1相目のパワー素子の近辺でパンという音と共に 青白いスパークが発生した。 火花はガソリンエンジンの点火プラグの数倍だった。 実験回路は2回とも破損していない。 あれだけの音から電気的に破壊しない方がおかしいくらいだ。 これは駆動電圧が高くなったため、ある程度の破れ補正ができたが、 不安定のため破れが戻ってしまい、このときに破れが発生して スパークしたとみる。スパークは第0超平面空間への投影結果だ。 今のところ電荷(電気)なのか正体不明。小さなビッグバンか。 宇宙の現象を捉えることができた。 予想通り高い周波数よりも高い電圧のほうが有効だった。 ただし、かける電圧が相当高くなった。 また、超光速を必要としないとみられる。この実験の成果だ。
  2. 直列にマッチングインダクターを付けると高周波がカットされ ディスク内部の極間干渉が減り安定度が良くなった。
  3. 高電圧で実験しているせいか、球形コンデンサーのアルミが錆びて曇ってきた。 球形コンデンサーを白金箔で覆った。電流が増加し、7.1Aが7.6Aになった。
  4. 球形コンデンサーの間の3ヶ所に反発力がある。 白金箔の反撥は強くなっており3mmほど動くようになった。 同期していないものは寄せ付けない性質がある。 機関の内側は集束場で外側が反発場になっている。 これが補正場というものか。 この力によって空気が機体に直接当たらないので宇宙速度のまま空気中を飛べる。 だから目撃されるUFOの外装はどれも金属のままだ。 耐熱レンガなど貼り付ける必要はない。 ただし、故障して補正場が失われると空気中では瞬間的に燃え尽きる。 謎の1つが解明できた。
  5. 部分的に導体化されたチタン酸バリウムディスクが考えられ、 電極間を1/2にすれば2倍の電圧で駆動したことになる。 銅箔を3枚貼って通電してみるとネオン管の点灯距離は10cmくらいはあり増大した。 しかし、銅箔がすぐ発熱してくる。 効果を見る仮の実験としては良いかもしれないが、邪道なので元に戻す。
  6. 検出用のアルミ箔が駆動停止させて数分経っても吸い付いたままになっている。 この現象は円盤機関が地表の土砂を吸い付けて飛び去る現象と考えられる。 だとすると細かなゴミやほこりを運ぶことになり、 どこかの母星からやって来て細菌やウィルスを地球にバラ撒いている可能性が高い。 逆に地球の空気中のゴミやほこりを持ち帰ることになり、 あまりよろしくない。 01/22/2012


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